資料基準 2026年11月5日 16:20· 更新 16:20· 第1版
影響
大中間期の大幅増益
見落としやすい点
前年同期の特別利益には投資有価証券売却益が含まれた一方、産業用構造材料の減損注記はを「当中間連結会計期間」とするが、中間損益計算書の当中間期の減損損失欄は「-」であり、特別損益の期間対応を確認する必要がある。
期中間期の連結売上高は(前年同期比)、営業利益は(同)、経常利益は(同)、親会社株主に帰属する中間純利益は(同。会社は増収要因としてスマートフォン及び半導体(PC、AIサーバー向けなど)の需要増と航空機用ハニカムパネルの売上好調を挙げ、売上総利益の増加が販管費の増加を上回って営業増益となり、前年同期の為替差損がなく当中間期に為替差益を計上したことなど、営業外損益の改善も経常増益に寄与した。電子材料は売上高(前年同期比増)、セグメント利益(同増)と伸びた一方、産業用構造材料は売上高(同増)でも、品種構成の変化等によりセグメント利益(同減)。通期業績予想は公表分から変更なく、通期の親会社株主に帰属する当期純利益予想は(前期比)、年間配当予想もで変更はない。
- 本業
- 当中間期は電子材料のセグメント利益が大きく伸びた一方、産業用構造材料は増収でも品種構成の変化等で減益。電気絶縁材料は収益改善効果もあり増益、ディスプレイ材料も売上高とセグメント利益が増加した。
- お金
- 当中間期の営業CFは前年同期から増加し、中間純利益と同じ増加方向だったが、売上債権・棚卸資産の増加が資金を押し下げ、有形固定資産の取得による支出も前年同期から拡大した。前連結会計年度末比で現金及び預金は増え、長期借入金は増えた。
- 注意
- Arisawa Manufacturing America, Inc.の全株式を当中間連結会計期間に取得して連結範囲に加えたため、前年同期との比較には連結範囲の変化が含まれる。
次に確かめる点
- 次回決算(〜を含む累計)で、売上高・営業利益を前年同期の累計と比べ、通期予想の修正有無を確認する。
- 次回決算で産業用構造材料のセグメント利益を前年同期の累計と比べ、品種構成に関する会社説明がどう変わるか確認する。
- 次回決算の営業CFを前年同期の累計と比べ、売上債権・棚卸資産の動きや設備投資支出も見て、上期の利益増加が資金化しているか確かめる。
開示(1件)
1.2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信2026年11月5日 16:00開示本文を読む →
- (1)当中間期の経営成績の概況:当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や設備投資の持ち直しにより、緩やかな回復傾向で推移しました。
- 一方、継続的な物価上昇、為替相場や金利水準の変動に加え、中東情勢や自然災害の影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
- このような状況のもと当社グループの当中間連結会計期間の業績は、主力事業分野である電子材料において、スマートフォン、及び半導体(PC、AIサーバー向けなど)の需要が増加したことに加え、産業用構造材料においても航空機用ハニカムパネルの売上高が好調に推移したことなどから、売上高は329億20百万円(前年同期比24.1%増)となりました。
- 利益面につきましては、営業利益は33億74百万円(同37.5%増)、経常利益は33億99百万円(同57.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は23億13百万円(同48.1%増)となりました。
- (電子材料):フレキシブルプリント配線板用材料、及びプリント配線板用ガラスクロスの売上高が増加したこと等により、売上高は215億93百万円(前年同期比25.4%増)、セグメント利益は売上高が増加したことから、26億97百万円(同60.0%増)となりました。
- (産業用構造材料):航空機用ハニカムパネルの売上高が増加したこと等により、売上高は75億85百万円(同24.7%増)、セグメント利益は品種構成の変化等により、9億91百万円(同18.6%減)となりました。
- (電気絶縁材料):インフラ関連向けの売上高が増加したこと等により、売上高は13億74百万円(同8.7%増)、セグメント利益は売上高が増加したことに加え、収益改善効果もあり、1億53百万円(同65.7%増)となりました。
- (ディスプレイ材料):3D関連材料の売上高が増加したこと等により、売上高は21億89百万円(同21.3%増)、セグメント利益は5億25百万円(同61.8%増)となりました。
- (その他):売上高は1億78百万円(同5.7%増)となりました。
- (2)当中間期の財政状態の概況:当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ77億5百万円増加し、887億45百万円となりました。
- これは主に、現金及び預金が17億3百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が20億85百万円、原材料及び貯蔵品が14億29百万円、有形固定資産が16億88百万円それぞれ増加したことによります。
- 負債合計は、前連結会計年度末に比べ70億84百万円増加し、374億36百万円となりました。
- これは主に、支払手形及び買掛金が19億1百万円、長期借入金が40億56百万円それぞれ増加したことによります。
- 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億21百万円増加し、513億9百万円となりました。
- これは主に、為替換算調整勘定が6億67百万円増加したことによります。
- (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年3月期通期連結業績予想につきましては、2026年8月6日に公表いたしました業績予想に変更はありません。
- (連結範囲の重要な変更に関する注記):当中間連結会計期間において、Arisawa Manufacturing America, Inc.の全株式を取得したため、連結の範囲に含めております。
- (固定資産に係る重要な減損損失):「産業用構造材料」セグメントにおいて、収益性が低下し投資額の回収が見込めなくなった資産について、帳簿価額を備忘価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
- なお、当該減損損失の計上額は、当中間連結会計期間においては1,759千円であります。
(1)連結経営成績(累計)(2027年3月期 第2四半期・中間期)
| 項目 | 2027年3月期中間期 | 2026年3月期中間期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ||
| 売上高・増減率 | ||
| 営業利益 | ||
| 営業利益・増減率 | ||
| 経常利益 | ||
| 経常利益・増減率 | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益・増減率 |
%表示は、対前年中間期増減率
3.2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)
| 項目 | 通期 |
|---|---|
| 売上高 | |
| 売上高・増減率 | |
| 営業利益 | |
| 営業利益・増減率 | |
| 経常利益 | |
| 経常利益・増減率 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益・増減率 | |
| 1株当たり当期純利益 |
%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.配当の状況
| 項目 | 第2四半期末 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | |||
| 2027年3月期 | — | — | |
| 2027年3月期(予想) | — |
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(単位:千円)
| 項目 | 外部顧客への売上高 | セグメント利益 |
|---|---|---|
| 電子材料 | ||
| 産業用構造材料 | ||
| 電気絶縁材料 | ||
| ディスプレイ材料 | ||
| 計 | ||
| その他(注) | ||
| 合計 |
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、関連商品販売、物流関連及びその他事業等を含んでおります。
(2)連結財政状態
| 項目 | 総資産 | 純資産 | 自己資本比率 | 1株当たり純資産 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年3月期中間期 | ||||
| 2026年3月期 |
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
出典
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-11-05
