考察

中間期の営業損失は予想より拡大、純損失は売却益で予想より縮小|2027年2月期 中間期連結累計期間業績予想と実… ほか1件

81432026年10月14日

考察

資料基準 2026年10月14日 16:16 · 更新 2026年10月14日 16:16 · 第1版

影響

大

継続企業の前提に重要な不確実性

見落としやすい点

当中間連結会計期間の投資活動CFは、投資有価証券の売却による収入などを含むの収入だった。

当中間連結会計期間の売上高は(前年同期比減)、営業損失はで前年同期のから拡大し、営業CFもの支出だった。親会社株主に帰属する中間純損失はと前年同期のから縮小したが、投資有価証券売却益を計上しており、営業段階では損失が拡大した。末の現預金から当中間期末の現金及び預金に減少し、会社は資金繰りに重要な懸念と継続企業の前提に関する重要な不確実性を記載した。期通期の業績予想は据え置きで、秋冬物商品の売上確保と販管費削減を進める方針。

本業
当中間連結会計期間の卸売事業は売上高(前年同期比減)で、営業損失は前年同期のから縮小した。一方、小売事業は売上高(前年同期比減)、営業損失は前年同期のから拡大した。
注意
当社グループは第(期)以降、営業損失を継続して計上しており、資金繰りに重要な懸念が生じていることと、継続企業の前提に関する重要な不確実性を開示した。

次に確かめる点

  1. 次回の累計決算(〜を含む期間)で、卸売事業・小売事業の売上高と営業損益が前年同期からどう変化するかを確認する。
  2. 秋冬物商品の売上確保と販管費削減が、次回決算の累計実績や通期予想の更新に表れるかを確認する。
  3. 次回決算で営業CFと現金及び預金の推移を確認し、資金繰り懸念への対応として会社が挙げた資産売却や借入金返済スケジュールの交渉の進捗を確かめる。

開示(2件)

1.2027年2月期中間期連結累計期間業績予想と実績の差異に関するお知らせ

業績予想の修正2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

  • 記:2026年4月20日に公表いたしました2027年2月期第2四半期(中間期)連結業績予想につきまして業績予想と実績の差異を下記のとおり修正いたしましたので、お知らせいたします。
  • 2.修正の理由:当中間連結会計期間の業績は、中東地域を巡る情勢を起因とした原油価格や資源価格の高騰の影響で長期化する物価高騰から、消費者の節約志向が根強く、ミセス層を中心とした消費者の慎重な消費マインドによって、売上高は、前回の予想数値を下回りました。
  • 損益面に関しましては、採算を重視した営業活動に注力し、販売費及び一般管理費の抑制に努めましたが、製造原価が上がり、営業利益、経常利益は予想数値より下回りました。
  • 一方で、親会社株主に帰属する中間純利益は投資有価証券売却益があり、予想数値を上回りました。
  • 通期の業績予想につきましては、秋冬物商品での売上高の確保を行い、販管費削減策を更に実行して、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに、2026年4月20日に公表いたしました業績予想数値を据え置くことといたします。
  • また、配当予想につきましても修正はありません。
項目売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する中間純利益1株当たり中間純利益
前回発表予想(A)
今回修正予想(B)
増減額(B-A)—
増減率————
(ご参考)前期中間期実績(2026年2月期中間期)

(注)1株当たり中間純利益の端数処理方法は、有価証券報告書、半期報告書に合わせて切捨てとしております。

2.2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)

