考察

通期連結業績が予想下回る、関係会社株式を全額評価損|2026年8月期 短信 ほか2件

36472026年10月13日

考察

資料基準 2026年10月13日 17:18 · 更新 2026年10月13日 17:18 · 第1版

影響

中

予想未達と営業資金流出

見落としやすい点

連結売上高の増加には、株式会社MF6の売上高を当連結会計年度から連結した影響が含まれます。

当連結会計年度の連結売上高は前回予想のに対し実績となり、営業損失は前回予想のから実績へ拡大しました。次期通期予想は売上高、営業損失とする一方、当連結会計年度の営業活動ではの資金を使用し、期末の現金及び現金同等物はでした。関係会社株式評価損は当社個別決算に限られ連結業績に影響しませんが、会社は継続企業の前提に関する重要な不確実性を認めています。会社が挙げた予想未達の要因は、系統用蓄電所の売却交渉の遅れ、化粧品の販売開始や供給・販売体制整備の遅れ、ライブコマース事業の利益率未達で、売却の進展と各事業の収益化が焦点です。

本業
当連結会計年度のライブコマース事業は売上高、セグメント利益を計上した一方、環境エネルギー事業とサステナブル事業はともにセグメント損失で、連結営業損失はでした。
お金
当連結会計年度の営業活動で使用した資金の主な要因には、棚卸資産の増加、仕入債務の減少などがあります。
注意
当連結会計年度は受取和解金などの特別利益を計上しており、親会社株主に帰属する損失の縮小を本業の改善だけで捉えないよう注意が必要です。

次に確かめる点

  1. 系統用蓄電所の事業用地・電力接続権の売却が成立する時期と売上計上される期を、売却に関する適時開示で確認する。
  2. 株式会社アスリナR&Dの化粧品販売後の売上・セグメント損益が、期の次回四半期決算の累計でどう動くかを確認する。
  3. 継続企業の前提に関する重要な不確実性の記載と財務基盤の進捗を、期の次回四半期決算で確認する。

開示(3件)

決算短信2026年10月13日 17:00開示本文を読む →

  • (1) 経営成績の概況:以上の結果、当連結会計年度における売上高は885百万円(前期比46.0%増)となりました。
  • 主な要因としては、当連結会計年度では、株式会社MF6を連結子会社とし同社の売上高を当連結会計年度から連結したことによるものであります。
  • 損益の状況については、環境エネルギー事業において、販売用不動産の系統用蓄電所を2026年8月期に販売見込としておりましたが、売却候補先との交渉に時間を要していること、サステナブル事業において、新商品の基礎化粧品の販売開始が開発に時間を要したことに加え、中東情勢の影響により販売数が計画より下回ったこと、ライブコマース事業において、売上は計画通りに推移したものの在庫の回転期間を短縮しキャッシュ・フローの改善を重視した結果、利益面において計画を下回る結果となったこと等から、連結営業損失は321百万円(前年同期は299百万円の損失)、連結経常損失は333百万円(前年同期は311百万円の損失)と営業損益、経常損益ともに損失の計上となりました。
  • また、特別利益として受取和解金、違約金収入、負ののれん発生益等を計上したものの、親会社株主に帰属する当期純損失は301百万円(前年同期は315百万円の損失)となりました。
  • (3) キャッシュ・フローの状況:当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は178百万円(前期比67.9%減)となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):当連結会計年度において、営業活動の結果使用した資金は592百万円(前期は282百万円の獲得)となりました。
  • その主な要因は、税金等調整前当期純損失283百万円の計上、棚卸資産の増加180百万円、仕入債務の減少91百万円、未払又は未収の増減額75百万円、前受金の減少45百万円等の減少要因と、その他の増減114百万円等の増加要因によるものであります。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):当連結会計年度において、財務活動の結果獲得した資金は262百万円(前期は54百万円の使用)となりました。
  • その主な要因は、株式の発行による収入244百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入126百万円等の増加要因と、短期借入金の増減額60百万円、割賦債務の返済による支出37百万円等の減少要因があったことによるものであります。
  • (4) 今後の見通し:当社グループは、2026年2月19日付公表の「株式会社MF6株式の取得(子会社化)及び新たな事業の開始に関するお知らせ」のとおり、株式会社MF6の発行済株式の60%を取得し、2026年3月1日より連結子会社化するとともに、新たにライブコマース事業を開始いたしました。
  • 以上の結果、2027年8月期の通期の連結業績につきましては、売上高2,343百万円(当連結会計年度比164.7%増)、営業損失92百万円(当連結会計年度は321百万円の損失)、経常損失98百万円(当連結会計年度は333百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は139百万円(当連結会計年度は301百万円の損失)を見込んでおります。
  • (5) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当:当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けており、将来の事業展開と経営成績及び財務状態等を勘案しながら配当を実施することを基本方針としております。
  • しかしながら、2026年8月期の配当につきましては、2023年8月期から4期にわたって重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したこと、新規事業の構築に手元資金が必要なことなどから、誠に遺憾ながら無配とさせていただきます。
  • なお、2027年8月期の配当につきましては、現時点では未定であります。
  • (6) 継続企業の前提に関する重要事象等:当社グループは、2023年8月期から4期連続して重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。
  • また、当連結会計年度においては、株式会社MF6を子会社とし売上高は改善したものの、キャッシュ・フローにおいては重要なマイナスの営業キャッシュ・フローの計上となりました。
  • これらの状況から、依然として継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
  • 重要な事業の譲受:当社は、2026年9月16日開催の取締役会において、民事再生手続中の株式会社MAKE VALUE(以下「MV社」といいます。)が営むテキスタイル事業について、裁判所の許可が得られることを条件として、当該事業を譲り受け、新たな事業として開始すること(以下「本事業譲受け」といいます。)を決議いたしました。
  • また、2026年9月17日付けで、MV社との間で当該裁判所の許可が得られることを効力発生の条件とした事業譲渡契約(以下「本契約」といいます。)を締結いたしました。
  • なお、2026年9月24日付けで、裁判所より当該許可が得られたことから、本事業譲受けの実施が確定いたしました。

(1)連結経営成績(2026年8月期 通期・2025年9月〜2026年8月)

項目2026年8月期2025年8月期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益

%表示は対前期増減率/(注)包括利益

3.2027年8月期の連結業績予想(2026年9月1日~2027年8月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益
1株当たり当期純利益

%表示は、通期は対前期増減率

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2025年8月期
2026年8月期

(注)2027年8月期の配当予想につきましては、現時点では未定とさせていただきます。

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益又はセグメント損失(△)
環境エネルギー事業
サステナブル事業
ライブコマース事業
合計
連結財務諸表計上額(注)2
調整額(注)1—

(注)1.調整額の内容は以下のとおりです。

(連結損益計算書)

項目当連結会計年度(自2025年9月1日至2026年8月31日)
受取和解金
違約金収入
負ののれん発生益
特別利益合計

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産
2026年8月期

(3)連結キャッシュ・フローの状況

項目営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高
2026年8月期

業績予想の修正2026年10月13日 17:00開示本文を読む →

その他2026年10月13日 17:00開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. (訂正・数値データ訂正)「2026年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の 一部訂正について2026-10-13
  2. 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-13
  3. 関係会社株式評価損の計上及び通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ2026-10-13