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考察

中間期の増収増益を受け、通期業績予想と年間配当を引き上げ|2027年3月期 中間期短信 ほか3件

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資料基準 2026年10月29日 13:28· 更新 13:28· 第1版

影響

中

上方修正幅は限定的だが還元も拡大

見落としやすい点

前年同期の比較数値は、企業結合の暫定的な会計処理確定に伴う遡及修正後の数値。

2027年3月期中間期の売上収益は(前年同期比増)、営業利益は(前年同期比増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は(前年同期比増だった。税引前中間利益は(前年同期比増)にとどまった一方、親会社利益には、米国子会社のエダラボン事業承継を受けて繰延税金資産を計上し、法人所得税費用が減少したことが寄与した。2027年3月期通期予想は、売上収益をからへ、営業利益をからへ引き上げ、年間配当予想もからに増額した。営業活動によるキャッシュ・フローはの収入だった一方、投資活動によるキャッシュ・フローはの支出となり、キャッシュ・フロー計算書上の現金及び現金同等物の増減額はの減少となり、期末残高はとなった。

本業
2027年3月期中間期の国内医療用医薬品は(前年同期比増)、海外子会社および輸出は(前年同期比増)、ロイヤリティー収入は(前年同期比増で、鳥居薬品関連製品やラジカット、RADICAVA、HIVフランチャイズのロイヤリティー収入などが伸びた。
お金
時点の現金及び現金同等物に対し、時点は。投資活動による支出には、田辺ファーマからのエダラボン事業承継に伴う事業譲受による支出が含まれる。
注意
2027年3月期中間期の中間包括利益合計額はで前年同期を下回り、在外営業活動体の外貨換算差額はだった。

次に確かめる点

  1. 2027年3月期第四半期累計で、通期修正予想に対する売上収益・営業利益の進捗を次回決算で確認する。
  2. IntraBio社の買収取引完了とAQNEURSA販売開始の時期・進捗を、会社の業績説明で確認する。
  3. 来年度公表予定の次期中期経営計画で、資本配分と株主還元方針がどう示されるかを確認する。

開示(4件)

