考察

通期業績予想を公表、営業損失75百万円を見込む|2026年11月期 第3四半期短信・業績予想の公表

75012026年10月9日

考察

資料基準 2026年10月9日 15:49 · 更新 2026年10月9日 15:49 · 第1版

影響

中

通期赤字予想と損益回復の途上

見落としやすい点

累計純損失には公開買付提案対応費用が特別損失として含まれており、営業損失や経常損失とは損益段階が異なる。

の通期予想は売上高百万円、営業損失百万円、当期純損失百万円で、当期純損失予想額は時価総額の、純資産のに相当する。からまでの累計では、売上高(前年同期比)、営業損失、四半期純損失となり、営業損失と純損失は前年同期より縮小した。フィッシング事業・アウトドア事業はともに累計増収増益だった一方、売上総利益率の低下や販売費及び一般管理費の増加があり、公開買付提案対応費用も特別損失として計上された。会社は、自社アウトドアブランド「Foxfire」の中国・欧州向けEC販売は下旬開始予定で、宣伝費などの初期費用が先行し、期への売上高の寄与は限定的と説明している。

本業
からまでの累計で、フィッシング事業は売上高(前年同期比増)、セグメント利益(同増)、アウトドア事業は売上高(同増)、セグメント利益(同増}となった。
お金
時点では前事業年度末比で現金及び預金が減少する一方、商品が増加した。四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。

次に確かめる点

  1. の通期決算で、通期予想の売上高、営業損失、当期純損失に対する着地を確認する。
  2. 自社アウトドアブランド「Foxfire」の中国・欧州向けEC販売が下旬に開始されたか、売上寄与と初期費用をの通期決算で確かめる。
  3. 時点の貸借対照表で、現金及び預金と商品の残高が前事業年度末からどう変わったかを確認する。

開示(2件)

1.2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

  • (1)経営成績に関する説明:釣用品市場は、国内においては物価高などによる消費者の節約志向の影響を受け、高価格帯の商品を中心に苦戦した一方、輸出においては円安の影響もあり比較的好調に推移いたしました。
  • また、アウトドア衣料品市場においては、期初において防寒衣料を中心に販売が好調に推移した一方、春夏物については、透湿防水生地の原価高騰による販売価格の上昇などが影響し、ジャケット類を中心とした一部の春物衣料の販売が苦戦し、市場全体として在庫の圧縮を目的とした値引き販売の比率が高まりました。
  • このような状況の中、当社では収益確保に向けた商品の販売強化に取り組んだ結果、当第3四半期累計期間の売上高は26億13百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
  • その一方で、円安や仕入原価の上昇率が高かったことに加え一部滞留商品の値引き販売などが影響し、売上総利益率が低下しました。
  • また、人件費などの増加に加え8月25日に臨時株主総会を開催したことなどによる販売費及び一般管理費の増加の影響を受け、営業損失は68百万円(前年同期間営業損失88百万円)、経常損失は58百万円(前年同期間経常損失80百万円)となりました。
  • さらに、特別損失として公開買付提案対応費用14百万円を計上したことなどが影響し、四半期純損失は86百万円(前年同期間四半期純損失1億2百万円)となりました。
  • (フィッシング事業):フィッシング事業に関しては、国内販売においては物価高などによる消費者の節約志向の影響を受け、高価格帯の商品を中心に依然として厳しい状況が続いております。
  • その一方、輸出においては今期より社内体制を変更して販売を強化した効果が出てきていることに加え、円安の後押しもあり好調に推移いたしました。
  • フライ用品については、輸出を中心にフライフック(釣り針)やフライタイイングツール(毛鉤を巻くための道具)などが好調に推移したものの、一部のフロータント(毛鉤の浮力材)などに欠品が生じ販売は微増に留まりました。
  • その一方で、ルアー用品においては高価格帯のロッド(釣竿)の販売は苦戦したものの、ルアー(擬似餌)の販売は国内、輸出ともに好調に推移いたしました。
  • また、昨年5月に発売開始した国産の熊撃退スプレーの販売は引き続き好調に推移しました。
  • その結果、当第3四半期累計期間におけるフィッシング事業の売上高は、8億16百万円(前年同期比22.3%増)となりました。
  • また、セグメント利益(営業利益)は35百万円(前年同期比45.6%増)となりました。
  • (アウトドア事業):アウトドア事業に関しては、期初に冬季の寒気の影響により防寒衣料や防寒小物の販売が順調に推移いたしました。
  • また、春夏物に関しては、女性物衣料や帽子などのアクセサリー類など一部の商品の販売が苦戦したものの、フィッシングギア(釣用衣料)やシャツ、カットソーなどを中心に販売が好調に推移しました。
  • その結果、当第3四半期累計期間におけるアウトドア事業の売上高は17億83百万円(前年同期比8.3%増)となりました。
  • また、セグメント利益(営業利益)は41百万円(前年同期比96.5%増)となりました。
  • (資産):当第3四半期会計期間末の資産は、前事業年度末に比べ4億5百万円減少し50億57百万円となりました。
  • 流動資産は、電子記録債権の増加51百万円や商品の増加1億75百万円などの一方、現金及び預金の減少3億68百万円や受取手形及び売掛金の減少2億27百万円などの影響により、前事業年度末に比べ3億69百万円減少し、33億25百万円となりました。
  • (負債):当第3四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べ2億83百万円減少し8億14百万円となりました。
  • (純資産):当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ1億22百万円減少し、42億43百万円となりました。
  • これは主に、前事業年度決算の配当支出によるその他資本剰余金の減少29百万円や四半期純損失86百万円、その他有価証券評価差額金の減少6百万円などによるものです。

