考察

四半期累計は増収減益、通期予想は据え置き|2027年5月期 第1四半期短信 ほか1件

30212026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:15 · 更新 2026年10月15日 16:15 · 第1版

影響

中

主力事業の採算低下

見落としやすい点

EBITDAはで前年同期比だった一方、会社の定義は営業利益と減価償却費の合計で、減価償却費も前年同期のからへ増加しており、営業利益の減少と併せて見る必要があります。

からまでの連結累計で、売上高は(前年同期比)、営業利益は(前年同期比)でした。会社は前年同期の大口案件の反動、レンタル資産の積み上げによる減価償却費増、人員・体制強化を減益要因に挙げています。売上総利益は前年同期のからへ減り、販管費はからへ増加、支払利息もからへ増えました。ITサブスクリプション事業は売上高が(前年同期比)でもセグメント利益は(同)と減少し、ITAD事業は増収増益でした。期の通期予想は変更せず、会社は業績が期末の四半期に偏る見込みと説明しています。前期()の最終四半期単独営業利益は通期のだったため、今期の利益がどの程度期末側に寄るかが計画達成の焦点です。

本業
ITサブスクリプション事業では、当四半期の長期サブスク売上が前年同期比増、PC貸出台数が増の一方、ITサービス売上は前年同期比で、資産稼働率はでした。
お金
時点の現金及び預金はで、前連結会計年度末から減少し、短期借入金は、長期借入金も増加しました。
注意
期の期末配当予想はで修正はなく、内訳は普通配当と記念配当です。

次に確かめる点

  1. 〜を含む次回の累計決算で、売上高・営業利益の前年同期比と通期予想に対する進捗を確認する。
  2. 次回の決算説明資料で、ITサブスクリプション事業の短期レンタル・ITサービス売上や稼働率の動きが、セグメント利益の回復につながるか確認する。
  3. 次回の半期決算で、現金及び預金や借入金の動きが営業キャッシュ・フローにどう表れるか確認する。

開示(2件)

1.2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • ◆2027年5月期第1四半期連結業績について:当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高2,578,866千円(前年同期比8.3%増)、営業利益191,332千円(同40.6%減)、経常利益149,266千円(同51.0%減)となりました。
  • 長期レンタルの積み上げやITAD事業の販売拡大等により増収を確保しました。
  • 一方、前年同期の大口案件の反動、レンタル資産の積み上げに伴う減価償却費の増加、事業拡大に向けた人員・体制強化等により、営業利益および経常利益は前年同期を下回りました。
  • セグメント別では、ITサブスクリプション事業で長期レンタルのストック収益が拡大しました。
  • ITAD事業は入荷台数減少の影響を販売単価の上昇と販売強化で補い、増収増益となりました。
  • コミュニケーション・デバイス事業は旅行・観光需要と一般法人向け需要の拡大に加え、収益性の高いレンタル比率の上昇等により収益性が改善しました。
  • ◆ITサブスクリプション事業(IT機器サブスクリプション、ITサービス):企業のIT機器調達コストの平準化や運用効率化に対する需要を背景に、長期レンタルの受注が前年同期を上回り、顧客基盤の拡大とストック収益の積み上げが進みました。
  • また、企業のIT運用負荷の軽減に繋がる導入支援、運用等を含むITサービスの提案を強化しました。
  • 一方、前年同期に計上した大口の短期レンタル案件やITサービス案件の反動に加え、PC価格の高騰に伴うサブスクリプション資産への投資、長期レンタル市場における競争環境の激化、事業拡大に向けた人材確保やサービス体制の強化に伴う販売費及び一般管理費の増加等により、セグメント利益は前年同期を下回りました。
  • この結果、売上高は1,819,769千円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益は111,374千円(同50.6%減)となりました。
  • ◆コミュニケーション・デバイス事業:第1四半期連結累計期間は、国内旅行・インバウンドを中心とする旅行・観光需要が堅調に推移したほか、工場見学、研修、イベント等の一般法人向け利用も拡大しました。
  • また、レンタル案件の獲得が進み、収益性の高いレンタル売上の構成比が上昇したほか、業務効率化も寄与し、利益率が改善しました。
  • (2)財政状態に関する説明:当第1四半期連結会計期間の総資産は、15,937,633千円(前連結会計年度末比268,444千円増)となりました。
  • この内、流動資産は2,565,907千円(前連結会計年度末比538,680千円減)となりました。
  • これは、主に現金及び預金が458,545千円、売掛金が40,748千円、商品が97,370千円減少し、その他が60,496千円増加したことによります。
  • 負債は12,117,937千円(前連結会計年度末比444,116千円増)となりました。
  • この内、流動負債は6,393,336千円(前連結会計年度末比310,144千円増)となりました。
  • これは、主に短期借入金が920,000千円、1年内返済予定の長期借入金が108,921千円増加し、未払法人税等が384,255千円、その他が363,675千円減少したことによります。
  • 純資産は3,819,695千円(前連結会計年度末比175,671千円減)となりました。
  • これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益97,809千円の計上による増加と剰余金の配当273,481千円による減少であります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:当期については、第4四半期に業績が偏重する見込みであり、各事業における収益性の改善と成長施策を着実に進めてまいります。
  • 以上を踏まえ、現段階におきましては、2026年7月15日発表の連結業績予想に変更はありません。

(1)連結経営成績(累計)(2027年5月期 第1四半期・2026年6〜8月)

項目2027年5月期第1四半期2026年5月期第1四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益・増減率

%表示は、対前年同四半期増減率/(注) 包括利益

3.2027年5月期の連結業績予想(2026年6月1日~2027年5月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、通期は対前期増減率/(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年5月期
2027年5月期(予想)

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
ITサブスクリプション事業
ITAD事業
コミュニケーション・デバイス事業
計
合計
四半期連結損益計算書計上額(注)2
調整額(注)1—

(注) 1.セグメント利益の調整額△224,488千円は、主に報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る費用であります。

2027年5月期期末配当金(予想)の内訳

普通配当
記念配当

第1四半期連結累計期間

項目前第1四半期連結累計期間(自2025年6月1日至2025年8月31日)当第1四半期連結累計期間(自2026年6月1日至2026年8月31日)
支払利息

2.2027年5月期 第1四半期決算説明資料

資料2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • ⚫ IT機器の調達・運用効率化ニーズを背景に、長期レンタルの受注が前年同期を上回り、顧客基盤・ストック収益が拡大⚫ 売上高は前年同期比+5.9%、サブスク資産(純額)(※)は前期末比+7.3%、稼働率は80.8%⚫ セグメント利益は前年同期比▲50.6%。
  • ITサービスは提供領域の拡大を継続IT人材不足や情シス業務負荷の増大を背景に、IT機器の調達から運用・管理まで一貫したLCMサービスへの需要は堅調主な動向・背景指標受注・顧客基盤指標長期サブスク売上前年同期比+18.6%PC貸出台数前年同期比+10.4%資産稼働率(※)前年同期比 ▲0.4ptストック収益指標ITサービス売上前年同期比 ▲26.1%ITサービス※前年同期の大口ITサービス案件の反動に加え、その他ITサービス売上自体も減少受注額前年同期比+44.6%取引顧客数前年同期比+10.1%※サブスク資産の積み増しにより前年同期比では低下したものの、80%超を維持85%以上を目指し、さらなる改善を進める※ITサブスクリプション事業の収益性向上に向けた具体策は、14ページをご参照ください。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-15
  2. 2027年5月期 第1四半期決算説明資料2026-10-15