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考察

中間期は営業減益、投資有価証券売却益で純利益増|2027年3月期 中間期短信

4362

資料基準 2026年10月30日 17:03· 更新 17:03· 第1版

影響

中

営業減益と売却益による増益

見落としやすい点

親会社株主に帰属する中間純利益は増えた一方、その他有価証券評価差額金が中間期のその他の包括利益でマイナスとなり、中間包括利益は前年同期を下回りました。

期中間期の連結売上高は(前年同期比)、営業利益は(前年同期比)、親会社株主に帰属する中間純利益は(前年同期比)。売上総利益は前年同期を下回る一方、販売費及び一般管理費は前年同期を上回り、営業減益は本業段階に表れました。機能性製品の営業利益は(前年同期比)で、ヘルスケア分野では医薬中間体のスポット受託案件の反動減など、ファインケミカル分野では販売価格転嫁の時期が下期にずれたことが説明されています。投資有価証券売却益の計上が親会社株主に帰属する中間純利益の増加に寄与し、通期業績予想は変更されていません。

本業
ヘルスケア分野の売上高は前年同期比、ファインケミカル分野の営業利益は前年同期比。会社は、ヘルスケア分野では前年同期にあった医薬中間体のスポット受託案件の反動や医薬品用リン脂質の海外向け販売減、ファインケミカル分野では価格転嫁の下期へのずれを説明しています。
お金
中間期の営業活動によるキャッシュ・フローはで、前年同期のから減少しました。有形固定資産の取得による支出はで、現金及び現金同等物の中間期末残高はです。
注意
投資有価証券売却益の計上が中間純利益の増加に寄与した一方、減損損失と環境対策引当金繰入額も特別損失に計上されています。

次に確かめる点

  1. 次回の期第四半期累計で、営業利益の前年同期比と通期予想の変更有無を確認する。
  2. の説明会資料で、下期にずれたファインケミカル分野の価格転嫁がどう示されるかを確認する。
  3. 通期決算で、期の期末配当予想が維持されるか確認する。

開示(1件)

1.2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月30日 16:30開示本文を読む →

  • 代表者 | (役職名)代表取締役執行役員社長 | (氏名)矢野浩史
  • (%表示は、対前期増減率):1.2027年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2026年4月1日~2026年9月30日)
  • (注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無:3.2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)
  • (4)発行済株式数(普通株式):当社は、2026年11月13日(金)に機関投資家及びアナリスト向け説明会を開催する予定です。
  • (1)当中間期の経営成績の概況:当中間連結会計期間におけるわが国経済は、一部で足踏みがみられたものの、世界的なAI関連需要を背景に輸出が持ち直したほか、設備投資が底堅く推移し、個人消費も緩やかな回復傾向を維持するなど、景気は回復基調で推移しております。
  • 今後も、中東情勢の緊迫化・長期化に伴う原油・原材料価格の高止まりや供給制約、物価上昇による消費の下振れ、金利上昇などの影響が懸念されるものの、設備投資や個人消費の持ち直しに支えられ、わが国経済は緩やかな回復が続くと見込まれます。
  • このような事業環境のなかで、当社グループは経営基盤の更なる強化に取組むとともに、収益拡大への貢献が期待できる品目への選択と集中を推進してまいりました。
  • この結果、当中間連結会計期間の売上高は177億1千9百万円(前年同期比1.3%増)となりました。
  • 利益面は、営業利益26億4千8百万円(同11.1%減)、経常利益28億5千2百万円(同8.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は、投資有価証券売却益の計上により、26億7千6百万円(同6.7%増)となりました。
  • セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
  • ① 機能性製品:当セグメントにおきましては、売上高は138億7千5百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益(営業利益)は23億2百万円(同14.4%減)となりました。
  • (ビューティケア):機能性油剤の海外向け販売は、流通在庫の過剰が解消したことで増加した一方、生理活性物質の国内向け販売が減少し、ビューティケア分野全体では増収減益となりました。
  • (ヘルスケア):前年同期は医薬中間体のスポット受託案件がありましたが、当中間期はその反動減に加え、医薬品用リン脂質の海外向け販売も減少したため、ヘルスケア分野全体では減収減益となりました。
  • (ファインケミカル):工業品用ウールグリース誘導体の販売は増加しましたが、原材料価格上昇に対応した販売価格転嫁の時期が下期にずれ込んだことにより、ファインケミカル分野全体では増収減益となりました。
  • ② 環境衛生製品:当セグメントにおきましては、原材料価格上昇の影響を受けましたが、販売価格の改定やフードビジネス及び医療介護分野における製品の拡販に取組んだ結果、売上高は37億1千9百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益(営業利益)は3億1千万円(同19.1%増)となりました。
  • (2)当中間期の財政状態の概況:当中間連結会計期間の総資産は、前連結会計年度(以下「前期」という。)比17億2千1百万円減少し、636億- 2 -日本精化株式会社(4362) 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信9千9百万円となりました。
  • 当中間連結会計期間の純資産は、前期比7億5千6百万円増加し、531億4千6百万円となりました。
  • これは主として、株主資本が15億9千1百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金の減少によりその他の包括利益累計額が8億5千3百万円減少したことによるものであります。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2026年4月28日付「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」において公表いたしました通期の業績予想に変更はありません。
  • (1)中間連結貸借対照表- 4 -:日本精化株式会社(4362) 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信

(1)連結経営成績(累計) |(2027年3月期 第2四半期・中間期)

項目2027年3月期中間期2026年3月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率/(注)包括利益2027年3月期中間期 | 1,861百万円(△49.8%) | 2026年3月期中間期 | 3,706百万円(82.7%)

日本精化株式会社(4362) 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信

項目前中間連結会計期間(自2025年4月1日(自至2025年9月30日)至当中間連結会計期間2026年4月1日2026年9月30日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
受取利息
有価証券利息
受取配当金
雑収入
営業外収益合計
支払利息
自己株式取得費用—
為替差損
減価償却費
雑損失
営業外費用合計
経常利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
特別利益合計
固定資産除却損
減損損失—
環境対策引当金繰入額—
特別損失合計
税金等調整前中間純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
中間純利益
(内訳)親会社株主に帰属する中間純利益
非支配株主に帰属する中間純利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益—
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計
中間包括利益
(内訳)親会社株主に係る中間包括利益
非支配株主に係る中間包括利益

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-30