資料基準 2026年10月29日 16:04· 更新 16:04· 第1版
影響
中利益減と通期予想の維持
見落としやすい点
IFRSの早期適用により前年同期の比較数値は遡及修正され、事業利益の算定から持分法による投資損益を除く定義に変更されている。
からまでの連結累計期間は、売上収益(前年同期比)、事業利益(前年同期比)、親会社の所有者に帰属する四半期利益(前年同期比だった。第四半期単独と第四半期単独では、売上は前年同期比増、増だった一方、営業利益は前年同期比、と減少した。累計では売上総利益の増加を販管費の増加が上回り、国内加工食品事業は減収減益、国際事業はSilburyの連結子会社化を含む増収ながら減益だった。営業活動によるキャッシュ・フローはの純収入(前年同期はの純収入)で、棚卸資産の増加によるのキャッシュ純支出があった。会社は期通期予想を変更せず、売上収益、事業利益、親会社の所有者に帰属する当期利益を維持し、年間配当予想もで修正なしとしている。中東情勢悪化に伴うコスト増の可能性が示されており、通期計画への着地とコスト影響が焦点となる。
- 本業
- 会社は国内加工食品事業について、価格改定後の一部商品の販売数量減や広告宣伝費・販売促進費の増加などを減収減益の要因と説明し、国際事業ではトマトペーストの販売単価引き下げや製造費用の上昇を挙げている。
- 注意
- Silburyの取得日以降の業績は、からまでの連結累計期間に売上収益、四半期利益として含まれ、取得原価の配分は暫定的な処理となっている。
次に確かめる点
- 期通期決算で、通期実績が会社予想(売上収益、事業利益、親会社の所有者に帰属する当期利益)に届くかを確認する。
- 期通期決算で、国内加工食品事業の価格改定後の販売数量と広告宣伝費・販売促進費の影響を確認する。
- 次の通期業績発表で、中東情勢悪化に伴うコスト増が実績や業績予想の見直しに表れたかを確認する。
開示(2件)
1.2026年12月期 第3四半期決算短信[IFRS](連結)
その他2026年10月29日 15:40開示本文を読む →
- (%表示は、対前年同四半期増減率):(注2) 当連結会計年度よりIFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」(以下「IFRS第18号」という。)を早期適用しており、当該会計方針の変更を反映した遡及修正後の数値を記載しております。
- (公認会計士又は監査法人によるレビュー):当社は、当第3四半期決算短信に添付される要約四半期連結財務諸表に対して任意でPwC Japan有限責任監査法人のレビューを受けており、レビュー完了後の2026年11月6日(金)にレビュー報告書を添付した四半期決算短信の開示を行う予定です。
- (1)経営成績に関する説明:国内においては、物価上昇を背景とした生活者の節約志向は根強く、景気の先行きは依然として不透明な状況です。
- このような状況の下、国内加工食品事業においては、主要原材料である農産物の高値が続いていることから、家庭用及び業務用の飲料など一部製品の出荷価格を改定しました。
- これに対して積極的な需要喚起策を講じたものの、価格改定後の一部商品の販売数量が減少したことに加え、広告宣伝費や販売促進費の増加などにより、減収減益となりました。
- 国際事業においては、Silbury Marketing Ltd(以下、Silbury)の全株式を2026年1月に取得し、連結子会社化したことにより、売上収益が純増となりました。
- トマト他一次加工においては、国際的な市況の下降に伴いトマトペーストの販売価格を引き下げました。
- トマト他二次加工においては、Silburyの連結子会社化による売上収益の純増があった一方、製造費用の上昇を受け、増収減益となりました。
- これらの結果、国際事業全体では増収減益となりました。
- 以上により、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、前年同期比4.8%増の2,266億66百万円、事業利益は前年同期比14.5%減の148億6百万円となりました。
- 営業利益は前年同期比11.2%減の155億94百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比20.0%減の85億48百万円となりました。
- <国内加工食品事業>:当事業における売上収益は、前年同期比1.5%減の1,144億13百万円、事業利益は、前年同期比8.8%減の102億65百万円となりました。
- <国際事業>:当事業における売上収益は、前年同期比14.7%増の1,068億74百万円、事業利益は、前年同期比10.6%減の68億90百万円となりました。
- [トマト他一次加工:トマトペースト、ダイストマト、にんじん汁、他]:トマト他一次加工カテゴリーは、トマトペーストの世界的な需給緩和に伴い、米国の Ingomar Packing Company, LLCなどにおいて販売単価を引き下げた一方、Silburyの連結子会社化に伴う増分により増収となりました。
- 以上により、トマト他一次加工カテゴリーの売上収益は、前年同期比9.7%増の528億40百万円、事業利益は、トマトペーストの販売単価を引き下げたことにより、前年同期比19.3%減の35億74百万円となりました。
