考察

中間期・通期の連結・個別業績予想を上方修正|2027年5月期 第1四半期短信 ほか1件

77132026年10月9日

考察

資料基準 2026年10月9日 15:09 · 更新 2026年10月9日 15:09 · 第1版

影響

大

通期利益計画の大幅引き上げ

見落としやすい点

当社保有の「シグマ光機東京本社ビル」は賃貸目的から自社利用目的に変更され、を投資不動産から有形固定資産へ振り替えたため、固定資産内の増減には資産区分の振替が含まれる。

当累計期間(自至)の連結売上高はで前年同期比、営業利益はで前年同期比となった。期通期の連結営業利益予想は、親会社株主に帰属する当期純利益予想はへ引き上げられ、前回予想比でそれぞれ%増、%増となる。前期の通期連結営業利益実績に対しても上回る計画だ。会社は光電融合関連などの受注増や高付加価値製品需要の回復を修正理由に挙げる一方、世界経済の先行き不透明さが続くとしており、受注が中間期以降も予想に沿うかが焦点となる。

本業
当累計期間は売上総利益の増加が販管費の増加を上回り、営業増益を押し上げた。要素部品事業とシステム製品事業はいずれも増収増益で、利益額は要素部品事業が大きい。
お金
現金及び預金は前連結会計年度末のからへ増え、受取手形及び売掛金と原材料及び貯蔵品も増加した。今回の累計期間はキャッシュ・フロー計算書を作成しておらず、営業キャッシュ・フローと利益の対応は確認できない。

次に確かめる点

  1. 中間期の連結売上高・営業利益・経常利益が修正後予想に届くか、中間期決算の累計値で確認する。
  2. 光電融合向けミラー・球面レンズや自動ステージ、医療・防衛向けシステム製品の需要が、中間期のセグメント実績に表れるか確認する。
  3. 年間配当予想の変更有無を、次回の配当予想公表時に確認する。

開示(2件)

1.2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月9日 15:00開示本文を読む →

  • (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率):(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有業績予想の修正については、本日(2026年10月9日)公表いたしました「2027年5月期第2四半期(中間期)業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
  • (1)経営成績に関する説明:海外地域向けの需要は、米国地域及び中国地域等における産業分野向けが総じて好調に推移し、東南アジア地域では、産業分野向けの調芯装置等を中心に堅調に推移いたしました。
  • このような経営環境の中、持続的な事業拡大に向けた人的投資や研究開発投資等による人件費及び試験研究費等が増加いたしましたが、高付加価値製品の販売増加による増益及びグローバル生産体制の強化による供給力の向上、並びに継続的な業務効率化等による費用削減等に取り組んだ結果、各利益項目が前年同期比で大幅に増加いたしました。
  • その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は33億8千2百万円(前年同期比35.0%増)、営業利益5億1千8百万円(前年同期比240.6%増)、経常利益5億5千6百万円(前年同期比193.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億7千3百万円(前年同期比244.8%増)となりました。
  • セグメントの業績は、次のとおりであります。
  • ① 要素部品事業:当事業においては、光学基本機器製品では、海外地域向け及びエレクトロニクス分野向けの製造装置・検査装置への組み込み用途の手動ステージやホルダー等が好調に推移いたしました。
  • 又、自動応用製品では、バイオ顕微鏡用ステージが底堅く推移する中、エレクトロニクス業界向けの製造装置・検査装置への組み込み用途の自動ステージに加えて調芯システムが好調に推移いたしました。
  • 光学素子・薄膜製品においては、海外地域向け及びエレクトロニクス分野向けの製造装置・検査装置への組み込み用途のミラー及び球面レンズ等が好調に推移いたしました。
  • これら製品セグメント毎の概況により、全体として好調に推移いたしました。
  • その結果、セグメント間の内部売上高を含む売上高は29億5千4百万円(前年同期比38.6%増)となり、営業利益は6億8百万円(前年同期比132.0%増)となりました。
  • ② システム製品事業:当事業においては、防衛業界向けの光学システム製品及びエレクトロニクス業界向けにおける製造装置・検査装置への組込み用途の光学ユニット製品がそれぞれ好調に推移いたしました。
  • 又、医療業界向けにおいては、放射線測定関連の組立案件の反動減がありましたが、ポータブル医療機器製品の需要増加もあり、当事業セグメントは総じて好調に推移いたしました。
  • その結果、セグメント間の内部売上高を含む売上高は4億6千1百万円(前年同期比18.3%増)となり、営業利益は7千8百万円(前年同期比342.9%増)となりました。
  • (資産):固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.7%増加し、89億円となりました。
  • これは、繰延税金資産が3千9百万円増加したことなどによるものです。
  • なお、「(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(追加情報)」に記載のとおり、当社が保有する投資不動産のうち一部について保有目的を変更し、投資不動産から有形固定資産に振り替えております。
  • その結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.6%増加し、217億4千7百万円となりました。
  • (純資産):純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.7%増加し、190億4千2百万円となりました。
  • 自己資本比率は、87.0%となりました。
  • (四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記):当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
  • (投資不動産の保有目的変更):当第1四半期連結会計期間において、当社が保有する投資不動産のうち「シグマ光機東京本社ビル」について、保有目的を賃貸目的から自社利用目的に変更しました。
  • これに伴い、「投資不動産(純額)」のうち1,620,103千円を、「土地」に950,000千円、「建物及び構築物(純額)」に656,594千円、「機械装置及び運搬具(純額)」に13,165千円、「有形固定資産」の「その他(純額)」に344千円それぞれ振り替えております。

