考察

2026年8月期の赤字拡大、2027年8月期も損失予想|2026年8月期 短信・支配株主等に関する事項 ほか1件

38152026年10月9日

考察

資料基準 2026年10月9日 15:50 · 更新 2026年10月9日 15:50 · 第1版

影響

大

特別損失の純資産圧迫

見落としやすい点

「きゃらデン」は付のお知らせで減損見込みとされたものの、期連結決算では減損不要と判断され、通話型 Web サービス向けの資金も全額が「きゃらデン」向けではありません。

期の連結売上高は(前年同期比減)、営業損失は、親会社株主に帰属する当期純損失はとなり、前年同期から損失が拡大しました。特別損失は、直近公表の末純資産比に当たり、付の計上見込から増加しました。営業活動により資金が減少し、期末の現金及び現金同等物はです。期も損失を見込む計画で、費用削減と占い事業の回復が計画にどこまで表れるかが焦点です。

本業
期の占い事業は売上高(前年同期比減)、営業利益(同減)でした。データ・テクノロジー事業は売上高(前年同期比増)ながら営業損失で、前年同期の営業損失から拡大しました。連結では売上総利益が減る一方、販売費及び一般管理費はほぼ横ばいでした。
お金
期の営業活動によるキャッシュ・フローは資金が減少(前連結会計年度は減少)、現金及び現金同等物は期末で前期末比減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローも資金が減少し、新株予約権の行使による収入に対し、長期借入金返済による支出がありました。
注意
期から報告セグメント区分を変更し、前年比較は変更後の区分で作成されています。期予想の販管費には株主優待費用を織り込み、期には本店移転補償金と「LoungeRange」の事業譲渡益も特別利益として計上しました。

次に確かめる点

  1. 期第四半期(〜)累計で、前年同期の累計と比べた売上高・営業損失と、占い事業の費用削減効果を確認する。
  2. 予定の第三者割当の払込と新株予約権の割当について、届出の効力発生や実行状況、行使を含む実際の資金調達状況を開示で確認する。
  3. 次の期第四半期決算で、累計の営業活動によるキャッシュ・フローと期末の現金及び現金同等物を確認し、資金流出が続くかを見る。

開示(3件)