- (連結キャッシュ・フローの状況に関する定性的情報):当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、164億53百万円となり、前連結会計年度末比で103億91百万円減少しました。
- 営業活動によるキャッシュ・フローは、126億99百万円の純収入(前年同期は160億7百万円の純収入)となりました。
- これは、主に営業利益が155億94百万円となったこと、減価償却費及び償却費が90億72百万円となったこと、営業債務及びその他の債務が35億57百万円増加したこと(以上、キャッシュの純収入)、棚卸資産が105億15百万円増加したこと、法人所得税等の支払いにより40億44百万円支出したこと(以上、キャッシュの純支出)などによります。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは、109億41百万円の純支出(前年同期は76億79百万円の純支出)となりました。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは、121億56百万円の純支出(前年同期は37億20百万円の純支出)となりました。
- これは長期借入に伴い165億56百万円収入があったものの、短期借入金の減少により31億49百万円、長期借入金の返済により140億83百万円、配当金の支払いにより43億63百万円、子会社株式の追加取得による支出により23億93百万円、自己株式の取得等により13億43百万円、利息の支払により19億43百万円支出したことなどによります。
- (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2026年7月30日の「2026年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)」にて公表いたしました通期の連結業績予想から変更はありません。
- なお、中東情勢の悪化に伴い、今後コスト増など当社の連結業績に影響を及ぼす可能性があります。
- (7) 企業結合に係る取得日以降の損益情報:要約四半期連結損益計算書に含まれている、Silburyの取得日からの業績は下記のとおりです。
3.2026年12月期の連結業績予想(2026年1月1日~2026年12月31日)
| 項目 | 通期 |
|---|---|
| 売上収益 | |
| 売上収益・増減率 | |
| 事業利益 | |
| 事業利益・増減率 | |
| 営業利益 | |
| 営業利益・増減率 | |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益・増減率 | |
| 基本的1株当たり当期利益 |
%表示は、対前期増減率/(注1) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無/(注2) 当連結会計年度よりIFRS第18号を早期適用しております。事業利益及び営業利益の対前期増減率につきましては、2025年12月期の事業利益及び営業利益を修正再表示した金額を基礎として計算しております。なお、修正再表示後の数値は監査法
(単位:百万円)
| 項目 | 売上収益 前第3四半期連結累計期間 | 売上収益 当第3四半期連結累計期間 | 売上収益 増減 | 事業利益(△は損失) 前第3四半期連結累計期間 | 事業利益(△は損失) 当第3四半期連結累計期間 | 事業利益(△は損失) 増減 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 飲料 | ||||||
| 通販 | ||||||
| 食品他 | ||||||
| 国内加工食品事業計 | ||||||
| トマト他一次加工※1 | ||||||
| トマト他二次加工※2 | ||||||
| 調整額 | ||||||
| 国際事業計 | ||||||
| その他 | ||||||
| 調整額 | ||||||
| 合計 |
※1トマト他一次加工:農作物を加工した、ペーストなどの製造・販売/※2トマト他二次加工:主に、農作物の一次加工品に調味料などを加えて加工した、ピザソースなどの製造・販売
2.配当の状況
| 項目 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|
| 2026年12月期(予想) |
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(単位:百万円)
| 項目 | 利益剰余金 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 非支配持分 | 資本合計 |
|---|---|---|---|---|
| 自己株式の取得 | — | — |
| 項目 | 2026年12月期3Q | 2025年12月期 |
|---|---|---|
| ② 期末自己株式数 |
2.2026年12月期 第3四半期 連結決算[IFRS]補足資料
資料2026年10月29日 15:40開示本文を読む →
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
出典
- 2026年12月期 第3四半期決算短信[IFRS](連結)2026-10-29
- 2026年12月期 第3四半期 連結決算[IFRS]補足資料2026-10-29
