資料基準 2026年11月5日 16:08· 更新 16:08· 第1版
影響
中利益回復と来期不透明
見落としやすい点
親会社株主に帰属する当期純利益の黒字転換には、前期に計上した特別損失の一巡、株式会社スプーの株式譲渡による特別利益、法人税等の減少も寄与しており、営業利益の伸びだけによるものではない。
期の連結売上高は(前期比)、営業利益は(前期比)となり、親会社株主に帰属する当期純利益はへ黒字転換した。通期計画に対しては、売上高がに対し計画、営業利益がに対し計画でいずれも届かず、決算説明資料は第四半期のコマース構築案件の進行遅れと、シルバーエッグ取得のPPA確定に伴う償却費の追加計上を理由に挙げた。推移表では、期の第四半期単独から第四半期単独まで営業利益は前年同期を上回ったものの、前年同期比の伸びは増、増、増と縮小し、決算説明資料は第四半期に営業損失を計上したと説明する。会社は期の連結業績予想を未定とし、グループ再編とBOTモデルへの転換に伴い事業構成・コスト構造が変化するため算定が困難と説明、期末配当予想も未定としている。
- 本業
- マーケティングAI事業は売上高(前期比増)に対しセグメント利益(前期比減)、コマースAI事業は売上高(前期比増)とセグメント利益で、前期の同事業のセグメント利益はだった;なお、個別業績の営業利益は前期のから当期のへ減少し、会社は販管費増を理由に挙げた。
- お金
- 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローはの収入(前連結会計年度はの収入)、投資活動によるキャッシュ・フローはの支出、財務活動によるキャッシュ・フローはの収入で、期末の現金及び現金同等物は、短期借入金は、長期借入金は、自己資本比率はとなった。
- 注意
- シルバーエッグ・テクノロジー㈱の暫定的な取得原価配分の確定でのれんの額が減少し、取得日まで遡った償却額の再計算に伴う差額を第四半期に一括計上したと決算説明資料は説明している。
次に確かめる点
- 次に発表される期第四半期決算(〜の累計)で、付のアタラ吸収合併後の売上・利益への影響を確認する。
- 期第四半期の累計を前年同期の累計と比較し、マーケティングAI事業のセグメント利益とコマースAI事業のセグメント利益がどう推移するかを確認する。
- 会社が合理的に予測可能となった時点で公表するとした期の連結業績予想と期末配当予想について、公表時期と内容を確認する。
開示(3件)
決算短信2026年11月5日 15:30開示本文を読む →
- 年間配当金:普通配当7円00銭
- スタンダード市場上場記念配当1円00銭
- 現時点では2027年9月期の業績に影響を与える未確定な要素が多いため、2027年9月期の期末配当予想は未定です。
- 3.2027年9月期の連結業績予想(2026年10月1日~2027年9月30日):2027年9月期の連結業績予想につきましては、グループ再編の途上にあることに加え、SaaSの単品販売から構築・運用支援を起点に顧客への移管後のストック収益を積み上げるBOT(Build Operate Transfer)モデルへのビジネスモデル転換期にあり、事業構成及びコスト構造が大きく変化する見込みです。
- そのため、現時点では合理的な業績予想の算定が困難であることから未定とし、合理的に予測可能となった時点で速やかに開示いたします。
- (1)期中における連結範囲の重要な変更:有:除外2社(社名)KIMEI GLOBAL Co., Ltd、株式会社スプー
- (1)当期の経営成績の概況:開発面では、「EC-CUBE Enterprise」や「アドエビスキャンペーンマネージャー」のアプリケーション開発プロセスに生成AIを積極的に活用し、開発生産性の向上を図っております。
- また、社内業務全般においてもAIの活用を進め、AIを前提とした業務プロセスへの転換に取り組んでおります。
- 加えて、2026年1月に公開買付けにより、AIを活用したレコメンド技術を有するシルバーエッグ・テクノロジー㈱を子会社化(2026年4月に完全子会社化)し、2026年7月1日には広告運用のインハウス支援を行うアタラ㈱を完全子会社化(2026年10月1日付で当社が吸収合併)するとともに、インキュベーション領域の事業整理を行い、強化領域への経営資源の集中を図りました。
- これらは、AIの進展により顧客企業のマーケティングやEC運営の内製化・高度化ニーズが高まる中、「ツールの提供」から「AIを活用したデータ活用・運用支援の伴走」までを一気通貫で提供する体制を整える取組みであります。
- これらの結果、当連結会計年度の売上高は5,899,782千円(前期比19.6%増)、営業利益352,918千円(前期比26.5%増)、経常利益342,959千円(前期比22.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益287,144千円(前期は142,198千円の親会社株主に帰属する当期純損失)と増収増益及び黒字転換を達成いたしました。
- シルバーエッグ・テクノロジー㈱及びアタラ㈱の新規連結効果に加え、既存事業の堅調な成長が増収に寄与いたしました。
- 利益面におきましては、M&Aに伴う初年度費用発生があったものの、既存事業の収益性改善によりこれを吸収し営業増益を確保いたしました。
- さらに、前期に計上した減損損失等の特別損失が一巡したことや、㈱スプーの株式譲渡による特別利益の計上、法人税等の減少等により、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字転換となりました。
- (マーケティングAI事業):当連結会計年度においては、ACMにおいて、「課題発見エージェント」「施策立案エージェント」に加え、「広告媒体データ収集エージェント」「除外キーワード提案エージェント」の提供を開始し、AIエージェントによるマーケティング業務の支援領域を拡大いたしました。
