利用規約・特定商取引法表記を2026年12月1日に改定します。 改定後の内容を見る

考察

増収も原材料費高で営業減益、通期予想は据え置き|2026年12月期 第3四半期短信

7963

資料基準 2026年11月6日 15:41· 更新 15:41· 第1版

影響

中

増収下の利益減少

見落としやすい点

開示された損益は累計で、直近の四半期単独の売上高・営業利益は示されていないため、累計増収を直近の四半期の勢いと同一視できません。

からまでの連結累計は、売上高(前年同期比)、営業利益(同)、親会社株主に帰属する四半期純利益(同。売上総利益は前年同期累計のから当期累計のへ増えた一方、販売費及び一般管理費もからへ増加し、会社は原材料費等のコスト高騰が続いたと説明しています。マスク関連事業の売上堅調が環境関連事業の減収分をカバーした一方、「KOACH」は大型機種が前年同期を下回り、会社は通期予想を据え置きました。期通期の計画は売上高(前期比)、営業利益(前期比)です。

本業
マスク関連事業の売上高は前年同四半期比増、環境関連事業は前年同四半期比減で、全体の増収はマスク関連事業が牽引しました。
お金
当連結会計期間末の現金及び預金はで、前連結会計年度末のから増加しました。四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。
注意
前期の期末配当には普通配当に加えて特別配当が含まれており、今期の配当予想との比較では特別配当の有無を分けて見る必要があります。

次に確かめる点

  1. 期通期決算で、通期売上高計画・営業利益計画に対する着地と、予想修正の有無を確認する。
  2. 期通期決算で、環境関連事業の大型機種の納入実績と、来期納入分を含む大型案件の状況を確認する。
  3. 次回の配当関連開示で、今期の期末配当予想の確定状況と支払開始予定日を確認する。

開示(1件)

1.2026年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年11月6日 15:00開示本文を読む →

  • 2.配当の状況:(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
  • 2.2025年12月期期末配当金の内訳普通配当35円00銭特別配当15円00銭
  • (1)経営成績に関する説明:こうした経済環境のもと、当社グループの業績につきましては、マスク関連事業の売上が堅調に推移したことで環境関連事業の減収分をカバーし、売上高は77億27百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。
  • 利益につきましては、原材料費等のコスト高騰が続いており、営業利益4億97百万円(同9.1%減)、経常利益4億79百万円(同6.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億3百万円(同16.7%減)となりました。
  • (マスク関連事業):産業用マスクは、製造業の生産活動が回復基調になったことに加え、インフラ整備を中心とした建設業の底堅い需要を背景に、売上高は堅調に推移いたしました。
  • 官公庁向けマスクは、引き続き堅調に推移しており、通期においても前期の売上を上回る見通しです。
  • 以上の結果、当事業全体の売上高は65億40百万円(前年同四半期比6.5%増)となりました。
  • 新製品展開につきましては、介護現場などの臭い対策用として開発した防臭マスク「エミメイク」の販売を開始したほか、全面形電動ファン付き呼吸用保護具「BL-711シリーズ」において、アスベスト撤去作業等の騒音環境下でも円滑な意思疎通を可能にするスピーカー音量モードの切替機能を搭載したモデル「BL-711 Plus」を市場投入し高い関心を集めております。
  • (環境関連事業):オープンクリーンシステム「KOACH」につきましては、中・小型機種の納入は前年同期並みを維持したものの、大型機種が前年同期を下回ったことから、売上高は8億90百万円(前年同四半期比19.3%減)となりました。
  • 一方、先端半導体の需要拡大や製造プロセスの微細化を背景に「KOACH」の引き合いは堅調に推移しており、大型案件につきましても来期納入分を含めて前年同期を上回る水準となっております。
  • (資産):当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、217億90百万円(前連結会計年度末224億43百万円)となり6億52百万円減少いたしました。
  • これは主に、流動資産が棚卸資産の増加があったものの、受取手形及び売掛金の減少等により3億83百万円減少したことと、固定資産が役員に対する保険積立金の減少等により2億69百万円減少したこと等によるものです。
  • (負債):当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、79億30百万円(前連結会計年度末86億46百万円)となり7億15百万円減少いたしました。
  • これは主に、流動負債が未払法人税等の減少等により5億円減少したことと、固定負債が役員退職慰労引当金、長期借入金の減少等により2億15百万円減少したこと等によるものです。
  • (純資産):当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、138億60百万円(前連結会計年度末137億97百万円)となり、自己資本比率は63.6%(前連結会計年度末61.5%)となりました。
  • (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:当第3四半期連結累計期間における連結業績は上記の通りであり、2026年2月10日付で発表いたしました連結業績予想に変更はございません。
  • (四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記):当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。

(1)連結経営成績(累計)(2026年12月期 第3四半期・2026年1〜9月)

項目2026年12月期第3四半期2025年12月期第3四半期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益・増減率

%表示は、対前年同四半期増減率

3.2026年12月期の連結業績予想(2026年1月1日~2026年12月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2025年12月期
2026年12月期——
2026年12月期(予想)—

(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
マスク関連事業
環境関連事業
その他事業(注)1
合計
調整額(注)2—
四半期連結損益計算書計上額(注)3

(注)1.「その他事業」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2026年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-11-06