考察

中間期は営業減益、固定資産売却益で純利益増|2027年2月期 中間期短信

99822026年10月9日

考察

資料基準 2026年10月9日 14:08 · 更新 2026年10月9日 14:08 · 第1版

影響

中

本業減益と特別利益計上

見落としやすい点

営業利益が減る一方で親会社株主に帰属する中間純利益が増えた背景には、固定資産売却益を含む特別利益の計上がある。

第四半期(中間期)累計の売上高は(前年同期比)、営業利益は(前年同期比)、経常利益は(前年同期比)となった。営業利益の前年同期比は、第四半期累計の増から、中間期累計のへ転じた。親会社株主に帰属する中間純利益は(前年同期比)となったが、固定資産売却益を特別利益に計上した。通期予想は売上高(前期比)、営業利益(前期比)などで、公表時から変更がない。年間配当予想も合計で、直近の配当予想から修正はない。

本業
売上総利益は前中間連結会計期間のから当中間連結会計期間のへ減り、販売費及び一般管理費はからへ増加した。会社は円安、原材料高、自然災害に伴う船便遅延を回避するための代替輸送、国内物流経費・人件費の増加を理由に挙げている。
お金
現金及び預金は前連結会計年度末のから当中間連結会計期間のへ増えた一方、短期借入金はからへ増加した。
注意
中間包括利益は当中間連結会計期間で、前中間連結会計期間のから減少し、親会社株主に帰属する中間純利益の増益とは異なる動きとなった。

次に確かめる点

  1. 次に発表される決算の第四半期(〜)累計で、売上高・営業利益を前年同期累計と比べ、会社が挙げた調達・物流コストの影響を確認する。
  2. 次の決算短信の損益計算書で、特別利益や固定資産売却益の追加計上の有無と、親会社株主に帰属する利益の動きを確認する。
  3. 次回の業績・配当開示で、通期予想と年間配当予想の変更有無を確認する。

開示(1件)

1.2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月9日 14:00開示本文を読む →

  • (1)当中間期の経営成績の概況:当中間連結会計期間におけるわが国経済は、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の高騰やサプライチェーンの混乱が継続し、歴史的な円安が進行するなど、極めて不安定な環境が続きました。
  • 加えて、衣料品消費に直結する気候および自然環境においては、6月以降の気温上昇が鈍く夏物消費の立ち上がりが遅れたことや、度重なる自然災害の影響などにより、個人消費は力強さを欠く展開となりました。
  • このような事業環境の中、当社グループは中期経営計画「Create Future with Passion」に基づき、資本効率の向上とコア事業の強靱化に向けた取り組みを進めております。
  • 具体的には、取引先やその先の消費者の信頼に応えるための大連・青島などのQCセンターを活用した品質担保と、サプライチェーン管理のDX化を通じた生産プロセスの可視化・標準化による盤石な生産体制の構築に着手いたしました。
  • また、顧客の課題に対して伴走しながら解決を図るパートナーとなるべく、機能素材や脱炭素・循環型素材の開発スキルや、キャラクター・IPのノウハウを生かした組織横断的な商品企画の強化に取り組んでおります。
  • これらの取り組みを推進したものの、消費マインドの停滞を受けて当期の売上高は前年同期並みの推移となりました。
  • 利益面においては、円安の進行や原材料の高騰に加え、自然災害に伴う船便遅延を回避するために、フェリーや航空便などの代替輸送が増加したことで調達コストが上昇し、売上総利益率は低下いたしました。
  • さらに、国内の物流経費の増加や、従業員の処遇改善に伴う人件費の増加なども重なり、営業利益および経常利益も減益となりました。
  • 以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高31,682百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益748百万円(同33.0%減)、経常利益776百万円(同32.0%減)となりました。
  • 親会社株主に帰属する中間純利益につきましては、固定資産売却益400百万円を特別利益に計上したことなどにより、1,001百万円(同7.8%増)となりました。
  • ①資産:流動資産は、受取手形及び売掛金の減少などにより前連結会計年度末比90百万円減少し、23,490百万円となりました。
  • 固定資産は、有形固定資産の減少などにより前連結会計年度末比1,108百万円減少し、26,188百万円となりました。
  • この結果、総資産は、前連結会計年度末比1,198百万円減少し、49,678百万円となりました。
  • ②負債:負債は、支払手形及び買掛金の減少などにより前連結会計年度末比1,636百万円減少し、16,684百万円となりました。
  • ③純資産:純資産は、繰延ヘッジ損益の減少などがあったものの、利益剰余金、その他有価証券評価差額金の増加、自己株式の減少などにより前連結会計年度末比438百万円増加し、32,994百万円となりました。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:業績予想につきましては、2026年4月13日公表時から変更しておりません。

(1)連結経営成績(累計)(2027年2月期 第2四半期・中間期)

項目2027年2月期中間期2026年2月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率

3.2027年2月期の連結業績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年2月期
2027年2月期——
2027年2月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09