考察

中間期は営業損失拡大、純資産は債務超過から正転|2027年2月期 中間期短信 ほか2件

23382026年10月13日

考察

資料基準 2026年10月13日 16:16 · 更新 2026年10月13日 16:16 · 第1版

影響

中

純資産回復の持続性

見落としやすい点

暗号資産評価益は時価評価による営業外収益で、売却による現金収入とは別です。また、直ちに売却可能なETHは残らず、担保として差し入れたETHは引き続き連結貸借対照表に計上されています。

期第四半期(中間期)連結累計の売上高は、前年同期比で、営業利益はと前年同期のから赤字幅が拡大しました。経常利益はと前年同期のから損失が縮小し、中間期末の純資産はとなって、期第四半期末の債務超過から正に転じましたが、末まで資産超過を維持する必要があります。営業外の暗号資産評価益が計上された一方、営業活動では中間期に資金が減少しており、損益改善と営業キャッシュ・フローは異なる動きです。AIDCではGPU設備の再発注と顧客契約が未確定で、上場維持基準への正式適合認定はに予定する有価証券報告書の提出後となります。

本業
売上総利益は前中間連結会計期間のから当中間連結会計期間のへ減る一方、販売費及び一般管理費はからへ増加しました。AIソリューション事業は中間期累計の売上高(前年同期比減)、セグメント損失(前年同期のセグメント損失)で、ウェルネス事業も売上高(前年同期比減)に対してセグメント損失となり、前年同期の営業利益から損益が悪化しました。
お金
中間期累計の投資活動では暗号資産の売却による収入などで資金が増加した一方、営業活動では資金が減少しました。財務活動では短期借入による収入と新株式発行による収入があり、短期借入金の返済による支出は、現金及び現金同等物の中間期末残高はでした。
注意
会社は暗号資産評価益や支払手数料などの営業外損益と、自己新株予約権消却益を、主たる事業活動に起因しない会計処理等として説明しています。

次に確かめる点

  1. 次に公表される決算(期第四半期)で、GPU設備の新たな購入注文書、供給数量・納期、具体的な発注時期と支払時期を確認する。
  2. 同決算で、AIDCの正式利用契約やLOI・MOU、保証金受領について書面合意に至ったかを確認する。
  3. 上場維持基準に関し、末まで純資産が正の状態で推移し、に予定する有価証券報告書の提出を経て正式適合認定となるかを確認する。

開示(3件)

