資料基準 2026年11月5日 16:01· 更新 16:01· 第1版
影響
中売上予想上方修正と利益据え置き
見落としやすい点
売上高予想の引き上げに対し、会社は売上総利益を当初計画水準、営業損益なども修正なしとしています。
当連結累計期間の売上高は(前年同期比増)、売上総利益は(前年同期比増)で、営業損失はと前年同期の営業損失から縮小しました。通期売上高予想はからへ%増額修正した一方、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益の予想と期末配当予想は据え置きです。会社はAIOT事業のスマートメーター向け出荷増や販売価格改定を増収要因に挙げる一方、LSI事業では製造コスト上昇による粗利率悪化を見込み、全社の売上総利益は当初計画水準としています。当連結累計期間のAIOT事業売上高は(前年同期比増)に伸びましたが、親会社株主に帰属する四半期純損失には投資有価証券売却益も計上され、営業活動によるキャッシュ・フローのプラスには仕入債務の増加が寄与しており、本業の利益転換と資金創出の持続性が論点です。
- 本業
- 当連結累計期間のAIOT事業は、前期の営業損失から営業利益に転じました。一方、LSI事業は売上高(前年同期比増)でも営業損失となり、前年同期の営業損失から拡大しています。
- お金
- 当連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローはのプラス(前年同期はのマイナス)でした。売上債権の減少と仕入債務の増加が押し上げ要因で、仕入債務は増加しています。
- 注意
- 当連結累計期間は投資有価証券売却益を計上しており、親会社株主に帰属する四半期純損失を読む際は、売却益を含む点に留意が必要です。
次に確かめる点
- 期の通期決算で、売上高が修正後予想のに届くか、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益が各修正後予想に沿うかを確認します。
- 期の通期決算で、AIOT事業の出荷増とLSI事業の製造コスト上昇の影響が続くか、セグメント別の売上高と営業損益で確かめます。
開示(3件)
決算短信2026年11月5日 15:30開示本文を読む →
- (1)経営成績に関する説明:当第3四半期連結累計期間の売上高は、LSI事業では、国内市場においてはOA機器市場向けがやや低調に推移しましたが、アミューズメント機器市場向けでは需要の回復傾向が見え始め、また海外市場においても中国、米国向け等において順調に推移し、全体として前期比14.6%の増加になりました。
- AIOT事業では、前期第3四半期より量産出荷を本格開始したスマートメーター向け製品の出荷が順調に増加し、また製造コスト増加に伴う販売価格改定の影響もあり、前期比333.5%の大幅な増加となりました。
- これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、58億45百万円(前期比123.7%増)となり、売上総利益は18億72百万円(前期比32.5%増)となりました。
- 販売費および一般管理費については、中期経営戦略「Innovate100」目標の達成に向けた戦略的な研究開発投資(12億29百万円、前期比32.0%増)を積極的に行った結果、販売費および一般管理費全体として、22億24百万円(前期比18.0%増)となりました。
- これらの結果、当第3四半期連結累計期間の営業損失は3億51百万円(前期は営業損失4億70百万円)、減価償却費およびのれん償却費等を考慮しない営業利益(EBITDA※)はマイナス3億6百万円(前期はマイナス4億15百万円)となりました。
- また、助成金収入等を計上したことにより経常損失は2億66百万円(前期は経常損失6億21百万円)、保有する投資有価証券の一部を売却したことによる投資有価証券売却益を1億84百万円計上したこと等により親会社株主に帰属する四半期純損失は1億85百万円(前期は親会社株主に帰属する四半期純損失5億29百万円)となりました。
- (LSI事業):産業機器市場向けビジネスは、LSI事業の売上全体の75%を占めております。
- OA機器市場向けはやや低調に推移いたしましたが、アミューズメント機器市場向けにおいては顧客の在庫調整等の影響が解消され始め、産業機器市場向け全体としては前期比23.7%の増加となりました。
- 民生機器市場向けビジネスは、LSI事業の売上全体の10%を占めております。
- 次世代高速インターフェース標準技術「V-by-One®HS plus Standard」の提供は順調に進行しておりますが、民生機器市場向け全体としては前期比7.2%の減少となりました。
- これらの結果、LSI事業全体の売上高は19億69百万円(前期比14.6%増)、売上総利益は12億46百万円(前期比6.0%増)となりました。
- 当第3四半期連結累計期間においては、中期経営戦略「Innovate100」目標の達成に向けた戦略的な研究開発および次期中期経営戦略を含む中長期的な成長に向けた新規技術開発等を積極的に実施しました。
- 今後、次世代通信規格であるPCI Express6.0に対応した光半導体チップセットを2027年に、そしてPCI Express7.0に対応した光半導体チップセットを2028年にそれぞれ量産出荷する計画で開発を加速して参ります。
- なお、これらの製品の開発は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の助成事業の支援を受けて進めております。
- これらの結果、LSI事業の当第3四半期連結累計期間における営業損失は6億46百万円(前期は営業損失4億3百万円)、EBITDAはマイナス6億5百万円(前期はマイナス3億51百万円)となりました。