決算短信2026年10月29日 13:00開示本文を読む →

  • (%表示は、対前年中間期増減率):(注)2027年3月期中間期において、2026年3月期に行われた企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2026年3月期中間期の各数値については遡及的な修正を行っております。
  • (単位:百万円):売上収益につきましては3,504億円(前年同期比64.5%増)となり、中間期における過去最高を更新しました。
  • 主な内訳は、国内医療用医薬品は743億円(前年同期比101.7%増)、海外子会社および輸出が950億円(前年同期比210.2%増)、ロイヤリティー収入が1,654億円(前年同期比27.9%増)となりました。
  • 国内医療用医薬品につきましては、鳥居薬品関連製品および筋萎縮性側索硬化症(ALS)等治療薬であるエダラボン(日本での製品名:ラジカット)の売上収益の計上ならびに不眠症治療薬クービビックの処方拡大が増収に寄与しました。
  • 海外子会社および輸出につきましては、北米(米国・カナダ)におけるエダラボン(米国・カナダでの製品名:RADICAVA)の売上収益を計上したことに加え、セフィデロコル(米国での製品名:Fetroja、欧州での製品名:Fetcroja)の欧米における販売が拡大しました。
  • ロイヤリティー収入につきましては、ViiV社のHIVフランチャイズの販売拡大に伴うロイヤリティー収入の増加に加え、旧JT医薬事業に関連するロイヤリティー収入を計上したことにより、増収となりました。
  • 利益面では、鳥居薬品の連結子会社化およびJT医薬事業ならびにエダラボン事業の承継に伴い、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費が増加しました。
  • このうち販売費及び一般管理費は、旧JT医薬事業およびエダラボン事業の承継に係る無形資産の償却費と、米国事業の販売関連費用が主な増加要因です。
  • また、当中間連結会計期間に実施した当社の中国グループ会社である深圳市聯誠医薬有限公司および南京長澳製薬有限公司の株式譲渡契約締結に伴う対象資産の減損損失等をその他の費用に計上しました。
  • これらの費用が増加したものの、売上収益の増加およびViiV社の持分法適用関連会社化に伴う持分法による投資利益の計上により、営業利益は1,152億円(前年同期比55.8%増)となりました。
  • 税引前中間利益は、1,073億円(前年同期比9.9%増)となりました。
  • ViiV社の持分法適用関連会社化に伴い、前連結会計年度まで金融収益として計上していた同社からの受取配当金を、当中間連結会計期間より連結財政状態計算書の「持分法で会計処理されている投資」から減額したことによる金融収益の減少および為替差損の計上による金融費用の増加の一方で、営業利益が拡大したことにより増益となりました。
  • 親会社の所有者に帰属する中間利益は、1,195億円(前年同期比44.0%増)となりました。
  • 税引前中間利益の増加に加え、当中間連結会計期間において、米国子会社がエダラボン事業を承継したことにより将来の課税所得の発生が見込まれることとなったため、税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産を計上し、法人所得税費用が減少したことが主な要因です。
  • 以上により、営業利益および親会社の所有者に帰属する中間利益は、いずれも中間期における過去最高を更新しました。
  • (3)当中間期のキャッシュ・フローの概況:当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前中間利益の増加、減価償却費及び償却費の増加により、前年同期に比べ506億75百万円多い1,421億66百万円の収入となりました。
  • 投資活動によるキャッシュ・フローは、田辺ファーマからのエダラボン事業の承継に伴う事業譲受による支出等により、前年同期に比べ2,316億75百万円多い4,346億63百万円の支出となりました。
  • 財務活動によるキャッシュ・フローは、支払配当金の増加等により、前年同期に比べ50億71百万円多い354億31百万円の支出となりました。
  • これらを合わせた当中間連結会計期間の現金及び現金同等物の増減額は3,320億75百万円の減少となり、当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物の中間期末残高は、3,764億82百万円となりました。
  • (4)今後の見通し:最近の業績動向等を踏まえ、2026年5月12日に公表した2027年3月期通期連結業績予想、中間配当および年間配当予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
  • 4.中間配当および年間配当予想の修正(増配)の理由:今後の成長戦略や資本効率、財務規律を踏まえたキャピタルアロケーションおよび株主還元の方針については、来年度公表予定の次期中期経営計画において、改めてお示しする予定です。
  • これらを総合的に勘案した結果、前回発表(2026年5月12日)の中間配当を、従来予想から1株当たり2円増配、前期と比べて7円増配の40円、期末配当については従来予想から8円増配の46円とすることとしました。
  • (米国IntraBio社の買収契約締結について):当社は、2026年10月5日に開催された取締役会において、当社の米国グループ会社Shionogi Inc.がIntraBio Inc.(以下、IntraBio社)と買収契約を締結することを決議し、同日付で契約を締結しました。
  • 本取引により、Shionogi Inc.はIntraBio社の発行済株式の全てを取得し、同社を完全子会社とする予定です。
  • IntraBio社は、希少な神経変性疾患および遺伝性神経疾患を対象とした医薬品の研究・開発・販売に特化したバイオ医薬品企業です。
  • 本取引により、当社は、ニーマン・ピック病C型(NPC)および毛細血管拡張性運動失調症(A-T)の治療薬として承認されているAQNEURSA(一般名:レバセチルロイシン)およびその関連化合物について、知的財産権、販売権等を含むグローバルにおける全ての権利を取得する予定です。
  • (国内無担保普通社債の発行):当社は、2026年10月29日開催の取締役会において、国内無担保普通社債の発行について以下のとおり包括決議を行いました。

3.2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)

項目通期
売上収益
売上収益・増減率
営業利益
営業利益・増減率
親会社の所有者に帰属する当期利益
親会社の所有者に帰属する当期利益・増減率
基本的1株当たり当期利益

%表示は、対前期増減率/(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 | :有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年3月期
2027年3月期——
2027年3月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 | :有

業績予想の修正2026年10月29日 13:00開示本文を読む →

資料2026年10月29日 13:00開示本文を読む →

資料2026年10月29日 13:00開示本文を読む →

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)2026-10-29
  2. 2027年3月期 業績予想および年間配当予想の修正(増配)に関するお知らせ2026-10-29
  3. 2026年度 第2四半期(中間期)決算説明資料2026-10-29
  4. 22027年3月期第2四半期(中間期) 決算補足資料2026-10-29