資料基準 2026年10月28日 16:03· 更新 16:03· 第1版
影響
大当期純利益予想を下方修正
見落としやすい点
退職給付に係る数理計算上の差異の費用処理年数をからへ変更したことで、中間期の営業利益、経常利益、税金等調整前中間純利益はそれぞれ増加している。
直近の第四半期累計の営業利益はで前年同期比、続く(~)の累計は、売上高(前年同期比)、営業利益()、経常利益()、親会社株主に帰属する中間純利益()だった。通期予想は前回予想比、売上高を増、営業利益を増に引き上げる一方、経常利益は、親会社株主に帰属する当期純利益はとなり、両利益を下方修正した。年間配当予想はで、前期実績のから減る一方、直近予想からの修正はない。中間期の売上総利益はからへ減少し、販売費及び一般管理費はからへ増加した。会社は原材料価格や円安による部材の国内調達価格、エネルギー価格、物流費、人件費の上昇を利益の押し下げ要因に挙げ、中間期には為替差損を計上した。会社は自動車市場の日系顧客向けADAS製品や、AI半導体・データセンター向け投資を背景とする産機・インフラ市場の需要拡大を見込み、売価適正化やコストダウン、開発費回収も営業利益予想の引き上げ要因に挙げる一方、下半期の為替前提をとしている。
- 本業
- 前年中間期から当中間期にかけて、コネクタ事業は売上高がからへ増える一方、セグメント利益はからへ減少し、航機事業のセグメント利益はからへ増加した。
- お金
- 営業活動によるキャッシュ・フローは当中間期にのプラス(前年同期はのプラス)で、現金及び現金同等物は前連結会計年度末から減少し、当中間期末にとなった。
- 注意
- 当中間期の経常利益には為替差損が影響しており、会社は上期で発生した為替差損などによる営業外費用の増加を通期の経常利益・当期純利益予想を下げる理由に挙げている。
次に確かめる点
- 次の第四半期決算(~の単独)で、修正後の通期予想を維持するか、再修正するかを確認する。
- 同決算で、自動車・産機・インフラ市場の需要に加え、売価適正化、コストダウン、開発費回収が営業利益にどう表れるかを確認する。
- 同決算で、下半期の為替前提に対する為替差損益と、経常利益への影響を確認する。
開示(2件)
1.2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信2026年10月28日 15:30開示本文を読む →
- (1)経営成績に関する説明:産機・インフラ市場では半導体製造装置向けなどで、AI関連需要に起因する回復がさらに進みました。
- また、航空・宇宙市場でも需要が引き続き堅調に推移しました。
- このような状況のもと当社グループは、主力のコネクタ事業を中心に、売価の適正化及びグローバルマーケティングと新製品開発のスピードアップによる受注・売上の拡大を図るとともに、内製化の推進による工場稼働率改善、省資源化、設備効率化によるコストダウンなど、経営全般にわたる効率化を推進し、業績向上に努めました。
- この結果、当中間連結会計期間の売上高は、1,235億64百万円(前年同期比112%)となり、前年同期を上回りましたが、利益面においては、金、銅などの主要原材料価格及び円安による部材の国内調達価格の上昇に加え、エネルギー価格や物流費の上昇、さらには人件費などのコスト増加の影響により、営業利益32億79百万円(前年同期比69%)、経常利益は、為替変動の影響を受け為替差損を計上したことにより、21億81百万円(前年同期比46%)、親会社株主に帰属する中間純利益13億90百万円(前年同期比45%)となりました。
- ①資産、負債及び純資産の状況:当中間連結会計期間末の総資産は、設備投資資金及び配当金の支払い、借入金の返済などによる現金及び預金の減少はありましたが、売上債権及び棚卸資産の増加などから、前連結会計年度末に比べ12億63百万円増加の2,334億6百万円となりました。
- 純資産は、主として親会社株主に帰属する中間純利益の計上があったものの、配当金の支払いや円高による為替換算調整勘定の減少などにより、前連結会計年度末に比べ10億92百万円減少の1,432億70百万円となりました。
- ②キャッシュ・フローの状況:当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加があったものの、税金等調整前中間純利益及び減価償却費の計上や仕入債務の増加などにより、65億93百万円のプラス(前年同期は115億86百万円のプラス)となりました。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは、主として新製品生産用設備を中心とした有形固定資産取得による支出などから、126億12百万円のマイナス(前年同期は116億26百万円のマイナス)となりました。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済及び配当金の支払いにより、42億23百万円のマイナス(前年同期は50億70百万円のマイナス)となりました。
- この結果、現金及び現金同等物の当中間期末残高は、前連結会計年度末に比べ107億53百万円減少の377億46百万円となりました。
- (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年3月期の通期連結業績予想につきましては、当中間連結会計期間の業績などを踏まえ、2026年4月24日に公表しました予想を修正しております。
- 詳細につきましては、本日(2026年10月28日)公表の「2027年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
- (退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数の変更):当社は、退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異の費用処理年数について、従来、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)で費用処理しておりましたが、平均残存勤務期間がこれを下回ったため、当中間連結会計期間より費用処理年数を12年に変更しております。
- この変更により、当中間連結会計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前中間純利益は、それぞれ66百万円増加しております。
