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考察

中間期の増収増益を受け、通期業績予想を上方修正|2027年3月期 中間期短信

9110

資料基準 2026年10月30日 14:47· 更新 14:47· 第1版

影響

大

通期営業利益予想の上方修正

見落としやすい点

期の無配予定は今回新たに示されたものではなく、前回公表済みの配当予想の再掲です。

期中間期の連結業績は、売上高(前年同期比)、営業利益(前年同期比)、経常利益(前年同期比)、親会社株主に帰属する中間純利益(前年同期比でした。NSユナイテッド海運株式会社は期通期の連結業績予想を上方修正し、営業利益を前回予想のから(前回予想比)へ、親会社株主に帰属する当期純利益をから(同)へ引き上げました。外航海運事業は増収増益、内航海運事業は増収減益で、NSユナイテッド海運株式会社は内航海運事業について、燃料油価格上昇分の運賃への反映等により増収となった一方、燃料費の増加を十分に補うには至らなかったと説明しています。第四半期以降の市況を支える要因と船腹供給などのリスクに加え、第四半期の市況軟化の可能性も示されており、通期予想の前提となる市況の推移が焦点です。

本業
当中間連結会計期間の売上総利益は前中間連結会計期間のからへ増え、一般管理費はからに増加した一方、営業利益はからへ増加しました。
お金
当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローはで、前中間連結会計期間のを下回りました。
注意
前中間連結会計期間には固定資産売却益が計上されたのに対し、当中間連結会計期間はで、純利益の前年同期比較には特別利益の差が含まれます。

次に確かめる点

  1. 次に発表される期第四半期決算(〜)の業績で、上方修正後の通期営業利益予想に対する進捗と、外航・内航海運事業の利益を確認する。
  2. 第・第四半期の燃料油価格が会社前提のに対してどう推移し、内航海運事業の燃料費増や運賃への反映にどう表れたかを、次回決算の説明で確認する。
  3. 第四半期以降のドライバルク市況や船腹供給、地政学リスクの変化が、NSユナイテッド海運株式会社の業績見通しにどう反映されたかを、次回決算の説明で確かめる。

開示(1件)

1.2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信2026年10月30日 14:30開示本文を読む →

  • (決算補足説明資料の入手方法):決算補足説明資料は、2026年10月30日(金)に当社ウェブサイトに掲載致します。
  • ※全油種平均:当中間連結会計期間(2026年4月1日から2026年9月30日までの6ヶ月間)の当社グループの売上高は1,371億10百万円(前年同期比255億81百万円増)、営業利益は177億6百万円(前年同期比84億66百万円増)、経常利益は170億73百万円(前年同期比85億90百万円増)、親会社株主に帰属する中間純利益は144億67百万円(前年同期比34億20百万円増)となりました。
  • ケープ型撒積船(18万重量トン型)は、ブラジル積み鉄鉱石及び西アフリカ積みボーキサイトの輸送需要が堅調に推移したことに加えて、ギニア・シマンドゥ鉄鉱石の出荷拡大に伴い輸送距離が伸長したことで、船腹需給が引き締まり、市況は前年同期を上回る水準で推移しました。
  • パナマックス型以下の中小型撒積船(2~8万重量トン型)につきましては、中東情勢を背景としたエネルギー供給の制約や価格上昇を受け、一部地域で代替燃料として石炭火力発電向けの一般炭需要が増加したことに加え、南米発を中心とした穀物の長距離輸送やマイナーバルクの輸送需要が市況を下支えし、市況は前年同期を上回る水準となりました。
  • VLGC(大型LPG運搬船)につきましては、ホルムズ海峡の通航制約により中東積み貨物が減少した一方で、中東以外からの調達増加に伴う輸送距離の伸長が船腹需給を引き締め、市況は非常に高い水準で推移しました。
  • また、前年同期と比べて円安が進行したことも、収益の押し上げに寄与しました。
  • 以上の結果、外航海運事業の業績は前年同期比で増収増益となりました。
  • 液体貨物につきましては、LNG輸送は大阪湾・瀬戸内エリアにおけるLNGバンカリング船の竣工により輸送量は前年同期比で増加したものの、LPG輸送は減少しました。
  • このような状況下、燃料油価格上昇分の運賃への反映等により増収となった一方、燃料費の増加を十分に補うには至らず、内航海運事業の業績は前年同期比で増収減益となりました。
  • (2)当中間期の財政状態の概況:当中間連結会計期間末における総資産は3,031億54百万円となり、前連結会計年度末比67億94百万円の増加となりました。
  • 純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純利益の計上と配当金支払いの差引による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ105億45百万円増加し、1,977億45百万円となりました。
  • ※全油種平均:第3四半期以降のドライバルク市況につきまして、世界の鉄鉱石、石炭、ボーキサイト、穀物及びマイナーバルクの輸送需要は総じて底堅く推移し、市況を下支えするものと予想しております。
  • 一方で、中国の粗鋼生産の動向、新造船の竣工増加に伴う船腹供給の拡大懸念、米国の通商政策及び地政学的リスク等が海運市況に影響を及ぼす可能性があります。
  • また、第4四半期には季節的な荷動きの変動により、市況が軟化する可能性があることから、これらの動向を引き続き注視してまいります。
  • 当中間連結会計期間の業績及び第3四半期以降の当社グループを取り巻く事業環境を踏まえ、2026年7月31日付けで公表した2027年3月期通期の連結業績予想を上記の通り修正いたします。
  • 第3四半期以降の前提条件につきましては、対米ドル円換算率を155.00円、燃料油価格は全油種平均をトン当たり800ドルと予想しております。
  • なお、配当予想につきましては、2026年7月31日付けで公表した「2027年3月期の配当予想の修正(無配)に関するお知らせ」の通り、2027年3月期は無配を予定しております。

(1)連結経営成績(累計)(2027年3月期 第2四半期・中間期)

項目2027年3月期中間期2026年3月期中間期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する中間純利益
親会社株主に帰属する中間純利益・増減率

%表示は、対前年中間期増減率

3.2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)

項目通期
売上高
売上高・増減率
営業利益
営業利益・増減率
経常利益
経常利益・増減率
親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益・増減率
1株当たり当期純利益

%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

2.配当の状況

項目第2四半期末期末合計
2026年3月期
2027年3月期——
2027年3月期(予想)—

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

報告セグメント

項目外部顧客への売上高セグメント利益
外航海運事業
内航海運事業
計
その他(注1)—
合計
調整額(注2)—
中間連結損益計算書計上額(注3)

(注)1.「その他」の区分には、情報サービス業等を含んでおります。

表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。

開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。

出典

  1. 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-30