考察

営業増益・純利益減、上場廃止予定で次期予想は記載せず|剰余金の配当(期末配当)・2026年8月期 短信

82542026年10月15日

考察

資料基準 2026年10月15日 17:54 · 更新 2026年10月15日 17:54 · 第1版

影響

中

通期計画未達と次期予想非開示

見落としやすい点

普通株式の期末配当は前回予想どおりですが、配当原資には資本剰余金が含まれます。

通期の連結売上高は(前期比)、営業利益は(前期比)だった一方、経常利益は(前期比)、親会社株主に帰属する当期純利益は(前期比)となり、前回公表の通期会社計画も売上高・営業利益・純利益で下回った。売上総利益の減少を上回る販管費の減少が営業利益を押し上げた一方、支払利息の増加が経常利益を押し下げ、法人税等の増加が当期純利益を押し下げた。営業活動によるキャッシュ・フローはの収入、投資活動によるキャッシュ・フローはの支出(有形固定資産の取得による支出)で、現金及び現金同等物は減少しとなった。会社は付の上場廃止決定通知を受け、今後上場廃止となる予定であることなどを理由に次期の業績予想を記載せず、普通株式は当たり、A種優先株式は当たりの期末配当を決議し、株主総会に付議する予定(効力発生日は)。藤沢市民会館サービス・センター株式会社の清算はに完了し、当社受領額は、翌連結会計年度に関連会社清算益を特別利益に計上する見込み。

本業
販管費の減少を受けて連結営業利益は増加した一方、百貨店事業の営業利益は減少し、不動産事業は黒字となりました。
注意
連結の1株当たり純資産額は、期末純資産からA種優先株式の発行価額と優先配当額を控除して算定されています。

次に確かめる点

  1. 定時株主総会で普通株式・A種優先株式の配当案が承認されるか、効力発生日のに実施されるか。
  2. 翌連結会計年度の決算で、藤沢市民会館サービス・センター株式会社の関連会社清算益が特別利益に計上されるか。
  3. 上場廃止の具体的な日程と、今後の業績情報開示方針が会社または取引所の続報でどう示されるか。

開示(2件)

1.剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ

配当2026年10月15日 17:30開示本文を読む →

  • 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ:当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、2026年8月31日を基準日とする剰余金の配当をおこなうことを決議いたしましたので、お知らせいたします。
  • なお、本件は2026年11月16日開催予定の当社第95回定時株主総会に付議する予定であります。
  • 2. 理由:当社は、2026年2月26日開催の臨時株主総会において繰越利益剰余金の欠損を解消し、今期より配当が可能となり、業績及び財務状況等を総合的に勘案して利益還元をおこなう方針であります。
  • 当期の期末配当につきましては、日頃より株主の皆様のご支援にお応えするため、前回予想のとおり普通株式につきましては1株当たり5円とし、A 種優先株式につきましては発行要項に基づき、優先配当金を支払うことを、第95回定時株主総会において付議させていただく予定です。

2.2026年8月期 決算短信[日本基準](連結)

その他2026年10月15日 17:30開示本文を読む →

  • 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結):定時株主総会開催予定日2026年11月16日配当支払開始予定日2026年11月17日
  • (参考) 自己資本:(注)1株あたりの純資産額は「期末純資産額1,358百万円-期末発行済優先株式発行価額741百万円-優先配当額17百万円=599百万円」を、期末発行済株式数(自己株式を除く)で除して算出しております。
  • 2.配当の状況:(注2)2026年8月期の配当原資には、資本剰余金が含まれています。
  • (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率):当社は、株式会社東京証券取引所の定める上場維持基準への適合に向けた取り組みを進めてまいりましたが、流通株式時価総額の基準を満たすことができず、2026年9月16日付で同取引所より上場廃止の決定の通知を受けております。
  • これに伴い、今後上場廃止となる予定であり、投資家への情報開示の必要性が低下することから、2027年8月期の業績予想については記載しておりません。
  • (1)当期の経営成績の概況:資本構造の見直しにおきましては、利益剰余金の欠損を解消、今期より配当が可能となり、今期末として5円の配当を予定しております。
  • また、株式会社AFC-HDアムスライフサイエンスとEVO FUNDを対象とした第三者割当にて資金調達をおこない、収益構造の改善を実行するとともに、流通株式時価総額を増加いたしました。
  • 更に、2026年6月18日及び2026年7月29日に公表のとおり、上記の配当による還元に加え、機動的な資本政策の遂行及び株主還元の拡充を図るとともに、株式価値の向上を目指すため、自己株式の取得をおこないました。
  • 上記のことから、当社の当連結会計期間の業績においては、売上高4,591百万円(前年同期比99.1%)、営業利益124百万円(前年同期比108.6%)、経常利益106百万円(前年同期比78.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益85百万円(前年同期比77.5%)となりました。
  • (百貨店事業):百貨店ゾーンにおきましては、2026年5月28日に「ラウンドワンさいか屋横須賀店」がオープンしたことにより、入店客数が増加しており、テナントゾーンとのシナジー効果が発揮されております。
  • さらに、藤沢店では、2026年7月10日に「マツモトキヨシさいか屋藤沢店」がオープンし、店舗内の回遊性や滞在時間の延伸につなげるとともに、同フロアのイベントスペースにて物産展等の催事企画を開催することにより、シナジー効果の向上に努めております。
  • 以上の結果、売上高は4,582百万円(前年同期比99.1%)、営業利益は626百万円(前年同期比94.0%)となりました。
  • (2)当期の財政状態の概況:当連結会計年度末の財政状態に関し、総資産については、前連結会計年度末に比べ467百万円増加し12,361百万円となりました。
  • 負債については、前連結会計年度末に比べ98百万円減少し、11,003百万円となりました。
  • 純資産については、前連結会計年度末に比べ566百万円増加し1,358百万円となりました。
  • (3)当期のキャッシュ・フローの概況:当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ489百万円減少し、944百万円となりました。
  • 投資活動によるキャッシュ・フローは、1,198百万円の支出(前連結会計年度は620百万円の支出)となりました。
  • 主な支出項目は、有形固定資産の取得による支出1,128百万円等によるものであります。
  • 主な収入項目は、新株の発行による収入652百万円、主な支出項目は、自己株式の購入による支出174百万円及び、長期借入の返済による支出106百万円等によるものであります。
  • (重要な後発事象):当社は、藤沢市と共同で運営しておりました持分法非適用の関連会社である「藤沢市民会館サービス・センター株式会社」(以下、藤沢市民会館サービス・センター)について、2026年9月9日をもって清算手続きが完了し、残余財産の分配(みなし配当を含む)を受領いたしました。
  • 3.残余財産の分配額及び損益に与える影響:(1)当社受領額44,736千円
  • (2)清算結了日2026年9月9日
  • (3)当該分配に伴い、翌連結会計年度において関連会社清算益39,936千円を特別利益に計上する見込みであります。

(1)連結経営成績

項目2026年8月期2025年8月期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率

%表示は対前期増減率/(注1)包括利益2026年8月期88百万円( 49.4%) 2025年8月期174百万円( 327.3%)/(注2)2026年8月期売上高4,591百万円:対前年同期比99.1%

(3)連結キャッシュ・フローの状況

項目営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高
2026年8月期
2025年8月期

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年8月期 決算短信[日本基準](連結)2026-10-15
  2. 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ2026-10-15