考察

2026年8月期は増収・営業増益、純利益は大幅増|2026年8月期 短信 ほか1件

40152026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 13:46 · 更新 2026年10月15日 13:46 · 第1版

影響

中

売上計画未達と営業CF縮小

見落としやすい点

親会社株主に帰属する当期純利益の大幅増には、期に「iDを用いた独自Payとの連携サービス」で計上した特別損失が期にはなかった比較影響も含まれ、本業の伸びだけとは区別して読む必要があります。

期の連結売上高は(前年同期比)、調整後EBITDAは(同)、営業利益は(同)、親会社株主に帰属する当期純利益は(同でした。期の通期予想は売上高(前年同期比)、調整後EBITDA(同)、営業利益(同)、親会社株主に帰属する当期純利益(同で、配当は期実績・期予想とも無配(、)です。期初想定に対する売上高の達成率はで、会社はキャッシュレス事業の新規サービス目標未達と一部既存顧客の売上低下を要因に挙げました。一方、調整後EBITDAと営業利益の達成率はそれぞれ、で、営業利益の上振れには採用の遅れに伴う人件費の未消化が影響したと説明しています。期の営業CFはで、期のから縮小しました。

本業
連結売上総利益は(前期)に増え、販管費も(前期)に増加しました。セグメントではデジタルサイネージ関連事業の売上高(前年同期比増)、利益(同増)が伸びた一方、ソリューション事業の利益は前年同期比減でした。
お金
期は投資活動での支出、財務活動での支出があり、期末の現金及び現金同等物はでした。営業CFの減少要因として、会社は売上債権の増加や預り金の減少などを挙げています。
注意
調整後EBITDAは営業利益に減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む)と株式報酬費用を加えた会社独自の指標です。

次に確かめる点

  1. 期の第決算で、累計売上高・営業利益の通期予想に対する進捗と、売上未達要因とされた新規サービス・一部既存顧客の動きを確認する。
  2. 期の第決算で、累計営業CFと売上債権・棚卸資産の期末残高を確かめる。
  3. 期の決算で、クラウドポイントの本社移転に伴う販管費増と、受取補償金・移転関連費用の計上状況を確認する。

開示(2件)

1.2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月15日 13:30開示本文を読む →

  • (1)当期の経営成績の概況:以上の結果、当連結会計年度における売上高11,142,305千円(前年同期比8.9%増)、営業利益828,468千円(前年同期比13.3%増)、経常利益812,120千円(前年同期比13.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益418,898千円(前年同期比191.4%増)となりました。
  • また、当社グループが経営戦略上の重要指標であると捉えている調整後EBITDA(*)は1,357,897千円(前年同期比5.3%増)となりました。
  • a.キャッシュレスサービス事業:キャッシュレスサービス事業の当連結会計年度末における顧客数は1,164社となり、累計エンドユーザー数は244,332千人となりました。
  • また、当連結会計年度における独自Payの決済取扱高は、約1.58兆円と堅調に増加しました。
  • その結果、キャッシュレスサービス事業の当連結会計年度における売上高3,862,228千円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益822,218千円(前年同期比2.5%増)となりました。
  • b.デジタルサイネージ関連事業:「デジタルサイネージ関連事業」については、多店舗展開する企業へのデジタルサイネージ導入が進んだことや、商業施設やオフィスサイネージの導入が寄与し、売上高、利益ともに堅調に推移いたしました。
  • また、当連結会計年度におけるデジタルサイネージ累計設置面数は74,936面、累計設置箇所は32,782箇所で、順調に増加いたしました。
  • その結果、デジタルサイネージ関連事業の当連結会計年度における売上高6,249,669千円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益860,591千円(前年同期比6.8%増)となりました。
  • c.ソリューション事業:「ソリューション事業」については、連結子会社であるアララ株式会社の主要なサービスであるメッセージングサービスにおいて、事業者向けにメッセージ配信を行う法人企業へのアウトバウンド営業活動を引き続き強化してまいりました。
  • また、AIの台頭に伴う検索行動の変化や検索経由の流入減少を踏まえ、新たな顧客接点・流入チャネルの開拓に取り組んでおります。
  • なお、メッセージングサービスの当連結会計年度における取引社数は430社、解約率は2.0%となりました。
  • その結果、ソリューション事業の当連結会計年度における売上高792,038千円(前年同期比2.9%増、セグメント間の内部売上高8,953千円を含む)、セグメント利益276,600千円(前年同期比7.3%減)となりました。
  • d.その他の事業:2025年11月開示の「事業計画及び成長可能性に関する事項」において言及したタッチ決済分野へのビジネス拡張については、外部パートナーと開発した商品等の販売元への最初の納品が完了し売上を計上いたしました。
  • 新機能追加も準備しており、また海外も含めた販路の拡大に取り組んでおります。
  • その結果、その他の事業の当連結会計年度における売上高247,321千円(前年同期比1,685.5%増)、セグメント損失505千円(前年同期は66,778千円の損失、66,273千円の改善)となりました。
  • (純資産):当連結会計年度末における純資産合計は4,736,177千円となり、前連結会計年度末から205,877千円増加いたしました。
  • これは主として、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ26,842千円増加し、親会社株主に帰属する当期純利益418,898千円を計上したことによるものであります。
  • また、取締役会決議に基づき、自己株式を600,000株取得したことにより、自己株式が292,682千円増加しております。
  • (3)当期のキャッシュ・フローの概況:当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ539,293千円減少し、3,834,350千円となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動によるキャッシュ・フローは227,871千円の収入となりました。
  • これは主に、税金等調整前当期純利益817,880千円、減価償却費222,214千円、のれん償却額258,567千円、売上債権の増加額384,516千円、預り金の減少額390,816千円、法人税等の支払額467,552千円によるものであります。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動によるキャッシュ・フローは452,017千円の使用となりました。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):財務活動によるキャッシュ・フローは312,684千円の使用となりました。
  • これは主に、短期借入金の減少額125,000千円、長期借入れによる収入450,000千円、長期借入金(一年内返済予定を含む)の返済による支出387,053千円、自己株式の取得による支出292,682千円によるものであります。
  • (4)今後の見通し:以上のことから、2027年8月期の連結業績見通しにつきましては、売上高は13,000,000千円、調整後EBITDAは1,400,000千円、営業利益は840,000千円、経常利益820,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益580,000千円を見込んでおります。

(1)連結経営成績(2026年8月期 通期・2025年9月〜2026年8月)

項目2026年8月期2025年8月期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率

%表示は対前期増減率/(注) 包括利益

3.2027年8月期の連結業績予想(2026年9月1日~2027年8月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益又は損失(△)
キャッシュレスサービス事業
デジタルサイネージ関連事業
ソリューション事業
その他の事業
計
連結財務諸表計上額(注)2
調整額(注)1—

(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,130,438千円は、各報告セグメントに含まれない全社費用が含まれております。また、減価償却費の調整額7,762千円は、全社費用であります。なお、全社費用は、報告セグメントに帰属しない一

2.2026年8月期通期 決算説明資料

資料2026年10月15日 13:30開示本文を読む →

  • 2026年4月16日より実施した自己株式の取得は、上限の600,000株を取得(注)。
  • • 売上高は期初想定に対して若干の未達(達成率96.8%)。
  • 調整後EBITDA(達成率104.3%)、営業利益(達成率103.5%)は達成。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-15
  2. 2026年8月期通期 決算説明資料2026-10-15