- また、「アドエビス」において、チャット形式でデータの抽出・可視化ができる「AIアシスト」の提供を開始するとともに、生成AIやAIエージェントが広告計測データを活用できるMCP(Model Context Protocol)に対応し、一部のお客様への先行提供を開始いたしました。
- さらに、マーケティング施策から「企画意図」をAIが推定・学習する技術について、特許を取得いたしました。
- 加えて、2026年7月1日に、マーケティングコンサルティングやデータマネジメント等を手掛け、広告運用のインハウス支援に強みを持つアタラ㈱の全株式を取得して完全子会社とし、マーケティング領域におけるコンサルティング事業の立ち上げ・強化を図りました。
- 「ACM」等によるシステム支援と、同社の高度なコンサルティングによる人的支援を融合し、顧客企業が自社データを正しく理解しマーケティング全体をマネジメントできる組織への変革を支援するとともに、同社の現場知見を当社のAIアルゴリズムやプロダクト開発に還元し、製品競争力の強化を図ってまいります。
- この結果、当連結会計年度の売上高は3,037,772千円(前期比3.9%増)、セグメント利益は218,699千円(前期比19.8%減)となりました。
- 利益面では、高利益率の「アドエビス」が安定的に利益貢献した一方、ACMのプロモーション費用や監査報酬の増加等により減益となりました。
- (コマースAI事業):当連結会計年度においては、2026年3月に「EC-CUBE」をAI時代に適した「業務適応型コマース基盤」として刷新し、「EC-CUBE Enterprise」上で利用可能な領域特化パッケージ「EC-CUBE Enterprise for X」を、リユース、マーケットプレイス、製造業向け受発注DXの3領域で展開を開始いたしました。
- AIを前提としたEC基盤への進化を図っております。
- さらに、2025年11月に公開買付けを開始し、2026年1月14日に、AIを活用したレコメンドエンジン等のデジタルマーケティングサービスを展開するシルバーエッグ・テクノロジー㈱を連結子会社といたしました(2026年4月に完全子会社化)。
- 同社のAIを活用したパーソナライゼーション技術と当社の顧客基盤・データ資産を掛け合わせ、2026年3月にはアパレルEC向けSaaS型AI試着サービス「Try-oooon!!」の提供を開始するなど、顧客課題を統合的に支援することで、提供価値の向上を図っております。
- この結果、当連結会計年度の売上高は2,867,925千円(前期比42.1%増)、セグメント利益は134,219千円(前期は6,209千円のセグメント利益)となりました。
- 当連結会計年度からのシルバーエッグ・テクノロジー㈱の連結に加え、㈱イーシーキューブにおいてEC構築案件売上が伸長したこと、ルビー・グループ㈱において上期の季節需要やスポット売上の取り込みと原価低減が進んだことにより、増収増益となりました。
- なお、新規EC構築案件の受注につきましては、受注高は425,348千円(前期比54.2%減)となり、受注残高は212,239千円(前期末比56.3%減)となりました。
- 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】:マーケティングAI事業において、アドフープ、Target Push両事業の終了、アドエビスの一部機能の提供終了を決定したことにより、当該機能に係るソフトウエアについて減損処理を行い、減損損失14,920千円を計上しております。
- マーケティングAI事業において、アタラ㈱の事務所移転が決定したことにより、当該事務所に係る資産について減損処理を行い、減損損失746千円を計上しております。
(1)連結経営成績(2026年9月期 通期・2025年10月〜2026年9月)
| 項目 | 2026年9月期 | 2025年9月期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ||
| 売上高・増減率 | ||
| 営業利益 | ||
| 営業利益・増減率 | ||
| 経常利益 | ||
| 経常利益・増減率 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 |
%表示は対前期増減率/(注)包括利益
報告セグメント
| 項目 | 外部顧客への売上高 | セグメント利益 |
|---|---|---|
| マーケティングAI事業 | ||
| コマースAI事業 | ||
| 計 | ||
| 調整額 | — | — |
| 連結財務諸表計上額 |
(注)1.セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
(単位:千円)
| 項目 | 当連結会計年度(自2025年10月1日至2026年9月30日) |
|---|---|
| 子会社株式売却益 | |
| 負ののれん発生益 | |
| 新株予約権戻入益 | |
| 特別利益合計 | |
| 特別損失合計 |
(2)連結財政状態
| 項目 | 総資産 | 純資産 | 自己資本比率 | 1株当たり純資産 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月期 |
その他2026年11月5日 15:30開示本文を読む →
資料2026年11月5日 15:30開示本文を読む →
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
出典
- 2026年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2026-11-05
- 2026年9月期 通期決算説明資料2026-11-05
- 個別業績の前期実績との差異に関するお知らせ2026-11-05
