資料基準 2026年10月22日 15:46 · 更新 2026年10月22日 15:46 · 第1版
影響
中貸付義務解消と保有株処分の選択肢
見落としやすい点
ロックアップ解除は、アクセルマーク社が上場維持基準の時価総額要件に適合した後の対応で、流通株式比率や市場流動性への配慮も理由に含まれます。
融資極度額は、期第四半期末の当社純資産比に当たる規模ですが、貸付けは未実行で、解除時の金銭授受もなく、当社の期連結業績への影響はありません。保有するアクセルマーク社株式の時価は、以前の間の日々の最終価格の平均に基づきと算定され、取得価額を上回ります。株式は処分可能になりましたが、当社は中長期保有方針を維持し、必要に応じた一部売却を検討する段階です。アクセルマーク社の事業損失が続くなか、同社の資金調達の具体化と保有株の処分の有無が焦点になります。
- 本業
- アクセルマーク社のトレカ事業では、の月次売上高が同年比減少し、その後も低迷しており、営業損失も継続しています。
- 注意
- アクセルマーク社の営業損失は当社の連結業績に取り込まれている一方、今回のロックアップ解除自体が当社の期連結業績に与える影響はないと説明しています。
次に確かめる点
- アクセルマーク社の期決算で、継続企業の前提に関する注記が再び記載されるかを同社の決算公表時に確認する。
- アクセルマーク社の運転資金調達について、具体的な方法・時期・規模が今後の同社開示で明らかになるかを確認する。
- 保有株の処分の有無や規模を、実施時の変更報告書など法定開示で確認する。
開示(2件)
1.連結子会社であるアクセルマーク株式会社とのコミットメント型タームローン・ファシリティ契約の解除に関するお知らせ
その他2026年10月22日 15:30開示本文を読む →
- 連結子会社であるアクセルマーク株式会社とのコミットメント型タームローン・ファシリティ契約の解除に関するお知らせ:当社は、2026年10月22日付で、当社の連結子会社であるアクセルマーク株式会社(東証グロース:3624。以下「アクセルマーク社」といいます。)との間で、当社が2026年5月29日付「アクセルマーク株式会社(証券コード3624)の株式の取得(連結子会社化)並びにコミットメント型タームローン・ファシリティ契約の締結に関するお知らせ」(以下「当初開示」といいます。)において公表した、同日付で締結したコミットメント型タームローン・ファシリティ契約(融資極度額30億円。以下「本ファシリティ契約」といいます。)について、アクセルマーク社との協議の結果として、同社との合意により解除する旨の合意書を締結し、同契約を解除いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
- 本ファシリティ契約の解除(以下「本解除」といいます。)は、アクセルマーク社が、借入れによる負債性の資金ではなく、返済を要しないエクイティによる資金調達を重視する方針へと財務戦略を転換したことに伴う同社からの申入れに基づき、同社との協議を経て合意したものであり、当社の同社に対する支援方針に変更はありません。
- 本解除により、当社が本ファシリティ契約に基づき負っていた最大30億円の貸付けの義務は消滅いたしました。
- (1)本ファシリティ契約の前提が失われたこと:本ファシリティ契約は、アクセルマーク社が、ヘルスケア領域における事業の拡大を通じて黒字化を実現し、事業から生み出すキャッシュ・フローによって借入金の返済原資を確保し得ることを前提としておりました。
- なお、本ファシリティ契約に基づく貸付けは、本日に至るまで実行されておりません。
- しかしながら、本第三者割当増資の払込み後、アクセルマーク社においては、同社が2026年9月17日に公表した連結子会社(アクセルメディカ株式会社)の解散及び特別清算の方針の決定、トレーディングカード相場の急落に伴うトレカ事業の赤字幅の大幅な拡大、並びにオリパの販売を巡る訴訟の提起に伴う社会的な情勢の変化(アクセルマーク社及びその子会社は、当該訴訟の当事者ではありません。)という、本ファシリティ契約の締結時点では想定されていなかった事態が相次いで発生し、同社は、当面の間、営業損失の計上が継続する見込みとなりました。
- これにより、事業から生み出すキャッシュ・フローによって借入金の返済原資を確保するという本ファシリティ契約の前提は失われました。
- (2)アクセルマーク社からの申入れ及び当社の判断:当社は、アクセルマーク社から、本ファシリティ契約の解除に関する申入れを受けました。
- 同社によれば、同社は、上記の事態を受けて財務戦略の大幅な転換を余儀なくされ、今後の資金調達について、借入れによる負債性の資金ではなく、返済を要しないエクイティによる資金調達を重視する方針に転換したとのことであります。
