考察

第1四半期は増収増益、映像制作事業が黒字転換|2027年5月期 第1四半期短信

37912026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:18 · 更新 2026年10月15日 16:18 · 第1版

影響

中

営業増益と通期計画据え置き

見落としやすい点

映像制作事業は黒字転換した一方、一部作品では制作期間の長期化による人件費増や外注費高騰を受け、受注損失引当金を計上している。

当期第四半期連結累計期間は、売上高(前年同期比)、営業利益(同)、経常利益(同)、親会社株主に帰属する四半期純利益(同だった。売上総利益は前年同期のからへ増え、販管費の増加を上回る粗利の伸びが営業増益の中心となった一方、当第四半期連結累計期間の営業利益はで、期第四半期単独の営業利益には届かなかった。持分法による投資利益は前年同期のからへ増えた一方、法人税等合計もからへ増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加率は経常利益の増加率を下回った。通期業績予想は公表値から変更なく、売上高(前年同期比)、営業利益(前年同期比)を据え置いた。年間配当予想はで、期実績のから増配となる予想を維持し、直近公表予想から修正はない。

本業
映像制作事業は前年同期の営業損失から営業利益へ転換した一方、版権事業の営業利益は前年同期比減、商品販売事業の営業損失は(前年同期はの営業損失)に拡大した。
お金
前連結会計年度末から現金及び預金が増加した一方、当第四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
注意
版権事業の営業利益減について、会社は売上高の減少に加え、減価償却費が前年同期より増加したことを説明している。

次に確かめる点

  1. 次回決算短信で、期第四半期連結累計期間の売上高・営業利益を前年同期の累計値と比較し、業績予想の修正有無を確認する。
  2. 同じ決算短信で、映像制作事業の受注損失引当金や制作期間長期化による費用、商品販売事業の先行費用が各事業の収益性にどう反映されたかを確認する。
  3. 期第四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローが公表されたら、同じ期間の純利益と同方向か、現金及び預金の変化と合わせて確認する。

開示(1件)

1.2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • (1)当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更:有:新規1社(社名)恒星の向こう側製作委員会、除外-社(社名)-
  • (1)当四半期の経営成績の概況:当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。
  • 一方で、地政学的リスクの高まりや資源価格の高騰、これらに伴う物価上昇や自然災害の影響等、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
  • また、金融市場の変動については、注視していく必要がある状況であります。
  • このような事業環境のもと、当社グループはアニメーション作品の企画・制作を行う映像制作事業、コミック雑誌等の企画・製造、販売及び電子コミックスの配信を行う出版事業、作品の二次利用による印税・収益分配金等を得る版権事業、キャラクター商品の卸販売等を行う商品販売事業を中心に取り組んでまいりました。
  • これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,306,022千円(前年同期比7.9%増)、経常利益は384,408千円(前年同期比81.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は290,620千円(前年同期比45.8%増)となりました。
  • ① 映像制作事業:一部の作品については、制作期間の長期化による人件費の増加や外注費等が高騰しており、受注損失引当金を計上しております。
  • 以上により、当事業の売上高は2,250,022千円(前年同期比18.9%増)、営業利益は276,625千円(前年同期は136,609千円の営業損失)となりました。
  • ② 出版事業:出版事業におきましては、コミックス「リィンカーネーションの花弁24巻」「侯爵嫡男好色物語~異世界ハーレム英雄戦記10巻」等、新刊コミックス・書籍47点を刊行しました。
  • なお、2026年4月よりテレビアニメとして放送された「リィンカーネーションの花弁」については、電子書籍の新刊・既刊共に売上に貢献したほか、電子書店におけるストア全体施策による売上増がありましたが、紙書籍を含めた全体の売上においては刊行スケジュールの兼合いもあり、前年同期を若干下回る結果となりました。
  • 以上により、当事業の売上高は536,226千円(前年同期比3.4%減)、営業利益は80,234千円(前年同期比10.9%減)となりました。
  • ③ 版権事業:以上により、当事業の売上高は、386,685千円、(前年同期比22.7%減)、減価償却費は前年同期と比べ増加し、営業利益は90,057千円(前年同期比72.1%減)となりました。
  • ④ 商品販売事業:商品販売事業におきましては、ポップアップストアの開催やテーマカフェでの国内販売において、「ハイキュー!!」や「進撃の巨人」の関連商品が好調に推移し、また、I.G & WIT Anime Studio Store への卸売りを行いました。
  • 以上により、当事業の売上高は64,567千円(前年同期比34.1%増)、今後の商品販売の展開に向けて費用が先行したことにより営業損失は41,525千円(前年同期は19,689千円の営業損失)となりました。
  • ① 資産:資産におきましては、前連結会計年度末に比べ758,887千円増加し15,901,009千円となりました。
  • 主な要因は、現金及び預金が529,808千円、投資有価証券が173,104千円増加し、一方、売掛金及び契約資産が143,695千円、コンテンツ資産が7,748千円減少したことによるものであります。
  • ③ 純資産:純資産におきましては、前連結会計年度末に比べ295千円減少し9,984,146千円となりました。
  • 主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払等の結果、利益剰余金が118,738千円、自己株式の取得により自己株式が130,045千円増加したことによるものであります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年5月期の業績予想につきましては、2026年7月15日に公表いたしました連結業績予想に変更はありません。
  • (四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記):当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。

(1)連結経営成績(累計)(2027年5月期 第1四半期・2026年6〜8月)

項目2027年5月期第1四半期2026年5月期第1四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益・増減率

%表示は、対前年同四半期増減率/(注)包括利益

3.2027年5月期の連結業績予想(2026年6月1日~2027年5月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年5月期
2027年5月期(予想)

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益又は損失(△)
映像制作事業
計
合計
出版事業
版権事業
商品販売事業
その他(注)

(4)発行済株式数(普通株式)

項目2027年5月期1Q2026年5月期
2 期末自己株式数

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-15