考察

通期売上高予想を上方修正、利益予想は据え置き|2027年2月期 中間期短信

80082026年10月9日

考察

資料基準 2026年10月9日 15:53 · 更新 2026年10月9日 15:53 · 第1版

影響

中

利益予想据え置きと会計変更影響

見落としやすい点

㈱アスティの見積り変更は、現役従業員部分の確定拠出企業年金制度への移行に伴い、退職者に係る閉鎖型確定給付企業年金の数理計算上の差異を発生年度に一括償却する方法へ変更したもの。

当中間期の連結売上高は(前年同期比)、営業利益は(前年同期比)となった。通期売上高予想はへ上方修正された一方、各段階利益は据え置かれ(営業利益)、年間配当予想もで直近予想から修正はなく、会社は経営環境の認識と今後の投資計画を勘案して各段階利益を計画通りと見込む。連結子会社の㈱アスティにおける会計上の見積り変更で退職給付費用を減額した結果、当中間期の営業利益、経常利益、税金等調整前中間純利益は増加した。当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、資金の減少がだった。

本業
当中間期のブランド事業は売上高(前年同期比増)、営業利益(同増)と伸び、アパレル事業も売上高(同増)、営業利益(同増)だった。
お金
前連結会計年度末比で、当中間連結会計期間末の商品及び製品は、現金及び預金は増加し、短期借入金も増加した。
注意
当中間期は特別損失として減損損失と退職給付制度終了損を計上した。

次に確かめる点

  1. 次に発表される期第四半期(〜の累計)で、売上高と営業利益が修正後の通期計画に対してどう推移するかを確認する。
  2. 次の決算で、〜の累計営業活動によるキャッシュ・フローと短期借入金残高がどう動くかを、キャッシュ・フロー計算書と貸借対照表で確認する。
  3. 次の決算の注記で、㈱アスティの退職給付制度移行に伴う会計上の見積り変更が、利益の説明にどう反映されるかを確かめる。

開示(1件)

1.2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

  • (1)経営成績に関する説明:そして、信頼性の高い企業グループの構築に向け、サステナブル経営の実践、内部統制機能の強化、株主への利益還元、中長期的な利益成長につながる投資の実行を通じて、企業価値の向上に努めております。
  • その結果、当中間連結会計期間の連結業績は、売上高394億42百万円(前年同期比21.5%増)、営業利益27億9百万円(前年同期比141.0%増)、経常利益28億71百万円(前年同期比119.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益15億57百万円(前年同期比99.2%増)となりました。
  • なお、特別損失として減損損失158百万円、退職給付制度終了損36百万円を計上いたしました。
  • (ブランド事業):「4℃」ブランドを中心にジュエリーSPAを展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツグループは、MD改革の深化やチャネル戦略が奏功し、既存店売上高が伸長いたしました。
  • また、高級ブランド時計のリユース販売を手がける㈱羅針では、引き続き品揃えの拡充に取り組んだ結果、売上高・営業利益ともに大幅に拡大いたしました。
  • (アパレル事業):アスティグループにおいては、グローバルサプライチェーンの強化に取り組みました。
  • 円安や原価高騰の影響を受けましたが、退職給付制度の改定に伴う一時的な費用の減少もあり、営業利益が増加いたしました。
  • また、デイリーファッション「パレット」を展開する㈱アージュは、新規出店に加え、催事等を通じて既存店も伸長し、売上高が拡大いたしました。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:当中間連結会計期間の業績を踏まえ、2026年7月10日に公表した通期の売上高予想を修正いたしました。
  • 一方、各段階利益については、経営環境の認識と今後の投資計画を勘案し、計画通りの推移を見込んでおります。
  • (会計上の見積りの変更に関する注記):当社の連結子会社である㈱アスティは、従来、確定給付企業年金制度の数理計算上の差異は、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)で費用処理していましたが、現役従業員部分の確定拠出企業年金制度移行に伴い、退職者に係る閉鎖型確定給付企業年金から生じる数理計算上の差異については、発生した連結会計年度に一括償却処理する方法に変更しております。
  • この変更により、退職給付費用の減額処理を行い当中間連結会計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前中間純利益は、452百万円増加しております。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率/(注)包括利益

3.2027年2月期の連結業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
ブランド事業
アパレル事業
計
中間連結損益計算書計上額(注)2
調整額(注)1—

(注)1セグメント利益の調整額△499百万円には、のれん償却額△499百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△270百万円、セグメント間取引消去額269百万円が含まれております。なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産
2027年2月期中間期

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09