決算短信2026年10月13日 16:00開示本文を読む →

  • (1)経営成績に関する説明:各事業については、収益性、資金需要および資本効率を踏まえ、外部パートナーとの協業や外部資金の活用を含め、段階的に事業を推進しております。
  • この結果、当中間連結会計期間につきましては、売上高109百万円(前年同期比20.3%減)、営業損失354百万円(前年同期は240百万円の営業損失)、経常損失178百万円(前年同期は293百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する中間純損失146百万円(前年同期は300百万円の親会社株主に帰属する中間純損失)となりました。
  • 3) 企業向けAIソリューション事業:以上のようにAIソリューション事業を展開しており、当中間連結会計期間において、売上高は36百万円(前年同期比43.6%減)、売上構成比は33.0%(前年同期の売上構成比46.5%)となりました。
  • セグメント損失(営業損失)は200百万円(前年同期は64百万円のセグメント損失)となりました。
  • (ウェルネス事業):店舗当たりの売上機会の拡大および人員効率の改善に向け、引き続き運営体制の整備を進めてまいります。
  • これらの施策の結果、当中間連結会計期間において、売上高73百万円(前年同期比0.1%減)、売上構成比は67.0%(前年同期の売上構成比53.5%)となりました。
  • セグメント損失(営業損失)は3百万円(前年同期は7百万円の営業利益)となりました。
  • (暗号資産投資事業):具体的には、合計3,618.80 ETHを売却するとともに、保有していた5.07 BTCの全量を売却し、暗号資産の売却による収入は1,486百万円となりました。
  • 当該3,050 ETHについては、資金調達取引に関連して取引相手方に担保として差し入れており、引き続き連結貸借対照表に計上し、期末時点の市場価格に基づき時価評価を行っております。
  • また、当中間連結会計期間においては、保有するデジタルアセットの市場価格の変動に伴い、主に暗号資産評価益364百万円を営業外収益として計上いたしました。
  • (純資産):純資産合計は、前連結会計年度末に比べて346百万円増加し、2百万円となりました。
  • これは、主に第三者割当増資により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ242百万円増加し、利益剰余金が146百万円減少したことなどによります。
  • ②キャッシュ・フローの状況:当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて1,606百万円増加し、1,799百万円となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):当中間連結会計期間の営業活動の結果、減少した資金は375百万円(前年同期は171百万円の減少)となりました。
  • 収入の主な要因の内訳は、前払費用の減少57百万円であり、支出の主な要因の内訳は、暗号資産評価益364百万円、税金等調整前中間純損失145百万円等によるものです。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):当中間連結会計期間の投資活動の結果、増加した資金は1,132百万円(前年同期は377百万円の減少)となりました。
  • 主な内訳は、暗号資産の売却による収入1,486百万円によるものであり、支出の主な内訳は差入保証金の差入による支出357百万円によるものであります。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):収入の内訳は、短期借入による収入1,151百万円、新株式の発行による収入485百万円であり、支出の主な内訳は短期借入金の返済による支出795百万円によるものであります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:当社グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しいことから、当社グループの業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断し、株主・投資家の方々への誤解を招かないため、現時点では業績予想を非開示とさせていただき、今後の進捗を踏まえ算定が可能になり次第速やかに開示させていただきます。
  • (継続企業の前提に関する注記):しかしながら、これらの施策の実現可能性は市場環境や資金調達状況等に依存するため、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在しております。
  • (資金の借入れについて):当社は、2026年9月9日開催の取締役会において、当社株主であるBlackwell Cloud Co., Limitedとの間で金銭消費貸借契約を締結し、USD2,600,000(約398,684千円)を借り入れることを決議し、2026年9月10日に借入れを実行いたしました。
  • 本借入れの利率は年2.5%、返済期限は2027年12月31日であり、AIDC事業におけるデータセンターの構築、GPUサーバー及び関連設備の調達等、AIDC事業の立ち上げに必要な資金に充当するものであります。
  • (子会社借入金の肩代わり返済):当社は、2026年9月1日開催の取締役会決議に基づき、2026年9月2日付で、完全子会社であるコンパスクラウドAIジャパン株式会社がRubin Tech Inc.より借り入れていた借入金について、同社に代わり全額返済いたしました。
  • 1.返済した借入金の概要:完全子会社コンパスクラウドAIジャパン株式会社のRubin Tech Inc.に対する借入金
  • 4.返済資金の原資:2026年8月31日付で当社グループが保有する暗号資産の一部を売却して得た資金
  • 5.損益への影響:本件返済に伴い、第3四半期連結会計期間において現金及び預金並びに借入金が同額減少いたしますが、当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する中間純利益

%表示は、対前年中間期増減率/(注) 包括利益

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント損失(△)
AIソリューション事業
ウェルネス事業
計
合計
中間連結損益計算書計上額(注3)
調整額(注2)—

(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

中間連結損益計算書

項目前中間連結会計期間(自2025年3月1日至2025年8月31日)当中間連結会計期間(自2026年3月1日至2026年8月31日)
デリバティブ評価損—

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率
2027年2月期中間期

(参考) 自己資本

2027年2月期中間期

その他2026年10月13日 16:00開示本文を読む →

その他2026年10月13日 16:00開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-13
  2. 営業外収益、営業外費用及び特別利益の計上に関するお知らせ2026-10-13
  3. 上場維持基準(純資産基準)への適合に向けた計画の進捗状況について(第2回)2026-10-13