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考察

不正アクセス対応費用を特別損失計上、2026年10月期の純利益予想を下方修正|特別損失の計上および業績予想の修正 ほか1件

46662026年10月23日

考察

資料基準 2026年10月23日 16:28 · 更新 2026年10月23日 16:28 · 第1版

影響

大

純利益予想の下方修正

見落としやすい点

本人確認書類画像は暗号化して保管されていたため、外部送信の痕跡があっても直ちに画像内容が閲覧可能だったとは限らない一方、将来の復号可能性は完全には否定できない。

期通期の親会社株主に帰属する当期純利益予想は、特別損失の計上により前回予想比の下方修正となり、百万円に改められた。特別損失額は期営業利益のに相当し、売上高・営業利益・経常利益の予想は据え置き、年間配当も当たりの予想から変更はない。損失はからまでの連結会計期間に計上する見込みで、本人確認書類画像データへのアクセスおよび外部送信の痕跡が確認された顧客へのお見舞金と本事案への諸対応費用が対象。

本業
本事案公表直後はモビリティ事業の会員数推移に一定の影響がみられた一方、あたりの売上高は本事案発生前の水準を維持したと会社は説明している。
注意
タイムズカーの本人確認書類画像は会員期間中および退会後保有していたが、会員登録完了後は保有しないルールに変更し、現保有分は末までに削除する方針。

次に確かめる点

  1. 次回発表の期通期決算で、特別損失の計上額と親会社株主に帰属する当期純利益の実績が修正後の通期予想に沿うか。
  2. 次回発表の期通期決算で、モビリティ事業の会員数推移とあたりの売上高への影響がどう推移したか。
  3. 年内公表予定の情報セキュリティ強化策・ガバナンス強化策の内容と実施状況。

開示(2件)

1.特別損失の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

業績予想の修正2026年10月23日 16:00開示本文を読む →

  • 特別損失の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ:当社は、当第4四半期連結会計期間(2026年8月1日~2026年10月31日)に下記の特別損失を計上する見込みとなりました。
  • これに伴い、2026年10月期通期連結業績予想を修正いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
  • 1.特別損失の計上:本日公表の「不正アクセスに関する調査結果および今後の対応に関するお知らせ」のとおり、第三者の不正アクセスによる個人情報の漏えい(以下、本事案)を受け、本事案により暗号化された運転免許証等の本人確認書類画像データへのアクセスおよび外部送信を示す痕跡が確認されたお客様に対するお見舞金および本事案への諸対応費用として、特別損失5,500百万円を計上する見込みです。
  • 3.修正の理由:売上高、営業利益および経常利益につきましては、前回発表予想(2026年6月15日)より変更しておりません。
  • 一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、上記「1.特別損失の計上」に記載のとおり、特別損失5,500百万円を計上する見込みであることから、前回発表予想より下方修正いたしました。
  • なお、2026年10月期の年間配当予想につきましては、2025年12月15日に公表した1株当たり65円の配当予想に変更はありません。
  • また、本事案の公表直後、モビリティ事業において会員数の推移に一定の影響がみられました。
  • 他方、1日あたりの売上高については本事案発生前の水準を維持しております。
  • 今後の利用動向および業績への影響については、引き続き注視してまいります。

2.2026年10月期通期連結業績予想の修正(2025年11月1日~2026年10月31日)

項目売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益
前回発表予想(A)
今回修正予想(B)
増減額(B-A)
増減率
(ご参考)2025年10月期実績

