考察

活況な株式市場を背景に中間期は黒字転換、通期予想は非開示|2027年3月期 中間期短信

86172026年10月22日

考察

資料基準 2026年10月22日 14:08 · 更新 2026年10月22日 14:08 · 第1版

影響

中

市場連動の利益改善

見落としやすい点

トレーディング損益の増加には保有有価証券の評価益増加も含まれ、ディーリングの損益だけの増加ではない。

当中間期の営業収益は(前年同期比)、純営業収益は(前年同期比)。営業利益は前年同期のからに転じ、経常利益は(前年同期比)、中間純利益は(同)となった。会社は、お客様の売買増加を受入手数料増の理由に挙げ、活況な株式市場を背景としたディーリングの好調と保有有価証券の評価益増加をトレーディング損益の増加要因として説明した。第四半期単独の営業収益は、営業利益はで、第四半期単独の、からともに減少した。営業活動によるキャッシュ・フローは当中間期に減少し、会社は主因としてトレーディング商品(資産)の増加による支出などを挙げた。

本業
当中間期の受入手数料は前年同期のからへ、トレーディング損益はからへ増加した。
お金
当中間期の営業活動によるキャッシュ・フローは減少(前年同期は増加)し、現金及び現金同等物も前事業年度末比減少して中間期末となった。
注意
会社は金融商品取引業の業績が市場環境の変動の影響を大きく受けるとして業績予想を開示せず、期の配当予想額も未定としている。

次に確かめる点

  1. 次の期第四半期決算の累計で、トレーディング損益と営業利益が前年同期比でどう推移するかを確認する。
  2. 次の期第四半期決算の累計で、営業活動によるキャッシュ・フローとトレーディング商品(資産)の増減が、中間期の資金減少要因からどう変わるかを確認する。
  3. 今後の開示で期の配当予想が示されるか、業績予想を非開示とする方針に変更があるかを確認する。

開示(1件)

1.2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信2026年10月22日 14:00開示本文を読む →

  • (注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無:2027年3月期の配当予想額は未定であります。
  • 3.2027年3月期の業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日):当社の主たる事業である金融商品取引業の業績は、経済情勢や市場環境の変動による影響を大きく受ける状況にあり、この事業の特性に鑑み通常の業績を適正に予想し、開示することは極めて困難であるため、業績予想を開示しておりません。
  • (1)当中間期の経営成績の概況:当中間会計期間の国内株式市場は、長引く中東紛争の混迷を背景に原油価格の上昇、物価高や原材料不足など実体経済への影響が懸念される中、半導体関連、データセンター関連やAI関連の企業の株価上昇に株式市場が牽引され、史上最高値が更新される活況相場となりました。
  • 当期は、お客様の売買が増加し、受入手数料は1億53百万円(前年同期比136.7%)となりました。
  • また、自己売買部門では、リスク管理を徹底した上で、株式・デリバティブの取引を行っています。
  • 当中間会計期間のトレーディング損益は、活況な株式市場を背景にディーリングが好調な成績となり、保有有価証券の評価益も増加して4億88百万円(同227.7%)となりました。
  • 金融収益は51百万円(同79.4%)、その他の営業収益は主に他証券会社向けの基幹システム提供などから70百万円(同93.1%)、販売費・一般管理費は5億46百万円(同111.9%)となりました。
  • その結果、当中間期の営業収益は7億64百万円(同163.4%)、経常損益は3億13百万円の利益(同619.4%)、当中間期純損益は2億64百万円の利益(同636.2%)となりました。
  • ① 財政状態の分析:当中間会計期間末の純資産の残高は、前事業年度末に比べ6億98百万円増加し169億62百万円となりました。
  • その主な要因は、評価差額金の増加によるものであります。
  • この結果、自己資本比率は72.2%(前期末72.8%)となりました。
  • ② キャッシュ・フローの状況:当中間会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ18億99百万円減少し、20億66百万円となりました。
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー:当中間会計期間の営業活動により資金は、17億2百万円減少(前中間会計期間は36億94百万円増加)しました。
  • これは、トレーディング商品(資産)の増加による支出が14億10百万円あったこと等の結果であります。

(1)経営成績(累計)(2027年3月期 第2四半期・中間期)

項目2027年3月期中間期2026年3月期中間期
営業収益
営業収益・増減率
純営業収益
純営業収益・増減率
営業利益
経常利益
経常利益・増減率—
中間純利益
中間純利益・増減率—

%表示は、対前年中間期増減率

2.配当の状況

項目期末合計
2026年3月期

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

項目1株当たり中間純利益
2027年3月期中間期
2026年3月期中間期

(3)中間キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)
項目前中間会計期間(自2025年4月1日至2025年9月30日)当中間会計期間(自2026年4月1日至2026年9月30日)
自己株式の取得による支出

2 期末自己株式数

項目2027年3月期中間期2026年3月期
期末自己株式数

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-22