(1)経営成績(累計)(2026年11月期 第3四半期・2025年12月〜2026年8月)

項目2026年11月期第3四半期2025年11月期第3四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
四半期純利益

%表示は、対前年同四半期増減率

3.2026年11月期の業績予想(2025年12月1日~2026年11月30日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
当期純利益
1株当たり当期純利益

(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2025年11月期
2026年11月期——
2026年11月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

項目外部顧客への売上高セグメント利益又は損失(△)
フィッシング事業
アウトドア事業
計
その他(注)1
合計(注)3
調整額(注)2—

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業であります。

2.2026年11月期通期業績予想の公表に関するお知らせ

業績予想の修正2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

  • 2026年11月期通期業績予想の公表に関するお知らせ:当社は、2026年7月10日に公表し、未定としていた2026年11月期通期業績予想につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
  • 2.通期業績予想公表の理由:当社は2026年7月10日公表の「特別損失の計上及び通期業績予想の取り下げに関するお知らせ」で公表したとおり、主要株主である筆頭株主の堅果シナジー投資事業有限責任組合(以下、「堅果シナジー」)の協力を得て同組合が推進する「グローバル展開」及び「DX化」を進めておりますが、それらに伴う費用の発生時期や規模、2026年11月30日までに見込める売上高の増加額など、2026年11月期の業績への影響額について適正かつ合理的に算出することが困難であるため、通期業績予想の開示を差し控えさせていただいておりました。
  • 上記の状況下、「グローバル展開」及び「DX化」を含む各施策の2026年11月期の業績への影響度について、現時点で一定の合理的算出が可能となったため、未定としていた2026年11月期の通期業績予想を公表するものであります。
  • 3.通期業績予想の概要:第3四半期累計期間(自2025年12月1日至2026年8月31日)の業績の詳細は本日公表の「2026年11月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」に記載しておりますが、第3四半期累計期間において売上高は一定の回復が見られたものの計画ほどの増加には至らず、売上総利益率が低下いたしました。
  • また、人件費などの増加に加え8月25日に臨時株主総会を開催したことなどによる販売費及び一般管理費増加の影響や、特別損失として公開買付提案対応費用を計上したことなどもあり、四半期純損失を計上しております。
  • 次に、第4四半期会計期間(自2026年9月1日至2026年11月30日)の見通しですが、施策の一つである「グローバル展開」を進めるにあたり、9月1日付で中国子会社「厦門特美客戸外科技有限公司」を設立いたしました。
  • また、自社アウトドアブランド「Foxfire」について10月下旬より中国及び欧州に向けたEC販売を開始することといたしました。
  • これら中国及び欧州に向けたEC販売は、中長期的には当社の業績向上に寄与することを見込んでおりますが、販売開始当初は宣伝費などの初期費用が先行して発生する一方、販売開始から期末日である11月30日までの期間が短いことから、2026年11月期への売上高への寄与は限定的となる見込みであります。
  • その結果、2026年11月期の通期業績予想は、売上高35億2百万円、営業損失75百万円、経常損失63百万円、当期純損失1億3百万円となる見込みとなりました。
  • なお、配当につきましては前回発表時と変わらず、期末配当として一株当たり12円を予定しております。

1.2026年11月期通期業績予想について (2025年12月1日~2026年11月30日)

項目今回発表予想(B)(ご参考)前期実績(2025年11月期)
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
1株当たり当期純利益

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年11月期通期業績予想の公表に関するお知らせ2026-10-09
  2. 2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-09