決算短信2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

  • 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結):定時株主総会開催予定日2026年11月21日配当支払開始予定日 ―有価証券報告書提出予定日2026年11月21日決算補足説明資料作成の有無:有決算説明会開催の有無:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • (1)当期の経営成績の概況:当連結会計年度においては、主力である占いコンテンツ及びチャット占いサービスの利用動向が低調に推移したことに加え、データ・テクノロジー事業における人材採用に伴う採用費及び人件費、システム開発に係る業務委託費等の先行投資が生じたことから、売上高は、前期を下回って推移すると同時に、先行費用が生じました。
  • また、管理部門において、IR強化に向けたコンサルタント費用、本店オフィスの移転費用18百万円及び中間株主優待導入に伴う株主優待費用62百万円等を計上したことが、利益を押し下げる要因となりました。
  • 具体的には、不採算事業の整理・縮小、業務委託費の見直し、生成AIを活用した業務の内製化等を進めるとともに、経営資源を収益性の高い既存事業及び成長が期待される事業へ重点的に配分する体制への転換を進めております。
  • これらの施策による本格的な収益改善効果は2027年8月期以降に寄与するものと見込んでおりますが、当連結会計年度の後半からは、一部の事業及び施策において改善の兆しもみられており、また、占い事業において、8月にリリースした新規占いコンテンツが堅調な滑り出しとなっている他、データ・テクノロジー事業においては、「きゃらデン」が収益改善に向けた取り組みの進展により黒字を維持しております。
  • さらに、BtoB領域においては、当社が長年培ってきた占い分野の知見を活用し、神田明神文化交流館において「占い」と「推し活」を組み合わせたイベントを実施するなど、デジタル領域に留まらない新たな事業機会の創出にも取り組みました。
  • なお、当連結会計年度においては、特別損益として、本店オフィスの移転に伴う補償金43百万円及びフランチャイジーとして運営していたシミュレーションゴルフ店舗「LoungeRange」の事業譲渡益4百万円を計上しております。
  • 一方、当社では、2026年6月3日付「コスト削減等の施策の実施及びこれに伴う特別損失の計上並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ」にて、特別損失の計上見込みについてすでに公表しておりましたが、事業構造改革の実施に伴い、各事業に係る資産の収益性及び利用方針をさらに精査いたしました。
  • その結果、2027年8月期からの大幅な収益回復に向けて、占い事業における新たな制作用システム(新フレームワーク)、占いサイト「占い大百科」及び電話占いシステムの一部に係るソフトウェア及びソフトウェア仮勘定について除却処理を行い、固定資産除却損82百万円を計上した他、占い事業における管理システム及びその他事業におけるBtoB向けソリューションサービスのシステムに係るソフトウェア及びソフトウェア仮勘定について、減損損失142百万円を計上いたしました。
  • これらにより、合計225百万円を特別損失として計上しております。
  • 以上の結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高1,612百万円(前年同期比13.9%減)、営業損失533百万円(前年同期は営業損失323百万円)、経常損失537百万円(前年同期は経常損失317百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失716百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失508百万円)となりました。
  • ① 占い事業:当連結会計年度においては、新フレームワークの開発及び運用開始が当初計画より遅延したことに加え、実運用においても当初期待した効果を十分に得るには至らず、新規コンテンツの投入及び既存コンテンツのリニューアルが十分に進捗しなかったことから、収益に影響を及ぼしました。
  • また、電話・チャット占いにおいても、人気占い師の離脱及び生成AIの普及等によるユーザー行動の変化を背景として相談件数が減少し、前期を下回る結果となりました。
  • 以上の結果、当連結会計年度における占い事業の売上高は1,491百万円(前年同期比15.3%減)、営業利益221百万円(前年同期比42.7%減)となりました。
  • ② データ・テクノロジー事業:以上の結果、当連結会計年度におけるデータ・テクノロジー事業の売上高は113百万円(前年同期比14.1%増)、営業損失171百万円(前年同期は営業損失131百万円)となりました。
  • ③ その他事業:以上の結果、当連結会計年度におけるその他の売上高は7百万円(前年同期比42.8%減)、営業損失14百万円(前年同期は営業損失32百万円)となりました。
  • なお、「Coréelle JAPAN」につきましては、2026年10月をもってサービスの提供を終了する予定であります。
  • (純資産の状況):当連結会計年度の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して399百万円減少し、308百万円となりました。
  • (3)当期のキャッシュ・フローの概況:当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して778百万円減少し、816百万円となりました。
  • ① 営業活動によるキャッシュ・フロー:営業活動により減少した資金は、476百万円(前連結会計年度は220百万円の減少)となりました。
  • ■その他事業:以上を踏まえ、当社グループが予想する2027年8月期の連結業績数値は次のとおりです。
  • (5)継続企業の前提に関する重要事象等:当社グループは、前々連結会計年度および前連結会計年度において営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、当連結会計年度におきましても、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。
  • こうした状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
  • このような状況を解消するべく、当社グループは、2026年6月3日にお知らせした、コスト削減等の施策を継続的に実施しており、一定の効果を出しております。
  • また、資金面においては、2026年10月5日にお知らせしたとおり、第三者割当による新株発行及び新株予約権の発行が予定されており、純資産は前期末以上の水準に改善する見込みです。
  • こうした具体的な対応策を実施又は継続することによって、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
  • (無担保転換社債型新株予約権付社債の償還及び第三者割当による新株式の発行):当社は、2026年10月5日付開催の取締役会において、当社が2025年5月23日の取締役会決議に基づき発行した株式会社メディア工房第3回新株予約権及び株式会社メディア工房第1回無担保転換社債型新株予約権付社債について、2026年11月5日時点でマイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社が保有する株式会社メディア工房第3回新株予約権の全てを取得・消却し、同じくマイルストーン社が保有する株式会社メディア工房第1回新株予約権付社債の全てを、2027年8月31日までの間に償還することを決議いたしました。
  • 2.償還する第1回新株予約権付社債の概要:また、当社は、同取締役会において、以下のとおり、ULTIMATE CLASSIC INVESTMENT LLCに対し、第三者割当により発行される新株式の発行及び第4回新株予約権の発行並びに割当予定先との間で第三者割当契約を締結することを決議いたしました。

(1)連結経営成績(2026年8月期 通期・2025年9月〜2026年8月)

項目2026年8月期2025年8月期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益

%表示は対前期増減率

3.2027年8月期の連結業績予想(2026年9月1日~2027年8月31日)

項目通期
売上高
売上高百万円・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益
1株当たり当期純利益

%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率/※2027年8月期の通期業績見通しは、各事業の見通しに基づき予測する数値となっております。各事業の進捗並びに業績に与える影響を精査の上、当該連結業績予想に変更が生じた際は、速やかに訂正・開示いたします。

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2025年8月期
2026年8月期
2027年8月期(予想)
売上高
営業損失
経常損失
親会社株主に帰属する当期純損失

その他2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

その他2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 支配株主等に関する事項について2026-10-09
  2. 2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09
  3. 特別損失の計上に関するお知らせ2026-10-09