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考察

累計増収増益、過去最高売上を見込む一方で通期業績予想は記載せず|2026年12月期 第3四半期短信

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資料基準 2026年11月2日 16:29· 更新 16:29· 第1版

影響

中

利益成長と通期予想非開示

見落としやすい点

「JIG-SAW Prime」の取引総額は増加しており、売上高とは別の指標であり、増収額と同一視できません。

期の累計売上高は(前年同期比)、営業利益は(前年同期比)、親会社株主に帰属する四半期純利益は(前年同期比でした。直近に発表された中間期累計も売上高(前年同期比増)、営業利益(前年同期比増)で、当日開示の累計も増収増益です。当期累計の売上総利益は(前年同期)、販売費及び一般管理費は(前年同期)で、双方が増加しました。会社は過去最高売上を見込む一方、事業投資の不確定要素が多いとして通期業績予想を記載せず、中間配当は、直近公表の配当予想からの修正はありません。

本業
主力事業のシステムマネジメントでは月額課金案件の受注獲得を進め、月額課金売上のプラス成長が続いていると会社は説明しています。データコントロール事業の単一セグメントとして開示されているため、システムマネジメント単独の利益貢献は追えません。
お金
前連結会計年度末比で現金及び預金は増加しましたが、当期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成されておらず、営業キャッシュ・フローと利益の対比はできません。
注意
前年同期には投資有価証券売却益が営業外収益に、新株予約権戻入益が特別利益に計上され、当期累計にはいずれも記載がないため、純利益の比較にはこの差も含まれます。

次に確かめる点

  1. 期の通期決算で、過去最高売上の見込みが実績となるかを確認し、同じ通期期間の前年値であるの売上高とも比べる。
  2. 次の決算や適時開示で、生成AIベースの新サービス、北米におけるIoTデータビジネス、建機分野の自動運転ソフトウエアの開始状況と事業投資の進捗を確認する。
  3. 通期決算で営業キャッシュ・フローが示された場合、期の利益との関係を確認する。

開示(1件)

1.2026年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年11月2日 16:00開示本文を読む →

  • (1)経営成績に関する説明:当社の現時点での主力事業であるシステムマネジメントは、中東情勢の緊迫化に伴う金融資本市場の変動、物価上昇の継続、保護主義的な通商政策、中国経済の減速等の影響を受けることなく、当第3四半期連結累計期間においても、引き続き月額課金案件の受注獲得を推し進め、上場以来過去最高の月額課金売上のプラス成長に着地する潮流が続いております。
  • 当第3四半期連結累計期間においては、独自保有する膨大な運用ノウハウと独自エージェンティックAIをベースとしたシステム運用完全自律化SaaS「JIG-SAW Lorel.ai」の正式リリース後、各種機能を順次提供開始しております。
  • ロードローラにおける業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発プロジェクトについては、「自動運転ローラ(ARMs)」が顧客へ納品され、事業成果創出にも着実に結びついております。
  • さらに、本プロジェクトに飛鳥建設株式会社と若築建設株式会社の参画が決定しました。
  • これにより、合計11社の建設会社が本プロジェクトに参画しており、「自動運転ローラ(ARMs)」の市場展開と完成度を高める研究開発を継続してまいります。
  • また、各種クラウドを包括管理する「JIG-SAW Prime」では、取引総額が777,645千円(前年同期比22.6%増)増加しました。
  • 今後の高い事業成長を実現すべく、将来に向けた先行投資額は、過去最高を更新し、前年同期と比較して約174,000千円の増加となりました。
  • この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高3,171,462千円(前年同期比18.7%増)、営業利益666,629千円(前年同期比67.8%増)、経常利益715,621千円(前年同期比60.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益500,115千円(前年同期比66.4%増)となりました。
  • 当社グループは、データコントロール事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
  • (資産):当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、4,379,339千円(前連結会計年度末比423,688千円増)となりました。
  • これは主に、現金及び預金が増加(前連結会計年度末比243,476千円増)、前払費用が増加(前連結会計年度末比141,026千円増)したことによるものであります。
  • 以上の結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、5,893,031千円となり、前連結会計年度末に比べ600,315千円増加いたしました。
  • (純資産):当第3四半期連結会計期間末における純資産は、3,889,837千円(前連結会計年度末比521,836千円増)となりました。
  • これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加(前連結会計年度末比500,115千円増)したことによるものであります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:当社ビジネスは堅調な推移により現時点で過去最高の売上高が見込まれます。
  • 一方、既存のデータコントロール事業の着実な拡大に加え、同領域での生成AIベースにした新サービス立ち上げ、北米におけるIoTデータビジネス、建機分野における自動運転ソフトウエアビジネスの開始等、依然として各種事業投資に関する不確定な要素が多く、適正かつ合理的な業績予想の策定が現時点では困難であるため、業績予想について記載しておりません。
  • (キャッシュ・フロー計算書に関する注記):当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。

(1)連結経営成績(累計)(2026年12月期 第3四半期・2026年1〜9月)

項目2026年12月期第3四半期2025年12月期第3四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益・増減率

%表示は、対前年同四半期増減率/(注) 包括利益 2026年12月期第3四半期 496百万円 ( 79.5%) 2025年12月期第3四半期 276百万円 ( △22.8%)

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2025年12月期
2026年12月期——

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-11-02