考察

構造改革とAI活用によるコスト抑制で通期利益予想を上方修正|2027年2月期 第2四半期短信・業績予想上方修正 ほか1件

44292026年10月14日

考察

資料基準 2026年10月14日 16:23 · 更新 2026年10月14日 16:23 · 第1版

影響

大

通期利益予想の上方修正

見落としやすい点

契約負債は前年同期比増のまで積み上がったが、残高の伸びは売上高の伸びではなく、売上計上済みの額とは区別が必要。

期通期の連結営業利益予想はからへ、連結経常利益は、親会社株主に帰属する当期純利益はへ上方修正し、連結売上高はで据え置いた。修正後の営業利益・純利益は期通期実績の・をそれぞれ下回る一方、期中間期は売上高(前年同期比)、営業利益(前年同期比)と増収増益で、中間配当は、配当予想に修正はない。売上総利益は前年中間期のから当中間連結会計期間のへ減少した一方、販管費はからへ減少しており、会社は組織体制の適正化とAI活用による業務効率化で人件費・採用費が期初計画を下回ると説明した。当中間連結会計期間の営業活動ではを使用し、投資活動ではを使用、関係会社株式の取得による支出はで、利益増加が資金創出に結び付くか、費用抑制の効果が続くかが今後の焦点となる。

本業
顧客との契約から生じる収益では、「一時点で移転される財又はサービス」が前年中間連結会計期間のから当中間連結会計期間のへ減少し、「一定期間にわたり移転される財又はサービス」はからへ増加した。
お金
当中間連結会計期間の営業活動ではを使用し、投資活動ではを使用した。現金及び預金は期末のから時点のへ減少し、関係会社株式取得の支出は。
注意
前年中間連結会計期間に計上した為替差損に対し、当中間連結会計期間は為替差益を計上しており、経常利益の前年同期比には営業外損益の比較要因も含まれる。

次に確かめる点

  1. 次の期第累計決算で、人件費・採用費が前年同期の同じ累計期間に比べどう推移し、営業利益に反映されるかを決算実績と会社説明で確認する。
  2. 次の期第累計決算で、営業キャッシュ・フローを前年同期の同じ累計期間と比べ、前払費用・仕入債務・契約負債の変動と合わせて利益と資金収支の方向を確認する。
  3. 期通期決算で、修正後の売上高・利益予想と実績の差を確認する。

開示(3件)

決算短信2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

  • (1)経営成績に関する説明:特にグローバル展開におきましては、当社のアトラシアン事業をはじめとするグローバル展開を加速させる重要な足掛かりとして、Information Officer Pte. Ltd.(本社・シンガポール、以下「IO SG社」)の発行済株式39%を取得し、資本業務提携を実施しました。
  • シンガポールおよび米国に事業基盤を持つIO SG社の株式を取得し、同社の社名を「Ricksoft Singapore Pte. Ltd.」に変更しました。
  • これにより、両社の知見、顧客基盤およびサービス提供体制を相互に活用し、近年高まりを見せる顧客の海外案件ニーズに対応する体制を強化するとともに、成長著しいアジア太平洋地域における事業基盤を拡充し、グローバル市場でのビジネス拡大を進めています。
  • 以上の結果、当中間連結会計期間における当社グループの経営成績は、売上高5,648,221千円(前年同期比10.2%増)、営業利益193,966千円(前年同期比16.0%増)、経常利益198,664千円(前年同期比43.0%増)となりました。
  • 親会社株主に帰属する中間純利益146,250千円(前年同期比33.1%増)となりました。
  • (資産):当中間連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ225,653千円減少し、9,407,007千円(前連結会計年度比2.3%減)となりました。
  • 主な要因は、前払費用が858,166千円、固定資産の投資その他の資産に含まれる関係会社株式が188,356千円増加した一方で、現金及び預金が219,776千円減少、売掛金及び契約資産が1,056,358千円減少したことによります。
  • (負債):当中間連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ387,516千円減少し、5,928,716千円(前連結会計年度比6.1%減)となりました。
  • 主な要因は、契約負債が795,200千円増加した一方で、買掛金が1,078,587千円減少したことによります。
  • (純資産):当中間連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ161,863千円増加し、3,478,290千円(前連結会計年度比4.9%増)となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動の結果使用した資金は、17,522千円(前年同期は697,762千円の獲得)となりました。
  • これは主に、契約負債の増加額790,920千円、前払費用の増加額858,131千円、売上債権の減少額1,058,258千円、仕入債務の減少額1,078,936千円があったことによるものであります。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動の結果使用した資金は、210,660千円(前年同期は22,526千円の使用)となりました。
  • これは主に、有形固定資産の取得による支出13,968千円、関係会社株式の取得による支出188,356千円があったことによるものであります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年2月期の業績につきましては、2026年4月14日に公表いたしました業績予想を修正しております。
  • 詳細につきましては、本日公表致しました「2027年2月期業績予想上方修正に関するお知らせ」をご参照ください。
  • 1.配当金支払額:該当事項はありません。
  • (持分法の適用範囲の変動):当中間連結会計期間より、新たに株式を取得した Ricksoft Singapore Pte. Ltd.(同社は2026年7月にInformation Officer Pte. Ltd.から社名変更しております。)を持分法適用関連会社に含めております。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率/(注) 包括利益

2.配当の状況

項目第2四半期末
2026年2月期
2027年2月期

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率
2027年2月期中間期

業績予想の修正2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

資料2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-14
  2. 2027年2月期第2四半期 決算説明資料2026-10-14
  3. 2027年2月期業績予想上方修正に関するお知らせ2026-10-14