考察

通期営業利益予想は増額、訴訟損失で純利益予想を減額|2027年2月期 中間期短信・業績予想の修正 ほか1件

97402026年10月9日

考察

資料基準 2026年10月9日 15:58 · 更新 2026年10月9日 15:58 · 第1版

影響

大

通期純利益予想の下方修正

見落としやすい点

中間期の営業・経常利益が予想を上回った背景には、契約解約損を当初の営業費用見込みから特別損失に区分し直した影響があり、予想との差には会計上の分類変更が含まれます。

通期の親会社株主に帰属する当期純利益予想は から へ下方修正(修正率 %)となる一方、営業利益は へ上方修正(%増)。中間期実績は売上高 (前年同期比 )、営業利益 (前年同期比 )に対し、親会社株主に帰属する中間純利益は (前年同期比 )。会社は訴訟和解に伴う損失が当初予想に織り込まれていなかったことを修正理由に挙げ、中間期には受取保険金 を特別利益、訴訟関連損失 と契約解約損 を特別損失に計上しました。配当方針は 期から適用し、DOE(連結株主資本配当率)以上と累進配当を掲げています。

本業
当中間連結会計期間のセキュリティ事業は売上高 (前年同期比 増)、セグメント利益 (同 増)。ビル管理・不動産事業は売上高 (同 増)、セグメント利益 (同 増)でした。
お金
当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは で、前年同期の を下回りました。投資活動によるキャッシュ・フローは の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは の減少となり、中間期末の現金及び現金同等物は でした。
注意
訴訟関連損失の損益計上額に対し、中間期のキャッシュ・フロー計算書では訴訟関連損失の支払額 、訴訟に係る保険金の受取額 を計上しています。

次に確かめる点

  1. 次回の第四半期決算で、累計の売上高・営業利益が通期修正計画に対してどう推移するかを確認する。
  2. 通期決算で、訴訟関連損失・契約解約損の確定額と親会社株主に帰属する当期純利益の着地を確認する。
  3. 期の配当予想・実績で、DOE 以上と累進配当が適用されるかを確認する。

開示(3件)

決算短信2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

  • 2027年2月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結):半期報告書提出予定日2026年10月9日配当支払開始予定日2026年11月5日
  • (1)当中間期における連結範囲の重要な変更:有:新規1社(社名)三和警備保障株式会社、除外社(社名)
  • (1)経営成績に関する説明:6月には神戸市で常駐警備をメインに事業を展開している三和警備保障株式会社の株式を当社子会社が取得し、新たに連結子会社としました。
  • その結果、当中間連結会計期間の当社グループの業績は、売上高は40,586百万円(前年同期比4.8%増)となりました。
  • 利益面につきましては、営業利益2,787百万円(同10.0%増)、経常利益2,867百万円(同9.1%増)、受取保険金400百万円を特別利益に計上し、訴訟関連損失948百万円、契約解約損464百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する中間純利益986百万円(同41.9%減)となりました。
  • (セキュリティ事業):常駐警備部門につきましては、OIMACHI TRACKS等の新規案件及び前年開始したTAKANAWA GATEWAY CITYが通年寄与し、当中間連結会計期間の売上高は20,378百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
  • 機械警備部門につきましては、前年実施したM&A(日本連合警備)等が寄与し、当中間連結会計期間の売上高は11,632百万円(同4.3%増)となりました。
  • 工事・機器販売部門につきましては、防犯及び防災カメラシステム及び鉄道系ICカードが利用できる入退室管理システム「centrics(セントリックス)」などが堅調に推移したこともあり、当中間連結会計期間の売上高は5,707百万円(同8.6%増)となりました。
  • これらの結果、当中間連結会計期間のセキュリティ事業セグメントの売上高は39,564百万円(同4.7%増)、セグメント利益(営業利益)は2,562百万円(同6.2%増)となりました。
  • (ビル管理・不動産事業):ビル管理・不動産事業につきましては、清掃業務や電気設備の保安業務等の建物総合管理サービス及び不動産賃貸を中心に事業を行っております。
  • 当中間連結会計期間のビル管理・不動産事業セグメントの売上高は1,022百万円(同9.0%増)、セグメント利益(営業利益)は219百万円(同87.6%増)となりました。
  • (資産):当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,487百万円減少し、69,249百万円(前連結会計年度末比3.5%減)となりました。
  • (純資産):純資産は、利益剰余金の増加565百万円などにより、前連結会計年度末に比べ222百万円増加し、44,411百万円(同0.5%増)となりました。
  • (営業活動によるキャッシュ・フロー):営業活動によるキャッシュ・フローは4,256百万円の増加となりました。
  • (投資活動によるキャッシュ・フロー):投資活動によるキャッシュ・フローは1,939百万円の減少となりました。
  • (財務活動によるキャッシュ・フロー):財務活動によるキャッシュ・フローは1,523百万円の減少となりました。
  • (のれんの金額の重要な変動):当社の連結子会社である関西シーエスピー株式会社が、三和警備保障株式会社の全株式を取得したため、同社を連結の範囲に含めております。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率

3.2027年2月期の連結業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
セキュリティ事業
ビル管理・不動産事業
計
中間連結損益計算書計上額(注2)
調整額(注1)—

(注) 1セグメント利益の調整額は、未実現利益の消去などによるものであります。

業績予想の修正2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

配当2026年10月9日 15:30開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ2026-10-09
  2. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09
  3. 配当方針の変更(DOE指標の導入及び累進配当)に関するお知らせ2026-10-09