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考察

中間期は減収も営業増益、通期予想と年間配当は据え置き|2027年3月期 中間期短信 ほか1件

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資料基準 2026年10月29日 12:19· 更新 12:19· 第1版

影響

中

減収と利益増の併存

見落としやすい点

コア財務指標は無形資産償却費などを控除する会社独自の定義で、IFRS(フル)ベースとは利益の増益率が異なります。

2027年3月期中間期の連結売上収益はで前年同期比、営業利益はで、親会社の所有者に帰属する中間利益はででした。国内製品商品売上は「フォシーガ錠」の共同販売契約終了や薬価改定などで減る一方、海外製品商品売上とロイヤルティ・その他は増えました。コア営業利益はで前年同期比となり、通期売上収益予想は(前期比)で修正はなく、年間配当予想もに据え置きです。Biohaven社との契約では当社が契約一時金を支払い、当中間期後に無形資産として計上する予定で、通期連結業績への影響は軽微と会社は説明しています。

本業
国内製品商品売上は前年同期比減(減)ので、前年同期にだった「フォシーガ錠」の売上計上終了や薬価改定が影響し、「オプジーボ点滴静注」も競争環境の激化などで減収でした。
お金
当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローはの収入で、前年同期のから減少しました。法人所得税等の支払額はでした。
注意
膀胱がん術前術後補助療法を対象とした「オプジーボ」と化学療法の併用療法の試験と、肝細胞がん術後補助療法を対象とした「オプジーボ」の試験で、いずれも主要評価項目が達成できず開発中止となりました。

次に確かめる点

  1. 次に発表される決算の累計で、国内製品商品売上とロイヤルティ・その他の前年同期比を確認し、減収要因と増収要因の構図が続くかを見る。
  2. 次に発表される決算の累計で、コア営業利益と研究開発費・販売費及び一般管理費を前年同期の累計と比べ、通期予想との整合を確認する。
  3. Biohaven社への契約一時金が当中間期後の連結会計期間に無形資産として計上されたか、次回決算の注記で確認する。

開示(2件)

1.2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

決算短信2026年10月29日 12:00開示本文を読む →

  • 2.配当の状況:(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 | :無
  • [売上収益]:売上収益は、前年同期比246億円(9.6%)減収の2,325億円となりました。
  • <国内製品商品売上>:国内製品商品売上は前年同期比495億円(33.9%)減収の968億円となりました。
  • 薬価改定のマイナス影響や、アストラゼネカ社との「フォシーガ錠」に係る共同販売契約の終了に伴い「フォシーガ錠」の売上計上がなくなった(前年同期:488億円)ことに加え、抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競争環境の激化等により、前年同期比13億円(2.3%)減収の572億円となりました。
  • <海外製品商品売上>:デサイフェラ社が販売する消化管間質腫瘍(GIST)治療剤「キンロック」は、市場浸透の進展などにより前年同期比46億円(25.6%)増収の228億円、腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療剤「ロンビムザ」は、既存患者への継続投与に加えて、欧州を含む販売エリアの拡大などにより前年同期比59億円(215.8%)増収の87億円となりました。
  • <ロイヤルティ・その他>:ロイヤルティ・その他は、ブリストル・マイヤーズスクイブ社などからのロイヤルティ収入が増加したことにより、前年同期比142億円(17.3%)増収の964億円となりました。
  • [コア営業利益]:コア営業利益は、前年同期比36億円(5.1%)増益の736億円となりました。
  • 研究開発費は、前年同期に計上したLigaChem Biosciences社との創薬提携契約に係る費用およびブリストル・マイヤーズスクイブ社への開発一時費用の反動減などにより、前年同期比19億円(2.7%)減少の691億円となりました。
  • 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、「フォシーガ錠」の共同販売契約の終了に伴うコ・プロモーション費用の減少に加え、経費効率化を推進したことなどにより、前年同期比131億円(21.5%)減少の479億円となりました。
  • [コア中間利益](親会社の所有者帰属):コア中間利益(親会社の所有者帰属)は、税引前中間利益の増益に伴い、前年同期比29億円(5.5%)増益の568億円となりました。
  • 非小細胞肺がん:本年8月、「オプジーボ」と化学療法との併用療法について、韓国および台湾で「非小細胞肺がん術前術後補助療法」を効能・効果とした承認を取得しました。
  • 膀胱がん:本年4月、「オプジーボ」と化学療法との併用療法について、「膀胱がん術前術後補助療法」を対象としたフェーズⅢ試験を実施していましたが、主要評価項目が達成できなかったことにより開発を中止しました。
  • 肝細胞がん:本年9月、「オプジーボ」について、「肝細胞がん術後補助療法」を対象としたフェーズⅢ試験を実施していましたが、主要評価項目が達成できなかったことにより開発を中止しました。
  • 本年10月、KIT阻害剤「QINLOCK」について、韓国で「消化管間質腫瘍4次治療」を効能・効果とした承認を取得しました。
  • 本年8月、プロスタグランジン受容体(EP4)拮抗薬「ONO-4578」、「オプジーボ」および化学療法との併用療法について、「胃がん」を対象とした国際共同フェーズⅢ試験を開始しました。
  • 本年10月、プロスタグランジン受容体(EP4)拮抗薬「ONO-4578」、「オプジーボ」及び標準化学療法との併用療法について、「非小細胞肺がん」を対象としたフェーズⅠ試験を実施していましたが、戦略上の理由により開発を中止しました。
  • 本年4月、抗CD47抗体「ONO-7913」と「オプジーボ」との併用療法について、「膵がん」および「結腸・直腸がん」を対象としたフェーズⅠ試験を実施していましたが、戦略上の理由により開発を中止しました。
  • <がん領域以外>:本年9月、電位依存性ナトリウム電流阻害/GABAAイオンチャネル機能増強作用を有する「エキスコプリ」について、日本で「てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)」を効能・効果とした承認を取得しました。
  • 本年8月、S1P5受容体作動薬「ONO-2808」について、「多系統萎縮症」を対象とした国際共同フェーズⅢ試験を開始しました。
  • 本年10月、内因性カンナビノイド制御薬「ONO-1110」について、日本で「うつ病」および「社交不安症」を対象としたフェーズⅡ試験を実施していましたが、有効性が確認できなかったことにより開発を中止しました。
  • (4)今後の見通し:通期の業績につきましては、2026年5月8日に発表いたしました業績予想から変更はございません。
  • (重要な後発事象):当社は、2026年10月8日付で、米国Biohaven社との間で、同社が開発中のIgG分解薬アセット(BHV-1300、BHV-1310およびBHV-1320)について、日本、韓国、台湾およびASEAN諸国における独占的な開発および商業化に関するライセンス契約を締結しました。
  • 本契約に基づき、当社は同社に対し、契約一時金80百万米ドルを支払うとともに、開発の進捗に応じた最大20百万米ドルのマイルストンおよび将来の売上高に応じたロイヤルティを支払います。
  • なお、契約一時金については、2027年3月期第3四半期連結会計期間において無形資産として計上する予定です。
  • また、本契約による2027年3月期連結業績への影響は軽微です。

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年3月期
2027年3月期——
2027年3月期(予想)—

(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 | :無

半期報告書提出予定日
配当支払開始予定日

2.2027年3月期中間会計期間(4月~9月)決算補足資料(連結IFRS)

資料2026年10月29日 12:00開示本文を読む →

表の値は開示本文から取りました。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年3月期中間会計期間(4月~9月)決算補足資料(連結IFRS)2026-10-29
  2. 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)2026-10-29