考察

累計減収減益、通期業績予想と年間配当予想は据え置き|2026年11月期 第3四半期短信 ほか1件

73882026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 16:18 · 更新 2026年10月15日 16:18 · 第1版

影響

中

累計減益と粗利率低下

見落としやすい点

決算説明資料では、主要取引生命保険会社の一時払い商品の手数料支払い方法がI字型からL字型に変更され、短期的には影響がある一方、長期的な売上は同じで継続的なストック収入源になると説明しています。

からまでの累計は、売上高(前年同期比)、営業利益(前年同期比)、経常利益(前年同期比)、四半期純利益(前年同期比でした。売上総利益率はからへ低下した一方、販管費は前年同期比で、利益減少は粗利側の悪化が中心です。通期業績予想に対する進捗率は売上高、営業利益で、会社は概ね想定どおりとし、通期業績予想を修正していません。年間配当予想はで、直近の配当予想から修正はありません。

本業
生命保険代理店業の収益は前年同期のから当累計期間のへ減少し、損害保険代理店業はからへ増加しました。会社は、平準払い商品の販売比率低下で業務品質支援金の計上が抑制されたと説明しています。
お金
現金及び預金は前事業年度末のからへ減少し、会社は配当金の支払いを主因に挙げています。純資産の減少要因には配当金の支払いと自己株式の取得があり、当累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていません。
注意
資産除去債務の見積り変更により、当累計期間の営業利益、経常利益、税引前四半期純利益はそれぞれ減少しました。

次に確かめる点

  1. 期通期決算で、据え置いた業績予想に対する売上高・営業利益・純利益の着地を確認する。
  2. 次回の決算説明資料で、L字型への変更が売上の推移や継続的なストック収入にどう表れるかを確認する。
  3. 次の業務改善計画の進捗開示で、比較推奨販売手法の見直しと顧客管理システムの機能強化の状況を確認する。

開示(2件)

1.2026年11月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • 経営成績の状況:2025年10月に開示した業務改善計画については、全社を挙げて着実に実行しております。
  • 2026年8月5日には、「業務改善計画の進捗に関するご報告(NEXTに関する取り組み第4回)」を公表し、同年6月1日に施行された改正保険業法への対応として、比較推奨販売手法の見直しや顧客管理システムの機能強化など、法令等遵守態勢の強化を進めております。
  • 営業体制については、当第3四半期会計期間において新たに122名の営業社員を採用し、2026年8月末時点の営業社員数は2,242名となりました。
  • 当第3四半期会計期間においては、新たに9社と契約譲受による移管合意に至りました。
  • 商品構成につきましては、資産形成への需要の高まりにより、一時払い商品の販売が好調に推移しております。
  • 反面で平準払い商品の販売比率は低下し、業務品質支援金の計上が抑制される影響が出ております。
  • そのような中、当社の当第3四半期累計期間の業績は、売上高は23,427,832千円(前年同期比3.8%減)、営業利益は1,543,172千円(前年同期比30.8%減)、経常利益は1,671,264千円(前年同期比30.1%減)、四半期純利益は1,094,776千円(前年同期比28.4%減)となりました。
  • (流動資産):当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は、7,676,349千円(前事業年度末は9,904,552千円)となり、2,228,203千円減少しました。
  • その主な要因は、配当金の支払により現金及び預金が減少したこと等によるものです。
  • (純資産):当第3四半期会計期間末における純資産の残高は、10,374,222千円(前事業年度末は11,821,424千円)となり、1,447,201千円減少しました。
  • その主な要因は、繰越利益剰余金が四半期純利益の計上により増加した一方で、配当金の支払により減少したこと、及び自己株式の取得により減少したこと等によるものです。
  • (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明:当第3四半期累計期間の業績は、2026年7月15日に公表した通期業績予想に対して概ね想定どおりに推移しております。
  • 今後については、事業環境や業績の進捗等を慎重に見極める必要があることから、現時点において通期業績予想の修正は行っておりません。
  • (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記):2026年1月14日開催の取締役会決議に基づき、自己株式301,500株の取得を行いました。
  • (資産除去債務の見積りの変更):当第3四半期累計期間において、当社の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務である資産除去債務について、直近の原状回復実績等新たな情報の入手に伴い合理的な見積りが可能となったため、原状回復費用及び使用見込期間に関して見積りの変更を行いました。
  • この見積りの変更による増加額183,180千円を資産除去債務残高に加算しております。
  • なお、当該見積りの変更により、当第3四半期累計期間の営業利益、経常利益及び税引前四半期純利益はそれぞれ37,925千円減少しております。
  • (キャッシュ・フロー計算書に関する注記):当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。

(1)経営成績(累計)(2026年11月期 第3四半期・2025年12月〜2026年8月)

項目2026年11月期第3四半期2025年11月期第3四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
四半期純利益
四半期純利益・増減率

%表示は、対前年同四半期増減率

3.2026年11月期の業績予想(2025年12月1日~2026年11月30日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
当期純利益
当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無/(注)詳細は添付資料8ページ「四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2025年11月期
2026年11月期——
2026年11月期(予想)—

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

2.2026年11月期 第3四半期決算説明資料

資料2026年10月15日 15:30開示本文を読む →

  • 生命保険の手数料受け取りイメージ0501001年目2年目3年目従来1年目に1 0 0 % をまとめて受け取りI 字型今後0501001年目3年目5年目7年目2年目4年目6年目8年目複数回に分けて受け取り※ この場合は8年目までかけて合計1 0 0 % を受け取りL字型変更変更により一時的に影響はあるものの、長期的には売上は同じであり、継続的なストック収入源ともなる。
  • ⚫ 新規契約件数は、3月の季節要因による契約増加の反動に加え、資産形成ニーズを背景とした一時払い商品の販売比率上昇の影響により、3Q は減少。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年11月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-15
  2. 2026年11月期 第3四半期決算説明資料2026-10-15