- 同社は、その理由として、営業損失の計上が継続する見込みの下で、純資産の規模を大幅に上回る借入れを原資として大型の M&A を行うことは、のれんの減損損失を計上した場合に同社が債務超過に陥るおそれを伴い、継続企業の前提に関する注記が再び記載されるリスクを高めるものであることなどを挙げており、かかる方針の転換に伴い、本ファシリティ契約は不要となったとのことであります。
- 当社は、当該申入れを検討した結果、営業損失の計上が継続する見込みの状況においてアクセルマーク社が多額の借入れを原資として企業買収を行うことは、同社の財務健全性を損なうおそれがあり、同社の企業価値、ひいては同社の親会社である当社の企業価値の維持の観点からも望ましくないことから、同社の方針には合理性があると判断し、2026年10月22日開催の当社取締役会において、本解除を決議いたしました。
- (3)当社にとっての意義:最大30億円の貸付義務の解消:当社は、本ファシリティ契約に基づき、アクセルマーク社から借入れの請求を受けた場合には、所定の前提条件の充足を条件として、融資極度額30億円の範囲内で貸付けを実行する義務を負っており、その原資として、自己資金のほか、当社が保有する自己勘定投資資産の売却代金を充てることを予定しておりました。
- 本解除により、当社は、当該貸付けの義務から解放され、その原資として予定していた資金を、当社の事業運営及び投資等に機動的に活用することが可能となりました。
- また、本解除により、当社が連結子会社に対して多額の与信を行う可能性が解消されることから、本解除は、当社の財務規律の観点からも合理的なものであると考えております。
- なお、本解除に伴い当社とアクセルマーク社との間で違約金その他の金銭の授受はなく、当社が本解除の対価として同社から金銭その他の経済的利益を受けるものではありません。
- 2.アクセルマーク社の現況及び当社の方針:アクセルマーク社は、前記1.(1)に記載の事態により、当面の間、営業損失の計上が継続する見込みとなっており、既存事業の再構築に経営資源を集中する方針であります。
- 同社のヘルスケア領域における成長戦略についても、同社が本日公表しているとおり、当面の間は本第三者割当増資により調達した資金の範囲内において M&A を検討し、当該範囲を超える大型の M&A については、これを実行し得る状況となった段階でエクイティ・ファイナンス等による資金調達を検討する方針に改められております。
- 3.今後の見通し:本ファシリティ契約に基づく貸付けは実行されておらず、本解除に伴う違約金その他の金銭の授受もないことから、本解除自体が当社の2027年3月期の連結業績に与える影響はありません。
- なお、アクセルマーク社は、本日公表の「親会社とのコミットメント型タームローン・ファシリティ契約の解除に関するお知らせ」において、同社の2026年9月期の決算において継続企業の前提に関する注記を再び記載する可能性がある旨を公表しております。
2.連結子会社であるアクセルマーク株式会社の株式に係るロックアップ(譲渡制限)の解除に関するお知らせ
その他2026年10月22日 15:30開示本文を読む →
- 連結子会社であるアクセルマーク株式会社の株式に係るロックアップ(譲渡制限)の解除に関するお知らせ:当社は、2026年10月22日付で、当社の連結子会社であるアクセルマーク株式会社(東証グロース:3624。以下「アクセルマーク社」といいます。)との間で、当社が2026年5月29日付「アクセルマーク株式会社(証券コード3624)の株式の取得(連結子会社化)並びにコミットメント型タームローン・ファシリティ契約の締結に関するお知らせ」(以下「当初開示」といいます。)に記載の第三者割当による新株式の発行に関して締結した第三者割当株式引受契約書(以下「本引受契約」といいます。)第7条第1項に定める、当社が保有するアクセルマーク社の普通株式45,000,000株(以下「本株式」といいます。)に係る譲渡制限(本株式の払込期日である2026年7月2日から起算して6か月間。以下「本ロックアップ」といいます。)について、親子上場に伴う課題への対応に関するアクセルマーク社との協議の結果として、その全部を合意により解除する旨の合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
- 本解除により、当社は、本株式について、売却、譲渡、貸付け(貸株)、担保設定その他の処分を行うことが可能となります。
- 当社は、アクセルマーク社の親会社として同社の企業価値の中長期的な向上に取り組むため本株式を中長期的に保有するという方針を前提としつつ、本解除後は、同社株式の市場における流動性及び流通株式比率の状況に鑑み、市場への影響に配慮しながら、必要に応じて本株式の一部の売却を検討してまいります。
