資料基準 2026年10月21日 15:50 · 更新 2026年10月21日 15:50 · 第1版
影響
小利益規模と研究開発段階
見落としやすい点
活性酸素の抑制は酸化ストレスを与えた細胞実験での可能性であり、外用製剤への応用には安全性・有用性の検証が残る。
期中間期の売上高は(前年同期比減)、営業利益はで前年同期の営業損失から黒字転換した。売上減等による粗利益減少を販管費削減で補い、受取配当金や受取利息などで経常利益、税金費用の計上後に親会社株主に帰属する中間純利益(前年同期比増)となった。期通期予想は変更なしで、売上高(前期比)、営業利益(前期比)、親会社株主に帰属する当期純利益(前期比を見込む。中間純利益は通期予想額を上回るが、年間配当予想はで据え置いた。子会社の株式会社アジュバンコスメジャパンと北海道大学大学院薬学研究院の山田勇磨教授との共同研究では、粒子径nmの粒子を安定的かつ大量に調製し、細胞でのミトコンドリア近傍への集積を確認した一方、製品応用に向けた処方設計・安全性・有用性の検証は今後で、業績寄与の時期や規模は今後の進展次第となる可能性がある。
- 本業
- スキンケア売上は(前年同期比増)、ヘアケア売上は(前年同期比増)。会社は、スキンケアでは「rafuna」ブランドを中心とした施策、ヘアケアでは「Re:>>>プラチナムプラスクリームシャンプー」や「ループシアードカラー」などの寄与を説明している。
- お金
- 期中間期の営業活動ではを獲得した一方、投資活動ではを使用し、うち定期預金の預入による支出は。現金及び現金同等物は期首比減少し、期末はとなった。
- 注意
- 前年同期には投資有価証券売却益の特別利益があり、純利益の増減は本業の利益回復だけでなく、営業外収益や税金の動きと分けて読む必要がある。
次に確かめる点
- 次の決算で、期第四半期累計の売上高・営業利益を前年同期の累計と比べ、通期計画への進捗を確認。
- 次の決算で、定期預金の預入や投資有価証券の取得後の現金及び現金同等物残高と投資活動によるキャッシュ・フローを確認。
- 次の研究発表で、「原料X」を内包した粒子の開発や肌細胞での作用評価、外用製剤の処方設計・安全性・有用性の検証がどこまで進むか確認。
開示(2件)
1.2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信2026年10月21日 15:30開示本文を読む →
- 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結):半期報告書提出予定日 2026年10月30日配当支払開始予定日 -決算補足説明資料作成の有無:有決算説明会開催の有無:無
- (1)当中間期の経営成績の概況:当中間連結会計期間の連結売上高は、1,850百万円(前年同期比0.3%減)となりました。
- 第1四半期は、6年ぶりとなるサロン様ご招待イベントを開催し、関係先のモチベーション向上を図るとともに、営業本部全体で重点商品の拡販に注力しました。
- その結果、代理店様からサロン様、サロン様から消費者への提案活動が活発化し、売上高を大きく押し上げました。
- 第2四半期は、新商品を購入された顧客に対するクロスセル(関連商品の販売)に苦戦したものの、第1四半期の拡販効果により、中間期全体の減収幅は前年同期比0.3%にとどまりました。
- なお、取引サロンの実稼働軒数※は、11,366軒(前年同期比110軒増)となりました。
- 利益面におきましては、売上減等による粗利益減少を広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の削減により補った結果、営業利益0百万円(前年同期は営業損失21百万円)となりました。
- また、受取配当金や受取利息などにより、経常利益22百万円(前年同期は経常損失15百万円)となりました。
- 税金費用を△10百万円計上した結果、親会社株主に帰属する中間純利益は32百万円(前年同期比102.2%増)となりました。
- (スキンケア):スキンケア商品の売上高は、2026年5月に上市したメイクブランド「rafuna(ラフナ)」のカバーファンデーションを活用し、サロンでのタッチアップ(メイクのお直し)を強化したことなどが寄与し、rafunaブランドを中心に前年同期を上回り、681百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
- (ヘアケア):ヘアケア商品の売上高は、2026年5月に上市したカラーケア商品「Re:>>>プラチナムプラスクリームシャンプー」が寄与したことに加え、「ループシアードカラー」を中心に緩やかな回復基調で推移し、1,285百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
- ①資産、負債及び純資産の状況:当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して26百万円減少の5,122百万円となりました。
- 純資産は、前連結会計年度末と比較して65百万円減少の4,152百万円となりました。
- ②キャッシュ・フローの状況:当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて459百万円減少し、当中間連結会計期間末には1,674百万円となりました。
- (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動の結果、獲得した資金は170百万円(前年同期は188百万円の支出)となりました。