- 2.報告セグメントの変更等に関する事項:当社は、開示セグメントである「コネクタ事業」、「インターフェース・ソリューション事業」、「航機事業」の3事業を中心に事業を展開してまいりましたが、当中間連結会計期間より、経営資源を集約して効率性を高めるとともにシナジーを最大化し、事業の再成長及び収益力の改善を図るために、インターフェース・ソリューション事業をコネクタ事業へ統合した報告セグメントへ変更することといたしました。
- なお、前中間連結会計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントに組み替えております。
(1)連結経営成績(累計)(2027年3月期 第2四半期・中間期)
| 項目 | 2027年3月期中間期 | 2026年3月期中間期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ||
| 売上高・増減率 | ||
| 営業利益 | ||
| 営業利益・増減率 | ||
| 経常利益 | ||
| 経常利益・増減率 | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | ||
| 親会社株主に帰属する中間純利益・増減率 |
%表示は、対前年中間期増減率
3.2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)
| 項目 | 通期 |
|---|---|
| 売上高 | |
| 売上高・増減率 | |
| 営業利益 | |
| 営業利益・増減率 | |
| 経常利益 | |
| 経常利益・増減率 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益・増減率 | |
| 1株当たり当期純利益 |
%表示は、対前期増減率/(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
2.配当の状況
| 項目 | 第2四半期末 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | |||
| 2027年3月期 | — | — | |
| 2027年3月期(予想) | — |
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
報告セグメント
| 項目 | コネクタ事業 | 航機事業 | その他(注)2 | 合計 | 中間連結損益計算書計上額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 携帯機器 | — | — | |||
| 自動車 | — | ||||
| 産機・インフラ | — | ||||
| 航空・宇宙 | — | ||||
| その他 | — | ||||
| 顧客との契約から生じる収益 | |||||
| 計 | |||||
| セグメント利益 (注)1 |
(注)
2.2027年3月期 第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
業績予想の修正2026年10月28日 15:30開示本文を読む →
- 2027年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ:2026年4月24日に公表しました2027年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。
- また、当該実績値および直近の業績動向を踏まえ、2026年4月24日に公表しました通期連結業績予想についても修正しましたので、お知らせいたします。
- 3.差異および業績予想修正の理由:第2四半期(中間期)の連結業績につきましては、スマートフォン向けなど、一部携帯機器向け需要に弱さがみられたものの、期後半にかけて自動車、産機・インフラ市場を中心とした堅調な需要が牽引したことで、売上高は概ね計画に沿って推移しました。
- 一方、利益面では、第1四半期において一部市場の需要が想定を下回って推移したことに加え、銅などの原材料価格の一段の高騰や、人件費などのコスト上昇が利益を押し下げました。
- さらに為替変動の影響を受け為替差損を計上したことにより、前回発表予想を下回る結果となりました。
- 通期の連結業績予想につきましては、自動車市場での日系顧客向け ADAS 製品の需要拡大や、活発なAI 半導体及びデータセンター向け投資を背景に、産機・インフラ市場での更なる需要拡大が見込まれることなどから、売上高は前回予想を上回る見通しです。
- 利益面においては、期前半からのコスト増要因は継続するものの、営業利益は売上高の増加に加え、売価適正化やコストダウン、開発費回収を見込んでいることから、前回予想を上回る見通しですが、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、上期で発生した為替差損などによる営業外費用の増加を見込むため、前回予想を下回る見通しです。
- 現在、中期経営計画に沿って推進しているポートフォリオ変革や事業基盤強化の取り組みを加速し、収益性の改善と売上拡大につなげてまいります。
- なお、見通しの前提となる下半期の為替レートは、1米ドル155円としております。
| 項目 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する中間純利益 | 1株当たり中間純利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前回発表予想 (A) | |||||
| 今回実績値 (B) | |||||
| 増減額 (B-A) | — | ||||
| 増減率 | — | ||||
| (ご参考)前期 第2四半期実績 |
2.2027年3月期通期連結業績予想の修正(2026年4月1日~2027年3月31日)
| 項目 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1株当たり当期純利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前回発表予想 (A) | |||||
| 今回修正予想 (B) | |||||
| 増減額 (B-A) | — | ||||
| 増減率 | — | ||||
| (ご参考)前期実績 |
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
