考察

四半期は減収・営業赤字に転落、通期予想を据え置き|2027年5月期 第1四半期短信 ほか1件

77252026年10月13日

考察

資料基準 2026年10月13日 16:15 · 更新 2026年10月13日 16:15 · 第1版

影響

中

営業赤字と通期予想据え置き

見落としやすい点

IoT関連事業の受注残高には、前期末から繰り越した韓国顧客向け案件の仕様変更による価格改定が含まれ、新規受注だけによる増加ではない。

当四半期連結累計期間の売上高はで前年同期比となり、営業損益は前年同期のからへ赤字転落した。売上総利益はからへ減少する一方、販売費及び一般管理費はからへ増加した。会社はIoT関連事業の検査用光源装置・瞳モジュールの販売低調と、インダストリー推進事業の研究開発費や人件費の増加を説明している。当四半期末のIoT関連事業の受注残高はで、前年同期末のを上回った。通期予想は変更されず、会社はIoT関連事業の通期売上予想に対し、当四半期売上高・受注残高・の大口受注を合わせた()を確保と説明しているが、受注残や受注が実際の売上に転換するかが焦点となる。

本業
当四半期連結累計期間のIoT関連事業は売上高(前年同期比減)、セグメント利益で、インダストリー推進事業は売上高(前年同期比増)ながらセグメント損失だった。
お金
現金及び預金は前連結会計年度末のから当四半期連結会計期間末のへ減少し、商品及び製品は、仕掛品は増加した。
注意
税引前損失に対し法人税等合計はとなり、親会社株主に帰属する四半期純損失はに縮小したほか、期末配当予想には特別配当が含まれる。

次に確かめる点

  1. 次回決算で、に受注した大口案件がIoT関連事業の売上高に計上されたか、当該累計期間の売上高と受注残高で確かめる。
  2. 次回決算で、インダストリー推進事業の売上高とセグメント損益を前年同期の累計どうしで比べ、研究開発費・人件費等の増加が利益に残るか確認する。
  3. 通期決算で売上高・営業利益の計画達成度と、期末配当(特別配当を含む)の実績を確認する。

開示(2件)

1.2027年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月13日 16:00開示本文を読む →

  • 2.配当の状況:(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
  • 2.2027年5月期(予想)期末配当金45円00銭には、特別配当金10円00銭が含まれております。
  • (1)当四半期の経営成績の概況:当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績について、売上高及び営業利益は前年同期と比較して減少いたしました。
  • これは、主にIoT関連事業において製品の販売が低調に推移したためであります。
  • なお、当連結会計年度では、売上高及び営業利益が第2四半期から第4四半期にかけて段階的に拡大していくと予測しており、当第1四半期においては概ね予算どおりの進捗となっております。
  • これらの事業活動の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は816百万円(前年同期の売上高1,048百万円に比し、22.1%の減少)、売上高の減少等により売上総利益は305百万円(前年同期の売上総利益524百万円に比し、41.9%の減少)となりました。
  • また、営業損失は142百万円(前年同期の営業利益は99百万円)、経常損失は125百万円(前年同期の経常利益は136百万円)、法人税等を控除した親会社株主に帰属する四半期純損失は81百万円(前年同期の親会社株主に帰属する四半期純利益は47百万円)となりました。
  • (IoT関連事業):当第1四半期連結累計期間における当セグメントの外部顧客に対する売上高は315百万円(前年同期の売上高622百万円に比し、49.4%の減少)、セグメント利益は51百万円(前年同期のセグメント利益249百万円に比し、79.3%の減少)となりました。
  • これは、検査用光源装置及び瞳モジュールの販売が低調に推移したためであります。
  • なお、当第1四半期は前期に受注した大口案件に向けた準備期間として想定していたことから、業績は概ね予算どおりの進捗となっております。
  • また、受注残高は前年同期を大幅に上回る水準で推移しており、第2四半期以降、順次売上計上が進むとともに、追加受注も見込んでおります。
  • (インダストリー4.0推進事業):当第1四半期連結累計期間における当セグメントの外部顧客に対する売上高は498百万円(前年同期の売上高421百万円に比し、18.1%の増加)となりました。
  • これは、精密除振装置分野及び歯車試験機分野において製品の販売が好調に推移したためであります。
  • 一方、セグメント損失は5百万円(前年同期のセグメント利益は56百万円)となりました。
  • これは、主に新製品開発に伴う研究開発費や人件費等の増加により、販売費及び一般管理費が増加したためであります。
  • (2)当四半期の財政状態の概況:流動資産は、前連結会計年度末に比べ452百万円減少し、10,070百万円となりました。
  • これは、商品及び製品が81百万円、仕掛品が170百万円増加したものの、現金及び預金が782百万円減少したこと等によるものであります。
  • 当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ424百万円減少し、10,367百万円となりました。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:当連結会計年度の連結業績予想につきましては、2026年7月13日公表時より変更はありません。
  • (1)受注実績の状況:IoT関連事業においては、主に海外顧客向け検査用光源装置の需要が好調に推移したため、受注高は前年同期比で増加いたしました。
  • また、受注残高については、前連結会計年度に受注した海外主要顧客向け大口案件を含む受注の積み上がりに加え、同顧客における設備投資需要が継続していることから、前年同期比で大幅に増加しております。
  • インダストリー4.0推進事業においては、精密除振装置及び歯車試験機の需要が好調に推移したことから、受注高及び受注残高は前年同期比で増加いたしました。

(1)連結経営成績(累計)(2027年5月期 第1四半期・2026年6〜8月)

項目2027年5月期第1四半期2026年5月期第1四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する四半期純利益
営業利益・増減率—
経常利益・増減率—
親会社株主に帰属する四半期純利益・増減率—

%表示は、対前年同四半期増減率/(注)包括利益

3.2027年5月期の連結業績予想(2026年6月1日~2027年5月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年5月期
2027年5月期(予想)

(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

(単位:千円)

項目外部顧客への売上高セグメント利益又は損失(△)
IoT関連事業
インダストリー4.0推進事業
計
その他(注)
合計

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントである「環境エネルギー事業」であります。

2.2027年5月期第1四半期決算説明会資料

資料2026年10月13日 16:00開示本文を読む →

  • 2026年9月(第2四半期)には747百万円の大口受注を獲得。
  • 9月には大口案件747百万円を受注(第2四半期の受注高に計上)。今期中の売上計上を予定。
  • IoT関連事業の通期業績予想5,100百万円に対し、第1四半期売上高315百万円、第1四半期末時点の受注残高3,061百万円、9月の大口受注747百万円を合わせ、4,123百万円(約81%)を確保。今期中の売上計上を予定。残る977百万円については、第3四半期頃までに受注し、今期中の売上計上を目指す。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-13
  2. 2027年5月期第1四半期決算説明会資料2026-10-13