考察

売上増も中間営業利益は減益、通期予想は据え置き|2027年2月期 中間期短信

96612026年10月13日

考察

資料基準 2026年10月13日 16:14 · 更新 2026年10月13日 16:14 · 第1版

影響

中

営業減益と和解金計上

見落としやすい点

親会社株主に帰属する中間純利益は黒字だが、中間包括利益はで、その他有価証券評価差額金の変動を反映しており、両者は分けて読む必要がある。

期の前回累計決算では売上高(前年同期比増)、営業利益(同増)だったが、当中間期累計は売上高(前年同期比増)に対し営業利益(同減)となった。売上総利益は(前年同期は)に減り、販管費は(前年同期は)に増えたほか、和解金を特別損失に計上した。会社はに発表した業績予想を変更しておらず、通期営業利益予想は百万円。不動産賃貸事業と食堂・飲食事業が減益となる一方、売店事業は増益であり、各事業の利益の推移が今後の焦点となる。

本業
不動産賃貸事業は建物設備の維持・管理費用高騰によりセグメント利益(前年同期比減)、食堂・飲食事業は原材料費高騰や賃料改定により(同減)となった一方、売店事業は歌舞伎座への観光客の増加に加え、にシアターミラノ座で上演された「歌舞伎町大歌舞伎」の物販が予想を大きく上回り、セグメント利益(前年同期比増)となった。
お金
当中間期の営業活動で増加した資金は(前年同期はの増加)に縮小し、投資活動ではの資金が減少、現金及び現金同等物は中間期末にとなった。
注意
当中間期には和解金を特別損失に計上しており、税金等調整前中間純利益から親会社株主に帰属する中間純利益への変化には特別損失と法人税等が反映されている。

次に確かめる点

  1. 次に発表される累計決算で、不動産賃貸事業・食堂・飲食事業と売店事業のセグメント利益を、前年同期の累計実績と比較する。
  2. 次に発表される累計決算で、営業活動によるキャッシュ・フローを前年同期の累計実績と比較し、資金の増加額を確認する。
  3. 通期決算で通期業績予想の達成状況と、期末配当予想からの変更の有無を確認する。

開示(1件)

1.2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月13日 16:00開示本文を読む →

  • (1)当中間期の経営成績の概況:以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は1,830,955千円(前年同期比2.4%増)、営業利益は183,986千円(前年同期比15.2%減)、経常利益は213,361千円(前年同期比10.9%減)となり、親会社株主に帰属する中間純利益は157,081千円(前年同期比15.9%減)となりました。
  • これをセグメント別にみると、不動産賃貸事業については、売上高は1,002,471千円(前年同期比0.8%減)と前年同期と同水準でしたが、建物設備の維持・管理費用の高騰によりセグメント利益は313,959千円(前年同期比6.2%減)となりました。
  • 食堂・飲食事業については、売上高は391,467千円(前年同期比0.6%増)と前年同期と同水準でしたが、原材料費の高騰や賃料改定によりセグメント利益は29,801千円(前年同期比24.3%減)となりました。
  • 売店事業については、歌舞伎座への観光客の増加傾向が続いていることに加え、5月にシアターミラノ座で上演された「歌舞伎町大歌舞伎」でも物販が予想を大きく上回り、売上高は437,016千円(前年同期比12.4%増)、セグメント利益は96,151千円(前年同期比5.5%増)となりました。
  • ①資産、負債及び純資産の状況:当中間連結会計期間における総資産は、前連結会計年度末に比べ339,250千円減少し23,987,240千円となりました。
  • (純資産):純資産は、前連結会計年度末に比べ65,382千円減少し11,302,429千円となりました。
  • 主な要因は、投資有価証券を時価評価したことによるその他有価証券評価差額金の減少161,866千円であります。
  • なお、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.4%上昇し47.1%となりました。
  • ②キャッシュ・フローの状況:当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ71,404千円増加し、2,641,711千円となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動の結果増加した資金は232,302千円(前年同期は482,212千円の増加)となりました。
  • 主な資金の増加要因は、税金等調整前中間純利益186,155千円、減価償却費213,853千円、主な資金の減少要因は、長期前受金の減少額146,404千円であります。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動の結果減少した資金は99,809千円(前年同期は43,602千円の減少)となりました。
  • これは主にゴルフ会員権退会による収入60,000千円があった一方で、定期預金の預入による支出100,000千円及び有形固定資産の取得による支出57,181千円があったことによるものであります。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):財務活動の結果減少した資金は61,089千円(前年同期は60,938千円の減少)となりました。
  • これは配当金の支払額59,421千円及びリース債務の返済による支出1,667千円があったことによるものであります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:連結業績予想につきましては、2026年4月13日に発表した業績予想を変更しておりません。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率/(注) 包括利益

3.2027年2月期の連結業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目通期
売上高
売上高 百万円・増減率
営業利益
営業利益 百万円・増減率
経常利益
経常利益 百万円・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益 百万円・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
不動産賃貸事業
食堂・飲食事業
売店事業
計
中間連結損益計算書計上額(注)2
調整額(注)1—

(注)1セグメント利益の調整額△255,926千円は、セグメント間取引消去△8,824千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△247,102千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-13