考察

通期営業黒字に転換、実績は修正予想を上回る|2026年8月期 短信・業績予想と実績値の差異 ほか1件

93312026年10月14日

考察

資料基準 2026年10月14日 16:18 · 更新 2026年10月14日 16:18 · 第1版

影響

中

黒字転換と修正予想超過

見落としやすい点

当連結会計年度から報告セグメント区分を変更し、前期の数値は変更後の区分に組み替えて比較している。

期通期の連結売上高は(前期比)、営業利益はで、期の営業損失から黒字に転じた。前回修正予想の営業利益に対し実績はで、修正予想比%増、売上高も%増となった。会社は売上高の上振れ要因に一部案件の超過利用の拡大等、利益の上振れ要因に販管費削減、受注状況に応じた原価コントロール、広告投資の最適化を挙げた。BPaaS事業は原価最適化と販管費圧縮で増益となった一方、AI Tech事業の利益はAI研修のグループ内取引により一時的に増加している。期通期予想は売上高(前期比)、営業利益(前期比)、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益。助成金は支給要件の充足等を前提に受領する可能性があるが、交付決定と受領時期が未確定のため業績予想には含まれていない。

本業
当連結会計年度は、BPaaS事業の売上高が前期比減ながらセグメント利益は前期比増、HR事業は売上高前期比減・利益前期比減、AI Tech事業は前期のセグメント損失からセグメント利益へ転じた。
お金
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローはの収入に転じた一方、未払費用の減少額などが変動要因で、無形固定資産の取得にを支出し、財務活動によるキャッシュ・フローは短期借入金の純増を主因にの収入、期末の現金及び現金同等物はだった。

次に確かめる点

  1. 次回の期第四半期決算(〜)で、売上高・営業利益の累計と前年同期比、通期計画に沿うかを確認する。
  2. 同じ第四半期の説明資料で、BPaaS事業の稼働社数とARPU、CASTER NEOシリーズの拡大状況を確かめる。
  3. 助成金について、支給要件の充足、交付決定、受領時期が適時開示または次回決算で示されるかを確認する。

開示(3件)

決算短信2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

  • (決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法):決算補足説明資料はTDnetで同日公表するとともに、当社ウェブサイト(https://caster.co.jp/ir/)に掲載しております。
  • また、2026年10月19日(月)に個人投資家・機関投資家・アナリスト向け決算説明会を開催する予定です。
  • (1)当期の経営成績の概況:以上の結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高4,453,921千円(前期比2.9%減)、営業利益50,532千円(前期は営業損失382,982千円)、経常利益41,358千円(前期は経常損失386,366千円)、親会社株主に帰属する当期純利益3,453千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失393,260千円)となりました。
  • セグメントごとの業績は次のとおりであります。
  • なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。
  • 前期比較につきましては、前期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。
  • (BPaaS事業):BPaaS事業は、通期黒字化を最優先とする方針のもと収益性を重視し、CAC(顧客獲得単価)の最適化に向けた新たな集客チャネルへの検証やAI活用を継続的に推進してまいりました。
  • 動画広告をはじめとする新たな集客施策の展開や、「CASTER NEO」シリーズなどAI関連の新サービスへの興味・関心の高まりを背景に、新規顧客の開拓が着実に進捗しております。
  • 一方で、AI活用を前提とした提供体制の最適化や稼働開始時期の調整等により、通期の稼働社数については計画を下回る推移となったことに加えて、採用領域において前第1四半期まで計上されていた大型解約案件の影響が通期を通じて残ったことから、売上高は前期比で減収となりました。
  • 利益面については、受注率を見極めた原価の最適化や販売費及び一般管理費の圧縮に継続的に取り組んだ結果、収益性及びコスト構造の改善が進展し、前期比で増益となりました。
  • 以上の結果、売上高3,396,885千円(前期比1.7%減)、セグメント利益(営業利益)826,964千円(前期比27.0%増)となりました。
  • (HR事業):HR事業は、BPaaS事業からの顧客送客が限定的な状況が継続しており、全体としては低調に推移しております。
  • 以上の結果、売上高693,641千円(前期比9.4%減)、セグメント利益(営業利益)77,757千円(前期比26.7%減)となりました。
  • (AI Tech事業):AI Tech事業は、マイクロロット市場を対象としたMy Assistantにおいて、収益性を重視した広告投資の最適化を図りつつも、グラムスの既存事業における安定した売上が寄与したこと等により、売上高は全体として堅調に推移しております。
  • 利益面では、広告アロケーション・販売費及び一般管理費の最適化が寄与するとともに、AI研修の利用に伴うグループ内取引により利益が一時的に増加しており、当該取引はグループ全体でのAI活用促進にもつながっております。
  • 以上の結果、売上高363,394千円(前期比0.5%減)、セグメント利益(営業利益)3,117千円(前期はセグメント損失275,099千円)となりました。
  • (負債):当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ99,599千円増加の1,261,930千円となりました。
  • これは主に短期借入金が165,000千円、未払法人税等が58,446千円増加した一方、未払費用が88,067千円、長期借入金が37,568千円減少したことによるものであります。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動による資金の増加は、17,377千円(前連結会計年度は371,910千円の支出)となりました。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動による資金の減少は、93,549千円(前連結会計年度は18,439千円の収入)となりました。
  • これは主に、無形固定資産の取得による支出90,694千円があったことによるものであります。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):財務活動による資金の増加は、125,201千円(前連結会計年度は69,477千円の支出)となりました。
  • これは主に、短期借入金の純増額165,000千円に対し、長期借入金の返済による支出37,568千円があったことによるものであります。
  • (4)今後の見通し:以上を踏まえ、2027年8月期の連結業績予想につきましては、売上高4,468百万円、営業利益10百万円、経常損失5百万円、親会社株主に帰属する当期純損失11百万円を見込んでおります。
  • また、当社が全従業員を対象に実施した株式会社キャスターテックジャパンの提供するAIリスキリング研修について、支給要件の充足等を前提として助成金の対象となる見込みであり、最大94百万円の助成金を受領する可能性があります。
  • しかしながら、現時点において交付決定や受領時期が未確定であるため、連結業績予想には含めておりません。

(1)連結経営成績(2026年8月期 通期・2025年9月〜2026年8月)

項目2026年8月期2025年8月期
売上高
売上高・増減率
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益

%表示は対前期増減率/(注) 包括利益

3.2027年8月期の連結業績予想(2026年9月1日~2027年8月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
BPaaS事業
HR事業
AI Tech事業
計
合計
連結損益計算書計上額 (注)2
調整額 (注)1—

(注) 1.セグメント利益の調整額△857,306千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△865,229千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る経費であります。

(2)連結財政状態

項目総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産
2026年8月期

(3)連結キャッシュ・フローの状況

項目営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高
2026年8月期

年間配当金

項目第2四半期末期末合計
2026年8月期
2027年8月期(予想)

業績予想の修正2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

資料2026年10月14日 16:00開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年8月期 決算説明資料2026-10-14
  2. 通期連結業績予想と実績値の差異に関するお知らせ2026-10-14
  3. 2026年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-14