(1)連結経営成績(累計)(2027年5月期 第1四半期・2026年6〜8月)

項目2027年5月期第1四半期2026年5月期第1四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益・増減率

%表示は、対前年同四半期増減率

3.2027年5月期の連結業績予想(2026年6月1日~2027年5月31日)

項目第2四半期(累計)通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年5月期
2027年5月期(予想)

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
要素部品事業
システム製品事業
計
合計
調整額(注)2—

(注)1.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

2.2027年5月期 第2四半期(中間期)業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

業績予想の修正2026年10月9日 15:00開示本文を読む →

  • 2027年5月期第2四半期(中間期)業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ:最近の業績動向を踏まえ、2026年7月14日に公表した2027年5月期第2四半期(中間期)(連結・個別)の業績予想及び2027年5月期通期(連結・個別)の業績予想を下記の通り修正いたしましたので、お知らせいたします。
  • 3. 修正の理由:売上高は、当第1四半期累計期間(連結・個別)において、生成 AI や AI データセンター関連の活発な設備投資による需要拡大等を背景とした電子部品・半導体関連、特に光電融合関連のエレクトロニクス業界の業況の影響を受ける形で推移し、国内の他、米国及び中国を中心に海外地域向けの需要回復が継続した結果、総じて好調に推移いたしました。
  • このような状況の中、第2四半期以降においては、いまだ世界経済の先行き不透明な状況は続いてはおりますが、足元の当社グループの受注高は、電子部品・半導体関連、特に光電融合関連のエレクトロニクス業界向けには光学素子・薄膜製品セグメントの製造装置・検査装置組み込み用途のミラー及び球面レンズや、自動応用製品セグメントの調芯システムを含む高精度位置決め用途の自動ステージの需要が増加傾向で推移しております。
  • 加えて、医療分野・防衛分野向け等のシステム製品セグメントの需要も堅調に推移するとの見通し等に基づき、連結・個別の2027年5月期第2四半期(中間期)及び通期の業績予想を上方修正することといたしました。
  • 利益面につきましては、当社を含むグループ会社全体の増収による限界利益率の改善や、高付加価値製品の需要回復、売上高における製品ポートフォリオの改善等による利益押し上げ効果等が見込まれることから、各利益項目について、上記の通り上方修正いたします。
  • なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正はありません。
  • 中間配当金及び期末配当金は、それぞれ1株当たり25円、年間配当金は1株当たり50円を予定しております。
項目売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する中間純利益1株当たり中間純利益
前回発表予想(A)
今回修正予想(B)
増減額(B-A)—
増減率—
(ご参考)前期第2四半期実績(2026年5月期第2四半期)

2. 2027年5月期通期連結業績予想数値の修正 (2026年6月1日~2027年5月31日)

項目売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益
前回発表予想(A)
今回修正予想(B)
増減額(B-A)—
増減率—
(ご参考)前期実績(2026年5月期)

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年5月期 第2四半期(中間期)業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせ2026-10-09
  2. 2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09