- (1)本ロックアップの目的が達成され又は所期の役割を果たしたこと:本ロックアップは、その設定当時、アクセルマーク社が東京証券取引所グロース市場の上場維持基準のうち時価総額に係る基準(上場から10年を経過した後の事業年度の末日において時価総額40億円以上)に適合しておらず、改善期間の満了日である2026年9月末日を基準日とする判定において同基準への適合を実現できなければ同社株式が上場廃止となるおそれに直面していたことを踏まえ、増資直後の需給の安定を図り、同判定における基準への適合を確実なものとするとともに、本株式の払込み後における短期的な市場売却による同社株価への影響を抑制し、同社の既存株主の利益保護を図ることを目的として、同社からの要請により設定したものであります。
- アクセルマーク社の株式は、2026年9月30日を基準日とする判定において同基準に適合しており(同社2026年10月1日付「上場維持基準への適合に関するお知らせ」)、本ロックアップの目的は達成されました。
- (2)アクセルマーク社からの申入れ及び親子上場に伴う課題への対応:同提案は、当社が同社の議決権の68.91%(議決権所有割合)を保有する結果、同社株式の流通株式比率が上場維持基準(25%以上)に近接する水準にとどまり、市場における流動性も限定的であることから、上場維持基準への適合という目的を達成した後も本ロックアップを存続させることは、同社の少数株主の利益及び同社株式の流動性の観点から望ましくないとして、その早期解除を求めるものでありました。
- 当社は、かかる協議の結果を踏まえ、2026年10月22日開催の当社取締役会において、本ロックアップを合意により解除することを決議いたしました。
- (3)本株式の時価の状況及び当社の保有方針:当社は、本株式を1株につき20円(総額900,000,000円)で取得しております。
- アクセルマーク社が2026年10月1日付「上場維持基準への適合に関するお知らせ」において公表しているとおり、同社株式の2026年9月30日以前3か月間の日々の最終価格の平均値は79.50円、同日時点の上場株式数は65,313,200株であり、これに基づく同社の時価総額は51億円であります。
- 本株式45,000,000株の時価は、当該平均値に基づき約35億円と算定され、取得価額(総額900,000,000円)を約26億円上回る水準にあります。
- 2.アクセルマーク社の現況及び当社の方針:当社は、アクセルマーク社の連結子会社化に当たり、同社の黒字化を想定しておりました。
- しかしながら、連結子会社化の直後からトレーディングカード相場が急落したことにより、同社のトレカ事業の客単価は大幅に低下し、同事業の2026年7月の月次売上高は同年6月と比較して約30百万円減少し、その後も低迷が続いております。
- この結果、同社は営業損失が継続し、想定どおりの黒字化に苦戦している状況にあり、同社の損失は当社の連結業績にも取り込まれております。
- 加えて、同社のヘルスケア領域における成長戦略も、同社が本日公表しているとおり、重大な停滞を余儀なくされております。
- このような状況の下、アクセルマーク社は、本日付で、今後の運転資金を自らの資金調達により確保する必要があり、返済を要しないエクイティによる資金調達を重視する方針の下で具体的な方法を検討するものの、具体的な資金調達の方法、時期及び規模については現時点において何ら決定した事実はない旨を公表しております。
- 3.今後の見通し:本解除自体が当社の2027年3月期の連結業績に与える影響はありません。
- 当社は、本株式の処分に当たっては、金融商品取引法上のインサイダー取引規制その他の関係法令を遵守するとともに、処分を行った場合には、金融商品取引法に基づく大量保有報告書に係る変更報告書の提出その他、法令及び東京証券取引所の規則に基づく開示を適時適切に行います。
- なお、本解除は、本引受契約のうち本ロックアップに係る定めのみを解除するものであり、アクセルマーク社の書面による事前の同意なく当社が同社の株式等を追加的に取得することを制限する条項その他の本引受契約の規定は、本解除後も当初の期間にわたりその定めに従い効力を有します。
- また、当社は、本引受契約第7条第3項及び東京証券取引所の定める様式による確約書に基づき、払込期日から起算して2年を経過する日までの間に本株式の全部又は一部の処分を行った場合には、直ちにその内容をアクセルマーク社に書面により報告し、同社は、その内容を東京証券取引所に報告いたします(当該報告内容は公衆の縦覧に供されます。)。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。