- (AIOT事業):当第3四半期連結累計期間のAIOT事業の売上高は、前期第3四半期より量産出荷を本格開始したスマートメーター向け製品の出荷が順調に増加し、また製造コストの増加に伴い製品販売価格を改定したこと等の影響により通信モジュール製品売上が前期比で426.4%増と大幅に増加したこと等により、前期比で333.5%の大幅な増加となりました。
- これらの結果、AIOT事業の売上高は38億76百万円(前期比333.5%増)、売上総利益は6億26百万円(前期比162.7%増)となりました。
- 当第3四半期連結累計期間においては、AI・IoTを活用する新ニーズの拡大による新しいアプリケーション市場の拡大を見据えたソリューションの開発に取り組み、エッジAI処理用モジュール製品の開発、音声通話機能付きゲートウェイ新製品の開発、スマートIoTルーターの開発、スマート枕の開発等を行い、全体として研究開発費30百万円を計上いたしました。
- これらの結果、AIOT事業の当第3四半期連結累計期間における営業利益は2億95百万円(前期は営業損失67百万円)、EBITDAは2億99百万円(前期はマイナス64百万円)となりました。
- (キャッシュ・フローの状況):当第3四半期連結累計期間における、営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、税金等調整前四半期純損失を77百万円計上し、棚卸資産が1億56百万円増加した一方、売上債権が2億66百万円減少したことおよび仕入債務が9億62百万円増加したことにより8億87百万円のプラスとなりました。
- 投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、投資有価証券の取得による支出75百万円があった一方、投資有価証券の売却2億98百万円等により1億74百万円のプラスとなりました。
- (前年同期は2億1百万円のプラス)
- 財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、配当金の支払1億57百万円等により1億12百万円のマイナスとなりました。
- (前年同期は1億66百万円のマイナス)
- これらの結果により、現金及び現金同等物は全体として9億42百万円増加して当第3四半期連結会計期間末残高は73億97百万円となりました。
(1)連結経営成績(累計)(2026年12月期 第3四半期・2026年1〜9月)
| 項目 | 2026年12月期第3四半期 | 2025年12月期第3四半期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ||
| 売上高・増減率 | ||
| 営業利益 | ||
| 経常利益 | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 |
%表示は、対前年同四半期増減率/(注)包括利益
3.2026年12月期の連結業績予想(2026年1月1日~2026年12月31日)
| 項目 | 通期 |
|---|---|
| 売上高 | |
| 売上高・増減率 | |
| 営業利益 | |
| 経常利益 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | |
| 1株当たり当期純利益 |
%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
2.配当の状況
| 項目 | 第2四半期末 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月期 | |||
| 2026年12月期 | — | — | |
| 2026年12月期(予想) | — |
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
報告セグメント
| 項目 | LSI事業 | AIOT事業 | 合計 | 四半期連結損益計算書計上額 |
|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | ||||
| セグメント利益又は損失(△) |
(2)連結財政状態
| 項目 | 総資産 | 純資産 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|
| 2026年12月期第3四半期 | |||
| 2025年12月期 |
| 項目 | 1株当たり四半期純利益 |
|---|---|
| 2026年12月期第3四半期 | |
| 2025年12月期第3四半期 |
(四半期連結損益計算書)
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間(自2025年1月1日至2025年9月30日) | 当第3四半期連結累計期間(自2026年1月1日至2026年9月30日) |
|---|---|---|
| 補助金収入 | — |
業績予想の修正2026年11月5日 15:30開示本文を読む →
資料2026年11月5日 15:30開示本文を読む →
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
出典
- 業績予想の修正に関するお知らせ2026-11-05
- 2026年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-11-05
- 2026年12月期第3四半期決算説明資料2026-11-05
