考察

中間期は増収も営業損失拡大、通期予想は据え置き|2027年2月期 第2四半期短信(日本基準) ほか1件

29362026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:11 · 更新 2026年10月15日 16:11 · 第1版

影響

中

赤字拡大と資金消費

見落としやすい点

中間期累計とは別に、第2四半期会計期間単独の売上高は前年同期比増、前四半期比増だった。

期中間期の売上高は(前年同期比)、営業損失はで前年同期のから拡大し、中間純損失も(前年同期)に拡大した。売上総利益の増加を販管費の増加が上回り、会社は売上総利益率の低下、広告投資の強化、SBIR採択に伴う研究開発投資を要因に挙げる一方、営業損失は期初計画通りと説明し、研究開発投資は翌事業年度に補助金として営業外収益で回収する予定としている。当中間会計期間の営業活動ではの資金を使用し、投資活動ではの資金を使用した。通期予想は修正せず、売上高、営業利益を計画する。中間期の売上計画進捗率はで、会社は下期の営業黒字化による通期予想達成を計画する一方、配当予想も修正せず、期の中間配当、期末予想、年間予想とした。

本業
報告セグメント「完全栄養食事業」は、中間期売上高が前年同期を上回る一方、セグメント損失も拡大した。
お金
当中間会計期間末の現金及び現金同等物はで、前事業年度末から減少し、商品は需要に応じた増産で増加した。
注意
当中間会計期間は固定資産除却損・固定資産売却損の特別損失も計上しており、中間純損失には営業損益以外の影響も含まれる。

次に確かめる点

  1. 期第四半期(〜の累計)で、累計売上高・営業損益の推移と、据え置いた通期予想への進捗を確認する。
  2. 期第四半期の決算で、営業活動・投資活動による資金の使用と現金及び現金同等物の推移を確認する。
  3. に販売を開始した中国事業について、盼盼食品グループが製造し盒馬鮮生で販売する商品の状況、計画したでの展開、当社が受け取るレベニューシェアの状況を、期第四半期の開示・説明資料で確認する。

開示(2件)

1.2027年2月期第2四半期決算短信(日本基準)(非連結)

決算短信2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • (%表示は、対前期増減率):(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無2.2027年2月期の業績予想については、「売上高」と「営業利益」のみ開示しております。
  • (1)当中間期の経営成績の概況:全体としては、「BASE BREAD チョコレート」のリニューアルを起点としたテレビCMの放映や、過去の解約層を対象としたアウトバウンドコール、自社ECと卸販売のOMO(Online Merges with Offline)を活用した復帰誘導施策など、多角的な施策が奏功し、売上高は右肩上がりに推移いたしました。
  • 特に第2四半期会計期間の売上高は4,375,859千円(前年同期比16.7%増、前四半期比10.0%増)と大きく伸長し、通期業績予想に対する売上高の進捗率は51.4%と、計画を上回るペースで推移しております。
  • 利益面においては、主力商品のリニューアルに合わせた希望小売価格の見直し等の販売戦略により売上総利益率が低下したほか、新規顧客の獲得が好調に推移したことを背景に広告投資を強化したこと、ならびに「SBIR 中小企業イノベーション創出推進事業」の採択に伴う研究開発投資を行ったことにより、営業損失は前年同期比で拡大いたしましたが、期初計画通りとなっております。
  • 広告投資は継続率を高く維持することで今後の業績に貢献する見込みであり、研究開発投資は翌事業年度に補助金として営業外収益で回収する予定であります。
  • 自社ECにおいては、第1四半期に拡大したサブスクリプション会員が売上成長を牽引したほか、リニューアル効果の定着と広告運用の内製化により、CPA(顧客獲得単価)を抑制しながら新規顧客の獲得も好調に推移いたしました。
  • その結果、自社EC売上高は5,516,721千円(前年同期比7.6%増)となりました。
  • 卸販売においては、リニューアル効果の定着に加え、販促施策が奏功したことで店頭での販売が好調に推移し、展開店舗数および店舗あたり売上高はいずれも前年同期および前四半期を上回りました。
  • その結果、卸販売売上高は2,075,961千円(前年同期比6.1%増)となりました。
  • 他社ECにおいては、リニューアルによるおいしさの向上を背景にランキングが上昇し、販売拡大につながる好循環が生まれた結果、売上高は666,077千円(前年同期比41.1%増)と大幅な増収を達成いたしました。
  • 海外事業においては、中国事業の立ち上げにリソースを集中させ、他地域での広告出稿を戦略的に抑制した結果、売上高は80,096千円(前年同期比33.3%減)となりました。
  • 一方、香港ではセブン-イレブンでの導入店舗数が1,000店舗規模まで拡大し、第2四半期会計期間の売上高は前四半期比で増収となりました。
  • また、当中間会計期間後の2026年9月10日より、中国において、現地大手食品メーカーである盼盼食品グループが製造し、アリババ集団傘下で中国チェーンストア第2位の盒馬鮮生にて販売する形で事業を開始いたしました(約600店舗での販売を計画)。
  • 本取り組みは、当社が研究開発・ブランディング・マーケティング支援を担い、売上実績の一定割合をレベニューシェアとして受け取るモデルであり、知的財産はスキームや契約により保護しております。
  • 以上の結果、当中間会計期間の売上高は8,352,359千円(前年同期比8.5%増)、営業損失は194,519千円(前年同期の営業損失は53,052千円)、経常損失は195,208千円(前年同期の経常損失は54,739千円)、中間純損失は255,247千円(前年同期の中間純損失は48,147千円)となりました。
  • (3)当中間期のキャッシュ・フローの概況:当中間会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,544,133千円となり、前事業年度末に比べ342,769千円減少いたしました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動の結果、使用した資金は1,864千円(前年同期は102,178千円の使用)となりました。
  • これは、主に税引前中間純損失214,951千円、棚卸資産の増加額143,963千円、仕入債務の増加額203,497千円、未払金の増加額184,006千円によるものであります。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動の結果、使用した資金は265,676千円(前年同期は101,095千円の使用)となりました。
  • これは主に、移転したラボの新拠点工事完了に伴う有形固定資産の取得による支出257,025千円によるものであります。

(1)経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
中間純利益

%表示は、対前年中間期増減率

3.2027年2月期の業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目売上高売上高 百万円・増減率営業利益営業利益 百万円・増減率
通期

%表示は、対前期増減率/(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

(単位:千円)

項目外部顧客への売上高セグメント損失(△)
報告セグメント 完全栄養食事業
その他(注)1
合計
中間損益計算書計上額(注)2
調整額(注)3—

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

2.2027年2月期 第2四半期決算説明資料

資料2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

営業利益利益率 (%)営業利益のYoYの減益は計画通りであり、前期と異なり⾼効率の広告投資を継続できたためであり、Q3以降の利益の源泉となる。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期第2四半期決算短信(日本基準)(非連結)2026-10-15
  2. 2027年2月期 第2四半期決算説明資料2026-10-15