2.不正アクセスに関する調査結果および今後の対応に関するお知らせ

その他2026年10月23日 16:00開示本文を読む →

  • 不正アクセスに関する調査結果および今後の対応に関するお知らせ:2026年9月28日に公表いたしました「連結子会社における不正アクセスの発生および個人情報漏えいに関するお知らせ」のとおり、当社の連結子会社であるタイムズモビリティ株式会社(以下、タイムズモビリティ)が運営するカーシェアリングサービス「タイムズカー」の Web システムにおいて、第三者による不正アクセスが確認され、当社グループの保有する個人情報が外部に漏えいしたこと(以下、本事案)が判明いたしました。
  • 本事案に対して、外部専門機関によるフォレンジック調査を進めておりましたが、この度、フォレンジック調査が完了し報告書を受領いたしました。
  • (1) 発生原因:本事案は Web システムに存在した脆弱性が悪用されたことにより発生したものと判断しております。
  • (2) 漏えいまたは漏えいのおそれが確認された情報および影響範囲:本事案に関連してタイムズクラブ Web システムへの不正アクセスが確認されました。
  • また、当社はこれまで、本人確認書類画像データ約160万件について漏えいのおそれがあるとお知らせしておりました。
  • その後の詳細調査の結果、外部送信の痕跡が確認された本人確認書類画像データは約146万件であることが判明しました。
  • なお、外部送信の痕跡は確認されなかったものの、攻撃者によるアクセスの痕跡が確認された暗号化データが存在することも判明しております。
  • 現時点で確認されている対象件数および対象情報は以下のとおりです。
  • <①に該当するアカウントの「属性・識別情報」の漏えい状況>:※2 2026年9月28日公表の「連結子会社における不正アクセスの発生および個人情報漏えいに関するお知らせ」において、連携サービス ID の漏えいは9件としておりましたが、調査の結果4件であることが判明いたしました。
  • <①に該当するアカウントの「本人確認書類の画像」の漏えい状況>:※3本人確認書類画像データは暗号化した状態で保管していたため、攻撃者によるアクセスや外部送信を示す痕跡が確認された場合であっても、直ちに画像内容が閲覧可能な状態になったことを意味するものではありません。
  • 一方で、外部送信された暗号化データについては、将来的な復号の可能性を完全に否定できるものではありません。
  • C) お見舞金のお支払い:当社は、本事案により暗号化された運転免許証等の本人確認書類画像データへのアクセスおよび外部送信を示す痕跡が確認されたお客様に対し、多大なるご心配とご負担をお掛けしていることを重く受け止め、お見舞いとして3,000円相当の現金または金券をお渡しすることといたしました。
  • A) タイムズカーにおける本人確認書類の画像保有ルールの見直し:当社は、タイムズカーへの会員ご登録時にお客様からご提出いただいた運転免許証等の本人確認書類の画像を、暗号化した状態で会員期間中および退会後7年間保有しておりました。
  • 本事案を受け、本人確認書類の画像保有に伴うリスクおよび管理のあり方を総合的に勘案した結果、運用方法等の変更を行い、会員登録完了後は画像を保有しない社内ルールに変更いたしました。
  • B) 本人確認書類の画像削除について:従来、本人確認書類の画像につきましては、社内ルールで保有不要となったものを削除する他、ご本人様からのご請求に基づき削除しておりました。
  • このたびの社内ルール見直しに伴い、現在当社が保有している本人確認書類の画像データにつきましては、ご本人様からのお申し出の有無にかかわらず、2026年10月末までに削除いたします。
  • (4) 今後の対応:あわせて、当社社外取締役を中心とし、外部専門家を加えた調査委員会にて、本事案にかかる当社グループの内部統制およびガバナンスの観点からの検証を行います。
  • 具体的な情報セキュリティ強化策およびガバナンス強化策については、年内を目処に公表いたします。
  • 4.業績への影響:本事案への諸対応費用等を踏まえ、2026年10月期通期連結業績予想を修正することといたしました。

<1に該当するアカウントの「本人確認書類の画像」の漏えい状況>

4 攻撃者により、暗号化された「本人確認書類の画像」データにアクセスされ、外部送信された痕跡が確認されたもの※3
5 攻撃者により、暗号化された「本人確認書類の画像」データにアクセスされたものの、外部送信された痕跡が確認されなかったもの
計

※3本人確認書類画像データは暗号化した状態で保管していたため、攻撃者によるアクセスや外部送信を示す痕跡が確認された場合であっても、直ちに画像内容が閲覧可能な状態になったことを意味するものではありません。一方で、外部送信された暗号化データにつ

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出典

  1. 不正アクセスに関する調査結果および今後の対応に関するお知らせ2026-10-23
  2. 特別損失の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ2026-10-23