資料基準 2026年11月6日 13:30· 更新 13:30· 第1版
影響
中営業減益と後半偏重の計画
見落としやすい点
会社は業績拡大を期末の四半期に見込む一方、コーアイセイ株式会社の蔵王第二工場はに稼働開始予定としており、工場の稼働時期と計画上の業績拡大時期を分けて追う必要がある。
当四半期連結累計期間の売上高はで前年同期比、営業利益はで、経常利益はで、四半期純利益はでとなった。売上総利益率はからに低下し、販管費率はからに上昇しており、粗利率の低下と販管費負担の増加が営業減益に表れている。通期予想は据え置かれ、通期予想に対する累計実績の進捗率は売上高、営業利益。会社は工場稼働などを踏まえ、期末の四半期に売上・利益が拡大する計画と説明している。自己資本比率は前連結会計年度末のから当四半期末のへ上昇した。
- 本業
- 原薬販売事業は売上高で前年同期比減、セグメント利益で減。医薬品製造販売事業は売上高で減、セグメント利益で減となった。
- お金
- 短期借入金は前連結会計年度末から増加したと会社が説明している。
- 注意
- 補足資料は為替の影響が営業外で約の利益押し上げになったと説明している。当四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
次に確かめる点
- 次の累計決算で、売上高と営業利益の前年同期比、通期予想に対する進捗がどう推移するかを確認する。
- 蔵王第二工場のの稼働開始状況を、該当月を含む累計決算で確認する。
- 今期の通期決算で、会社が計画する期末の四半期の売上・利益拡大が実績に表れるかを確認する。
開示(2件)
1.2027年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信2026年11月6日 13:00開示本文を読む →
- (1)経営成績に関する説明:医薬品製造販売事業では、医療機関からの需要が高い主力製品の安定供給に向けて、蔵王第二工場の2027年3月稼働を目指し、準備を進めております。
- この稼働により、医療現場からのニーズの高いプレフィルドシリンジ製剤の増産と、検討を進めている新規受託案件を獲得することで、さらなる事業拡大の実現に向けて取り組んでまいります。
- このような状況の下、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,771百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益1,113百万円(前年同期比17.7%減)、経常利益1,142百万円(前年同期比14.8%減)、法人税等の合計額364百万円を差し引いた結果、親会社株主に帰属する四半期純利益777百万円(前年同期比12.8%減)となりました。
- 原薬販売事業:原薬販売事業におきましては、「中枢神経系用薬」「その他の代謝性医薬品」等の原薬販売は増加しましたが、「循環器官用」「感覚器官用」等の原薬販売が減少し、当第1四半期連結累計期間の売上高は、3,952百万円(前年同期比2.1%減)、セグメント利益は726百万円(前年同期比13.6%減)となりました。
- なお、売上高には、セグメント間の内部売上高264百万円を含んでおります。
- 医薬品製造販売事業:医薬品製造販売事業におきましては、プレフィルドシリンジ製剤は増加しましたが、主力製品の錠剤が減少し、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,082百万円(前年同期比6.8%減)、セグメント利益は374百万円(前年同期比31.7%減)となりました。
- なお、当期におきましては、コーアイセイ株式会社の蔵王第二工場が2027年3月に稼働を開始すること等から、売上及び利益が第4四半期連結会計期間に拡大する計画となっており、当第1四半期における進捗は概ね想定通りに推移しております。
- (2)財政状態に関する説明:総資産は39,082百万円となり、前連結会計年度末に比べ449百万円減少いたしました。
- これは主に、商品及び製品の増加281百万円、建設仮勘定の増加262百万円、原材料及び貯蔵品の増加122百万円、仕掛品の増加41百万円等があった一方で、受取手形及び売掛金の減少573百万円、電子記録債権の減少423百万円、投資有価証券の減少65百万円等があったことによるものであります。
- 負債は7,957百万円となり、前連結会計年度末に比べ394百万円減少いたしました。
- これは主に、短期借入金の増加1,230百万円、支払手形及び買掛金の増加363百万円、賞与引当金の増加86百万円、電子記録債務の増加32百万円等があった一方で、設備関係未払金の減少1,294百万円、未払法人税等の減少519百万円、その他流動負債の減少199百万円、長期借入金の減少41百万円等があったことによるものであります。
- 純資産は31,125百万円となり、前連結会計年度末と比べ55百万円減少いたしました。
- これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益777百万円の計上による増加があった一方で、配当金支払による減少758百万円があったことによるものであります。
- これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末より0.7ポイント増加し、79.6%となっております。
- (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:2027年6月期の連結業績予想につきましては、2026年8月7日に公表いたしました予想数値に変更はありません。
- (四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記):当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
(1)連結経営成績(累計)(2027年6月期 第1四半期・2026年7〜9月)
| 項目 | 2027年6月期第1四半期 | 2026年6月期第1四半期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ||
| 売上高・増減率 | ||
| 営業利益 | ||
| 営業利益・増減率 | ||
| 経常利益 | ||
| 経常利益・増減率 | ||
| 四半期純利益 | ||
| 四半期純利益・増減率 |
%表示は、対前年同四半期増減率
3.2027年6月期の連結業績予想(2026年7月1日~2027年6月30日)
| 項目 | 通期 |
|---|---|
| 売上高 | |
| 売上高・増減率 | |
| 営業利益 | |
| 営業利益・増減率 | |
| 経常利益 | |
| 経常利益・増減率 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | |
| 親会社株主に帰属する当期純利益・増減率 | |
| 1株当たり当期純利益 |
%表示は、対前期増減率/(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.配当の状況
| 項目 | 第2四半期末 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月期 | |||
| 2027年6月期(予想) |
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
売上高
| 項目 | 外部顧客への売上高 | セグメント利益 |
|---|---|---|
| 原薬販売事業 | ||
| 医薬品製造販売事業 | ||
| 計 | ||
| 調整額(注)1 | — | |
| 四半期連結損益計算書計上額(注)2 |
(注)1.セグメント利益の調整額11,911千円は、セグメント間取引の消去及び全社費用であります。
2.2027年6月期 第1四半期 決算補足資料
資料2026年11月6日 13:00開示本文を読む →
- 連結営業利益:連結での売上原価率は前年同期比+1.6p(67.7%→69.3%)、販管費率が+1.8p(9.6%→11.4%)といずれも上昇したことから、連結営業利益は前年同期比△17.7%の1,113百万円となった。
- 顧客のシェア拡大に向けた製造拡大や、今後上市が見込まれる新規品目の取引増加などによる増収要因はあったものの、一部のサプライヤーの製造中止に伴う販売終了や、顧客の購入タイミングの影響により、売上高は前年同期比△2.1%の3,952百万円と前年並みの進捗となった。
- 粗利率の高い品目の減少等の売上構成の変化に伴う売上総利益の減少と、税制改正の影響による租税公課や人件費などの販管費の増加により、営業利益は前年同期比△13.6%の726百万円となった。
表の値は開示本文から取り、金額は億円などに直しています。
開示本文をもとに AI が作成した記事です。数字は開示本文と決算データから入れています。数字に押すと出どころが出ます。
出典
- 2027年6月期 第1四半期 決算補足資料2026-11-06
- 2027年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-11-06
