考察

中間期は増収増益、通期業績予想は据え置き|2027年2月期 中間期短信 ほか1件

35582026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:07 · 更新 2026年10月15日 16:07 · 第1版

影響

中

増益基調と通期計画維持

見落としやすい点

商品取扱高の記載は当中間連結会計期間から相殺前に変更されており、前年差を見る際は表示基準の変更を踏まえる必要がある。

期中間期の連結売上高は(前年同期比)、営業利益は(前年同期比)となった。売上総利益は(前年同期比)、販売費及び一般管理費は(前年同期比増)で、会社は物流フローやウェブ広告の効率化などで販管費の増加を抑えたと説明している。会社は取扱高・売上高の増加要因を主にd fashionの復調とロイヤル等のM&Aと説明し、同中間期のブランド事業売上高は(対前年)に伸びた一方、プラットフォーム事業売上高は(対前年)だった。親会社株主に帰属する中間純利益は(前年同期比)となり、通期の売上高・営業利益の予想は変更なし。M&AやPMIに伴う特別損益・税金費用の変動要素が大きいとして、親会社株主に帰属する当期純利益の予想は未定で、配当予想も現時点で未定としている。

本業
会社は中間期の取扱高・売上高の増加要因を、d fashionの復調とロイヤル等のM&Aと説明している。
お金
期中間期の営業活動によるキャッシュ・フローはで、前年同期のを下回った。時点の現金及び現金同等物は。
注意
当中間連結会計期間の特別利益合計は(うち、広州東品文化発展有限公司の関係会社株式売却益)、特別損失合計は。親会社株主に帰属する中間純利益の増加にはこの売却益が含まれるため、営業利益の増加とは分けて読む必要がある。

次に確かめる点

  1. 次回の期第四半期決算(〜を含む累計)で、売上高・営業利益を前年同期の累計と比較し、ブランド事業の伸びとプラットフォーム事業の動きを確認する。
  2. を効力発生日とする吸収合併後の費用や事業運営について、次回の期第四半期決算で会社の説明を確認する。
  3. 変更のない期通期業績予想に対する次回決算の累計進捗と、会社が予想を修正するかを確認する。

開示(2件)

1.2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • (注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無:(注)2027年2月期の配当予想につきましては、現時点では未定であります。
  • (注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無:(注)2027年2月期の連結業績予想に関し、親会社株主に帰属する当期純利益は、M&AやPMIの進捗に伴う特別損益や税金費用の変動要素が大きく、現時点で合理的な算定が困難なため未定としております。
  • 4.内部取引相殺前取扱高:取扱高及び売上の増加は、主にd fashionの復調、及び、ロイヤル等のM&Aによるものです。
  • 販売管理費は、M&A及びロコポートⅠの稼働開始に伴う増加があったものの、物流フローの効率化やウェブ広告の効率化、各種手数料の引き下げ、本社・倉庫の集約を中心とした組織運営の効率化によって7,037,139千円(前年同期比15.7%増)にとどめました。
  • これらの結果、EBITDAは1,748,925千円(前年同期比28.7%増)、営業利益は1,470,208千円(前年同期比45.7%増)、経常利益は1,598,164千円(前年同期比46.1%増)、親会社株主に帰属する純利益は931,004千円(前年同期比62.4%増)となりました。
  • ② プラットフォーム事業:プラットフォーム事業につきましては、ブランドの自社公式EC支援(BOEM、ECS)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品及び品揃え補強(LOCOCHOC)の運営等を行っております。
  • 「BOEM」「ECS」における支援ブランド数は、当中間連結会計期間末時点で37ブランドとなりました。
  • これにより、当中間連結会計期間の商品取扱高は5,385百万円、(対前年増減率22.1%減)、売上高は2,255百万円(対前年増減率3.4%減)となりました。
  • ③ ブランド事業:ブランド事業では、前第1四半期連結累計期間よりマルタミ、ブルーシンシアが加わり、同2ブランド及び、Reebok、FASCINATE、MANGO、ROYALを、EC、店舗、卸売を通じて運営しております。
  • 当該事業の当中間連結会計期間の商品取扱高は5,636百万円(対前年増減率80.7%増)、売上高は5,580百万円(対前年増減率81.2%増)となりました。
  • (キャッシュ・フローの状況):当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は3,416,923千円となりました。
  • a.営業活動によるキャッシュ・フロー:営業活動により得られた資金は967,627千円となりました。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年2月期の通期の業績予想につきましては、2026年5月27日に公表しました通期の業績予想に変更はありません。
  • 事業分離(子会社株式の譲渡):当社は、2026年5月15日付で当社の連結子会社である広州東品文化発展有限公司の全株式を、広州海淘国際貿易有限公司に譲渡する「株式譲渡契約」を締結し、2026年5月28日に全株式の譲渡を実施しました。
  • 本件株式譲渡により、広州東品文化発展有限公司は当社の連結の範囲から除外しております。
  • (1) 譲渡損益の金額:関係会社株式売却益50,475千円
  • (2) 企業結合日:2026年8月14日(株式取得日)
  • 2026年8月31日(みなし取得日)
  • (5) その他取引の概要に関する事項:非支配株主が保有する株式を全て取得し、同社を当社の完全子会社とするものです。
  • (重要な後発事象):当社は、2026年8月17日開催の取締役会において、当社を吸収合併存続会社、当社の完全子会社であるANBUR LEAGUE株式会社、株式会社FASCINATE、株式会社ブルーシンシア、ARIGATO株式会社、株式会社ロイヤル、株式会社ロイヤルロジスティクスを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、2026年10月1日を効力発生日として合併いたしました。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率—

%表示は、対前年中間期増減率/(注)包括利益

3.2027年2月期の連結業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率

%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無/(注)2027年2月期の連結業績予想に関し、親会社株主に帰属する当期純利益は、M&AやPMIの進捗に伴う特別損益や税金費用の変動要素が大きく、現時点で合理的な算定が困難なため未定としております。/※1内部取引相殺前取扱高(3PL(物流受託)を除く)/※2 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれんの償却額

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無/(注)2027年2月期の配当予想につきましては、現時点では未定であります。

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産
2027年2月期中間期
2026年2月期

2.2027年2月期 第2四半期決算説明会資料

資料2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • 収益性に関しては、24年以降にグループ参画したマガシークやロイヤル等の「物流 x IT」統合を軸とする PMI が今年度も効果を発揮し、 EBITDAは + 28.7% 、営業利益は + 45.7% 、当期純利益は + 62.4% と大幅増で着地致しました。
  • しかしこの第二四半期からは、 d fashion のゴールドカード会員様の取り込みが奏功し取扱高を大きく伸ばした事に加えて、 LOCONDO をはじめとする ECモール事業において「 ARPUを押し上げるクーポン策」も効果を発揮し、この第二四半期のみの取扱高は + 10.8% と二桁成長を実現致しました (第一四半期は +1.3%) 。
  • また同時に自己資本比率51.6% (非支配株主持分を含めると58.4% )と極めて高い財務健全性を保持しており、これは今後も積極的な M&A を進めて行くにあたって、金融借入のキャパシティに相当な余裕がある事の証左でもあります(現状、金融機関からの借入はゼロの無借金)。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-15
  2. 2027年2月期 第2四半期決算説明会資料2026-10-15