考察

連結売上収益は前年同月比3.5減、PARCO店舗テナント取扱高は増加|2026年9月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報…

30862026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:15 · 更新 2026年10月15日 16:15 · 第1版

影響

小

月次の事業別増減

見落としやすい点

名古屋リージョンのテナント取扱高には新規開業のHAERA分が含まれるため、同リージョンの伸びを既存施設だけの動きとは読めない。

直近の中間期累計は売上が前年同期比、営業利益がで、ともに前年を下回った。の連結売上収益は前年同月比減、総額売上高は増だった。百貨店事業の売上収益は減だった一方、SC事業は増、PARCO店舗テナント取扱高は全店計増。会社は百貨店事業について前年の万博会場売上の反動や梅田店の売場縮小を挙げ、SC事業については前年より休日数が多かったことや改装効果などを挙げており、事業別の動きが今後も続くかが論点となる。

本業
J.フロント都市開発は増収、J.フロントプライムスペースは施設事業が増収でも内装事業の減収などで全体減収となり、決済・金融事業のJFRカードは加盟店手数料の増加などで増収、その他は主力の電子デバイス部門の減収影響が大きく全体減収となった。
注意
総額売上高はIFRS売上収益と同じ指標ではなく、百貨店事業の消化仕入取引とSC事業の純額取引を総額に置き換えて算出した参考値。

開示(1件)

1.2026年9月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報告(IFRS)

月次2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • 1.セグメント別売上収益(売上高)(対前年増減率:%):2.総額売上高はIFRS売上収益のうち「百貨店事業」の消化仕入取引を総額に、「SC事業」の純額取引をテナント取扱高(総額ベース)に置き換えて算出しています。
  • 3.各セグメントの対前年増減率は、それぞれを構成する事業会社の単純合算により算出しており、セグメント内消去を含みません。
  • 1)百貨店事業:9月度の売上高は、外商売上、免税売上は前年実績を上回ったものの、前年の万博会場売上の反動減や梅田店の売場縮小によるマイナス影響が続いていることなどから、大丸松坂屋百貨店合計では、対前年▲1.9%減(除く梅田店同1.5%増)、百貨店事業合計では、同▲0.8%減(除く梅田店同2.5%増)となった。
  • 9月度の免税売上高は、大丸松坂屋百貨店合計で、対前年17.8%増(除く梅田店同22.7%増)、客数同▲6.2%減(除く梅田店同2.7%増)、客単価同25.6%増(除く梅田店同19.4%増)となった。また、国内売上高は、大丸松坂屋百貨店合計で対前年▲4.7%減(除く梅田店同▲1.6%減)、店計(除く法人・本社等)では、対前年▲1.6%減(除く梅田店同2.3%増)であった。
  • なお、10月度の大丸松坂屋百貨店の店計売上高(除く法人・本社等)は、免税売上が好調に推移しているものの、梅田店の売場面積縮小などのマイナス影響が続いていることなどから、14日までの累計で対前年▲2.4%減(除く梅田店同1.9%増)で推移している。
  • 10月度の大丸松坂屋百貨店の免税売上高は、対前年7.2%増(除く梅田店同12.3%増)、客数同▲9.0%減(除く梅田店同0.6%増)、客単価同17.8%増(除く梅田店同11.6%増)、また、店計国内売上高(除く法人・本社等)は、対前年▲4.3%減(除く梅田店同▲0.3%減)で推移している。
  • 3)デベロッパー事業、決済・金融事業、その他:デベロッパー事業は、J.フロント都市開発が増収、J.フロントプライムスペースでは、施設事業で増収となったものの、内装事業で減収となったことなどから、全体では減収となった。
  • 決済・金融事業のJFRカードは、加盟店手数料が増加したことなどから増収となった。
  • その他は、卸売業の大丸興業で産業資材部門が大幅な増収となったものの、主力の電子デバイス部門の減収影響が大きく、全体でも減収となった。
  • 3.営業概況:婦人服・洋品は、ラグジュアリーブランドが好調を持続したほか、ニットやジャケットなどの秋物衣料品が動いたものの、梅田店の大型改装に伴う面積縮小のマイナス影響が大きかったことなどから、対前年▲1.2%減となった。紳士服・洋品は、コートなどが大きく売上を伸ばしたものの、梅田店の売場面積縮小によるマイナス影響が大きく、対前年▲3.0%減となった。身回品では、梅田店のほか名古屋店の売場縮小のマイナス影響が大きく、対前年▲40.6%減となった。雑貨では、化粧品が好調に推移したほか、外商顧客を中心に宝飾品や時計が大きく売上を伸ばしたことなどから、全体では対前年6.3%増となった。食料品では、天候不順による入店客数の減少影響が大きく、対前年▲2.2%減となった。
  • 1.店舗別テナント取扱高(対前年増減率:%):※ 名古屋リージョンには、名古屋PARCOのテナント取扱高および2026年6月11日に開業しましたHAERAの取扱高を含んでいます。
  • 3.営業概況:9月度のパルコ店舗テナント取扱高は、シルバーウィークの大型連休により前年に比べ休日数が1日多かったことに加え、店舗の改装効果や訪日外国人客の取り込み効果、キャラクターショップやアニメ・ゲーム関連コンテンツの好調などが寄与し、15店舗中13店舗で前年実績を上回り、全店計で対前年11.5%増となった。
  • 店舗別では、6月に新規開業したHAERAの好調が持続したことに加え、改装効果によりキャラクターショップやアニメ・ゲーム関連コンテンツなどが好調だった名古屋リージョンが対前年38.8%増となった。また、キャラクターショップや旅行カウンターなどが好調だった吉祥寺PARCOが同18.9%増、キャラクターショップや雑貨・シューズなどが好調だった札幌PARCOが同16.9%増、改装効果に加えキャラクターショップなどが好調だった広島PARCOが同16.5%増となったほか、PARCO_ya上野が同13.3%増、池袋PARCOが同11.7%増の大幅伸長となった。
  • アイテム別では、HAERAにおけるレストランや食品物販の好調が持続したことなどにより、飲食が対前年18.1%増、食品が同14.2%増となった。また、HAERAの新規開業効果に加え、名古屋リージョン、渋谷PARCO、心斎橋PARCOを中心とした改装効果などにより、衣料品が同12.9%増となった。

1.店舗別テナント取扱高(対前年増減率:%)

項目9月度
札幌PARCO
仙台PARCO
浦和PARCO
池袋PARCO
PARCO_ya上野
ひばりが丘PARCO
吉祥寺PARCO
渋谷PARCO
錦糸町PARCO
調布PARCO
静岡PARCO
名古屋リージョン※
うち名古屋PARCO
心斎橋PARCO
広島PARCO
福岡PARCO
全店計
既存店計

※ 名古屋リージョンには、名古屋PARCOのテナント取扱高および2026年6月11日に開業しましたHAERAの取扱高を含んでいます。

表の値は開示本文から取りました。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年9月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報告(IFRS)2026-10-15