その他2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

  • (1)経営成績に関する説明:当アパレル業界では、一部のインバウンド需要はあるものの、長期化する物価高騰から消費者の節約志向が根強く、ミセス層を中心とした消費者の慎重な消費マインドから、先行きの需要環境は厳しい状況下にあります。
  • このような状況のもと当社グループは、継続して、当社製品のターゲット層の購買に対する価値観の多様化に対応し、ニーズに則したお買い求めやすい価格帯の商材供給に取り組み、店頭販売数量増加を図るとともに、適正利益の確保に努め、厳しい消費環境に対処してまいりました。
  • また、専門店卸販路の回復にも注力するとともに、製造固定費や変動費の低減、合理化策を継続して取り組んでまいりました。
  • これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は8億51百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
  • 損益面におきましては、販売費及び一般管理費の抑制に努めましたものの、営業損益は1億76百万円の損失(前年同期は1億72百万円の損失)となり、経常損益は1億57百万円の損失(前年同期は1億61百万円の損失)となりました。
  • また、親会社株主に帰属する中間純損益は80百万円の損失(前年同期は1億65百万円の損失)となりました。
  • <卸売事業>:専門店販売事業においては、取引条件や不採算取引の改善に継続して取り組み、受注から実需までのリードタイムを短縮することにより店頭消化の精度向上を図り、収益面の改善に努めるとともに、アパレル卸として新規取引・新販路開拓に取り組んでまいりました。
  • その結果、当事業の当中間連結会計期間の売上高は3億23百万円(前年同期比11.2%減)となり、営業損益は94百万円の損失(前年同期は1億25百万円の損失)となりました。
  • <小売事業>:お客様視点の魅力ある品ぞろえの強化、効果的な販売促進策を講じて店頭活性化を図り、新規顧客の獲得に努め、損益改善に努めてまいりました。
  • また、本部による経費の効率的運用を継続して行っております。
  • その結果、当事業の当中間連結会計期間の売上高は5億22百万円(前年同期比4.8%減)となり、営業損益は65百万円の損失(前年同期は29百万円の損失)となりました。
  • <福祉事業>:当事業の当中間連結会計期間の業績は、売上高5百万円(前年同期比1.2%減)となり、営業損益は16百万円の損失(前年同期は17百万円の損失)となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純損失が78百万円となり、投資有価証券売却益80百万円、仕入債務の減少38百万円などにより、1億9百万円の支出(前年同期は3億18百万円の支出)となりました。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入1億8百万円などがあり、1億7百万円の収入(前年同期は1百万円の支出)となりました。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少2億38百万円などにより、2億43百万円の支出(前年同期は15百万円の支出)となりました。
  • この結果、現金及び現金同等物の当中間連結会計期間末残高は、前連結会計年度末に比べて2億45百万円減少して、2億44百万円となりました。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年2月期通期の業績予想につきましては、2026年4月20日に公表しました業績予想数値から変更はありません。
  • (継続企業の前提に関する注記):当社グループは、第71期(2019年2月期)以降から継続して、営業損失を計上しております。
  • 当中間連結会計期間において営業損失1億76百万円、経常損失1億57百万円、親会社株主に帰属する中間純損失80百万円を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローは1億9百万円のマイナスとなったことで、当中間連結会計期間末における現金及び預金は2億44百万円となりました。
  • これらの状況により、当社グループの資金繰りに重要な懸念が生じていることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
  • ①卸売・小売事業については、:製品の品質は維持向上を図りながら、パターン・縫製仕様の合理化を進め、よりお買い求めやすい販売価格で、売れ筋のトレンドを押さえた新作デザインを展開し、幅広いお客様層へ訴求できる魅力ある新商品の提供に努めていきます。
  • 製造原価の低減による適正粗利確保の取り組みを推し進めるとともに、引き続き固定経費の徹底的削減を継続して、売上高の維持拡大と安定的な営業利益を確保できる体制を整えてまいります。
  • ③資金の確保については、:製造原価の低減、販売費及び一般管理費削減の継続的取り組み、取引金融機関へ借入金元本の返済スケジュールに関して継続して交渉を行っております。
  • また、自社で保有する資産の売却等による資金化の早期実施に努めてまいります。
  • しかしながら、これらの対策は実施途上であり、今後の営業損益及び財務面に及ぼす影響の程度や期間について不確実性があることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

(中間連結損益計算書)

項目前中間連結会計期間(自2025年3月1日至2025年8月31日)当中間連結会計期間(自2026年3月1日至2026年8月31日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業損失(△)
受取利息
受取配当金
助成金収入
その他
営業外収益合計
支払利息
その他
営業外費用合計
経常損失(△)
投資有価証券売却益—
特別利益合計—
減損損失—
特別損失合計—
税金等調整前中間純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額—
法人税等合計
中間純損失(△)
親会社株主に帰属する中間純損失(△)

(単位:千円)

項目卸売事業小売事業福祉事業計中間連結損益計算書計上額 (注)
顧客との契約から生じる収益
外部顧客への売上高
計
セグメント損失(△)

(注)セグメント損失(△)は、中間連結損益計算書の営業損失と一致しております。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期中間期連結累計期間業績予想と実績の差異に関するお知らせ2026-10-14
  2. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)2026-10-14