考察

生成AI需要や円安を背景に通期連結業績予想を上方修正|2027年2月期 中間期短信・業績予想の修正 ほか1件

44342026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:10 · 更新 2026年10月15日 16:10 · 第1版

影響

大

通期業績予想の大幅引き上げ

見落としやすい点

前年同期は特別損失を計上し、その中にのれん償却額が含まれていたため、黒字転換の比較にはこの差も含まれる。

通期連結業績予想は、売上高(前回予想比%増)、営業利益(同%増)、親会社株主に帰属する当期純利益(同%増)へ引き上げた。期中間期の連結売上高は(前年同期比)、営業利益は(同)で、親会社株主に帰属する中間純利益はとなり、前年同期の赤字から転換した。売上総利益の増加が販管費の増加を上回り、営業増益となった。会社は生成AI需要や上期の円安、前期の不採算プロジェクトの影響収束、パートナー向けインセンティブの獲得拡大を要因に挙げる一方、純利益の修正には連結子会社の業績回復に伴う繰延税金資産の計上等による税金費用の減少も含めている。

本業
決算説明資料では、サーバーワークス単体の営業利益は(前年同期比)にとどまる一方、連結子会社の営業利益は(同%増)で、リセール売上高は(前年同期比増)だったが、大型案件に伴う戦略的ディスカウント案件も増え、当社グループはアカウント獲得を優先している。
お金
当中間連結会計期間の営業活動ではの資金を獲得し、仕入債務の増加や契約負債の増加が寄与した一方、前渡金の増加や売上債権及び契約資産の増加は資金を押し下げ、投資活動ではの資金を使用した。
注意
当中間連結会計期間は特別利益に対し特別損失を計上し、うち投資有価証券評価損はだった。

次に確かめる点

  1. 次の決算開示で、修正後の通期連結業績予想に対する累計の売上高・営業利益・純利益の進捗と、会社が挙げた増収・増益要因を確認する。
  2. 会社は期末配当を公表済みの予想どおり据え置き、今後の業績状況を踏まえて検討するとしているため、次回の配当関連開示で決定内容を確認する。
  3. 次の決算開示で、営業活動による資金獲得に対する仕入債務・契約負債、前渡金、売上債権及び契約資産の動きを確認する。

開示(3件)

決算短信2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • 2027年2月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結):半期報告書提出予定日2026年10月15日配当支払開始予定日2026年11月11日決算補足説明資料作成の有無:有決算説明会開催の有無:有
  • (%表示は、対前期増減率):(注)1. 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
  • (1)経営成績に関する説明:以上の結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高は24,731,887千円(前年同期比32.0%増)、営業利益は924,596千円(前年同期比922.0%増)、経常利益は991,475千円(前年同期比718.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は806,484千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失903,121千円)となりました。
  • なお、当社グループの事業はクラウド事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりませんが、製品・サービス別の業績の概要は以下のとおりであります。
  • (クラウドインテグレーション):旧来のオンプレミスシステムから新たなクラウド環境への移行や複数のクラウドサービスを統合するハイブリッドクラウド戦略などを推進する企業が増加していることによってクラウド需要が更に拡大しており、また、生成AIやIoTなど高度な技術の活用により多様なデータ連携やシステムの最適化が必要となり、専門的な技術支援を求める企業が増え顧客獲得と受注が堅調に推移しました。
  • 以上の結果、売上高は1,387,131千円(前年同期比28.4%増)となりました。
  • (リセール):既存顧客からの継続的な受注及び大口顧客のAWS利用料の増加によりARPU(注4)が堅調に推移するとともに、新規顧客の獲得もあってアカウント数も増加しました。
  • 加えて、クラウドインテグレーション案件の大型化に伴い、リセールにおけるクラウド利用料も大規模なものが増加しており、AWSやGoogleからのパートナー向けファンド(支援金)の獲得とあわせて当社グループの収益基盤の拡大に寄与しております。
  • 以上の結果、売上高は22,319,249千円(前年同期比32.9%増)となりました。
  • (MSP(注5)):特に、MSP事業は当社グループ事業区分の中で最も利益率が高く、収益性をけん引する重要な柱となっております。
  • 以上の結果、売上高は1,005,613千円(前年同期比19.3%増)となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動の結果獲得した資金は1,814,362千円(前年同期は233,059千円の収入)となりました。
  • これは主に仕入債務の増加額1,927,810千円、税金等調整前中間純利益976,070千円、契約負債の増加額968,380千円等があった一方で、前渡金の増加額1,253,531千円、売上債権及び契約資産の増加額800,365千円、法人税等の支払額197,093千円等があったことによるものであります。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動の結果使用した資金は1,141,272千円(前年同期は273,563千円の支出)となりました。
  • これは主に有価証券の取得による支出629,800千円、無形固定資産の取得による支出292,863千円、投資有価証券の取得による支出145,678千円等があったことによるものであります。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益

%表示は、対前年中間期増減率/(注) 包括利益

3.2027年2月期の連結業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)1. 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率
2027年2月期中間期
2026年2月期

業績予想の修正2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

資料2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ2026-10-15
  2. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-15
  3. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算説明資料2026-10-15