- (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動の結果、使用した資金は528百万円(前年同期は97百万円の支出)となりました。
- これは主に、定期預金の預入による支出400百万円、投資有価証券の取得による支出100百万円、無形固定資産の取得による支出20百万円、有形固定資産の取得による支出12百万円などによるものです。
- (財務活動によるキャッシュ・フロー):財務活動の結果、使用した資金は100百万円(前年同期は100百万円の支出)となりました。
- これは主に、配当金の支払額95百万円などによるものです。
- (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:通期の業績予想につきましては、前回発表(2026年4月17日)の連結業績予想からの変更はありません。
(1)連結経営成績(累計)(2027年3月期 第2四半期・中間期)
| 項目 | 2027年3月期中間期 | 2026年3月期中間期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ||
| 売上高・増減率 | ||
| 営業利益 | ||
| 経常利益 | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益・増減率 |
%表示は、対前年中間期増減率
3.2027年3月期の連結業績予想(2026年3月21日~2027年3月20日)
| 項目 | 通期 |
|---|---|
| 売上高 | |
| 売上高・増減率 | |
| 営業利益 | |
| 営業利益・増減率 | |
| 経常利益 | |
| 経常利益・増減率 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益・増減率 | |
| 1株当たり当期純利益 |
%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.配当の状況
| 項目 | 第2四半期末 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | |||
| 2027年3月期 | — | — | |
| 2027年3月期(予想) | — |
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.美容成分をミトコンドリアへ届ける化粧品用ナノサイズの粒子を共同開発
その他2026年10月21日 15:30開示本文を読む →
- 美容成分をミトコンドリアへ届ける化粧品用ナノサイズの粒子を共同開発:当社の子会社である株式会社アジュバンコスメジャパン(代表取締役社長:田中順子、本社:兵庫県神戸市中央区)は、国立大学法人北海道大学大学院薬学研究院の山田勇磨教授との共同研究により、ミトコンドリアへ美容成分を届けるための新しい組成のナノサイズの粒子を開発し、大量調製に成功しましたので、お知らせいたします。
- 以上:近年、ミトコンドリアの機能低下が老化現象と密接に関係していることが明らかになってきたことに着目し、本研究では、化粧品原料のみを用いてミトコンドリアへの集積を目指した新たな粒子を開発しました。
- 【研究の背景】:当社はこれまでに、ミトコンドリア内に存在するミトコンドリア DNA(mtDNA)の修復を促進する可能性を有する「原料 X」※2を見出しています。
- この「原料 X」の機能を十分に発揮させるためには、原料 X をミトコンドリアへ効率的に届ける技術が必要です。
- そこで本共同研究では、山田教授らが開発した「MITO-Porter」※3の送達コンセプトを参考に、化粧品への応用を想定した原料のみを用いてミトコンドリアへ美容成分を届けるナノサイズの粒子の開発に取り組みました。
- 【研究の成果】:化粧品原料を用いて粒子の組成および合成条件を検討した結果、特定の「原料 A」を組成に加えることで、粒子を形成できることを見出しました。
- さらに、組成比と合成条件を最適化することで(図1)、粒子径約100 nm の粒子を安定的かつ大量に調製できる条件を確立しました(図2)。
- 次に、粒子の細胞内動態を評価した結果、ヒト真皮線維芽細胞への取り込みが認められました。
- さらにミトコンドリア近傍への集積とミトコンドリアとの共局在※4も確認されました(図3)。
- 続いて、ミトコンドリア機能を高めることが知られている機能性原料を内包した粒子を合成し、細胞への作用を評価しました。
- その結果、酸化ストレスを与えた細胞において、ミトコンドリア内の活性酸素の増加を抑制できる可能性が示されました。
- 一方、機能性原料を粒子に内包せずに単体で添加した場合には、有意な抑制効果は確認されませんでした。
- 以上の結果から、機能性原料を粒子に内包することで、より低濃度でもミトコンドリア内の活性酸素の増加を抑制できる可能性が示されました。
- 【今後の展望】:今後は、機能性原料を内包した粒子が肌細胞に及ぼす作用をさらに詳細に評価するとともに、mtDNA の修復を促進する可能性のある「原料 X」を内包した新たな粒子の開発を進めます。
- また、外用製剤への応用に向けて処方設計、安全性および有用性の検証を進め、将来的にはミトコンドリア機能に着目した皮膚・毛髪向けエイジングケア製品への応用を目指します。
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
出典
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-21
- 美容成分をミトコンドリアへ届ける化粧品用ナノサイズの粒子を共同開発2026-10-21